井口喜雄

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    2016年4月27日
    注目の日米金融政策!黒田バズーカは如何に?[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 日銀の政策決定会合に対する期待感が米ドル/円をサポートして一時111.80円まで水準を切り上げました。戻り売りも散見し現在は111円前後で落ち着いています。 上昇のきっかけは、ブルームバーグ関係者の観測記事で「日銀がマイナス金利拡大とあわせ、金融機関向けの貸し出しにもマイナス金利適用を検討している」と報じたニュースです。観測記事でここまでの上昇は個人的にはあまり腑に落ちていないのですが、相場のことは相場に訊けとの格言があるように、売り目線は一旦解消して今後の展開を考えたいと思います。 注目の日米金融政策 さて、週末にかけての焦点は日米の金融政策になります。 まず、今夜のFOMCは6月利上げに対して声明文でタカ派よりかハト派よりかで値動きが決まります。内容は前回と同様に「世界の経済を引き続き注視する」「米経済指標を鑑みて利上げを決断する」といったどちらともとれるバランスのとれた声明文が予想され、大きな方向感はないとみています。 ただし、FOMCで6月の利上げが既定路線になっているのであればタカ派に含み…
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    2016年4月20日
    ドル円上昇余地を見極める![井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 米ドル/円、今後の展開は? 米ドル/円は週明けのオープンで一時107.83円まで売り込まれたものの、その後は原油価格が40ドル台で安定し、株高を背景にリスクオンの地合いとなったほか、ハト派で知られるNY連銀のダドリー総裁が、タカ派発言をするなど米利上げ観測も再燃し、米ドル/円は109円台まで回復しております。 米ドル/円は今年に入り、約14円下落しており、下落のスピードを考えると、この下げ渋りに関してはテクニカル的な調整と捉えることができます。引続き調整が入る可能性もあり、上値警戒姿勢を幾分強めておく必要はありますが、実際のファンダメンタルをみる限り、弱気スタンスは継続するべきと考えます。 原油価格は根本的な供給過剰状態が解消されていないため、今の水準40ドル台をさらに上抜けるにはやや材料不足です。逆にいつ原油の反落が起きてもおかしくない状況なだけにダウンサイドリスクに警戒する必要があります。また、米当局者から円高容認発言が散見しているなか、日銀の介入実施のハードルはかなり高くなっていることも引き続…
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    2016年4月19日
    ストレスなくFXを続けるための私なりの工夫です[木里ゆう]
    通貨ペアごとの特徴を感じさせない立ち回り 『ストレスがないほうが同じルールのFX運用を継続しやすいはず』の記事で書いたように、ユーロ/米ドルの決め打ちOCO(ポジションを持った段階で利食いと損切りを固定して、以後放置するもの)の+170/−50(利食いが170pips、損切りが50pips)は、決済までにちょっと時間がかかる点がストレス。対して、ポンド/円の+120/−40はドローダウンが大きくなりがち。 この2つの問題点について、私なりにしている対策があります。まずユーロ/米ドルの敵は時間なので、ポジションに集中しないようにデモトレードを同時に行い、手法アレンジの検証をしたり、FX以外の趣味でどんどんいそがしくしたりしています。 ポンド/円は、ドローダウンが大きくなるぶん最終利益もしっかりとりやすいので、定石通りにロットを小さく調整して運用しています。ユーロ/米ドルが1万通貨なら、ポンド/円は1000通貨、みたいな。 負けたときのことを今から考えておく つい最近、知りあいのトレーダー数人がFXから退場してしまったみたいです。ざっくりとしたところでは、資金を溶か…
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    2016年4月13日
    好機継続!スタンスは今週もドル売り[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 米ドル/円、今後の展開は? FOMCのハト派スタンスを背景にドルが弱含みで推移しているほか、政府日銀の介入警戒感が後退した円買いも強まり、米ドル/円は一時107円台まで下押ししました。今週に入りショートカバーから108円ミドルまで戻していますが、ここまでは予想通りの展開です。 今後の展開ですが、政府日銀による介入レベルを修正したいと思います。先週のレポートでは107円~108円付近が介入水準と記載しましたが、現実的な介入実施のレベルはもう少し深そうです。 今までは安倍政権頼みの綱である「円安・株高」を死守するために、政府日銀はなりふり構わず実行すると思っていましたが、ここにきて旗色が変わってきました。 G7まで政府日銀は静観か 理由としてはG20後にFOMCは世界的な景気の不透明感を理由に米金利を据え置き、安倍首相も追随し「通貨安競争は避けなければならない」と発言しています。公表されていませんが、G20でドル高是正の密約があったと考えるほうが今のマーケットではしっくりきます。おそらく、来月伊勢志摩で…
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    2016年4月6日
    110円割れ!ドル円は次のステージへ[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 世界的な株安、原油安のなか、安倍首相が「通貨安競争は避けなければならない」と発言したことで、米ドル/円は一時110円を割れ109.95円迄下落しています。週末にかけては、介入警戒感もあり、やや神経質な地合いも予想されますが、米ドル/円はショートスタンスを維持します。 本日深夜のFOMC議事要旨に注目 注目されるイベントは本日の深夜に予定されているFOMC議事要旨と、明日未明に予定されているイエレンFRB議長の講演になります。FOMC議事要旨ではタカ派的な内容が散見する可能性がありますが、イエレンFRB議長の講演では先月の発言を一転するとは考えにくく、前回の確認をするハト派的な内容となりそうです。 実際のFOMC内部ではハト派が大勢で、米利上げに関しては米国内の景気ではなく世界的な景気動向を重視していることから利上げペースは緩やかなものにならざるを得ません。 また、政府日銀による介入ですが、110円台では菅官房長官が「為替水準の動向について緊張感を持って注視」「必要に応じて適切な対応を取る」との口先介…
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    2016年3月30日
    FOMC内部を推測!米利上げはあるのか!?[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 FOMCメンバーによる発言に一喜一憂する展開が続いております。 アトランタ、サンフランシスコ、シカゴ、フィラデルフィア、セントルイスと複数の米地区連銀総裁から、金融政策に関するタカ派発言をきっかけに米ドル/円で113円台に定着したかと思えば、昨夜、イエレン議長は、米経済の回復を脅かす要素に対して警戒感を示し、タカ派的だった連銀総裁の見解に異を唱える形となりました。東京市場でもドル安地合いは継続して現在は112.50円付近で推移しています。 ここ数日のFOMCメンバーによる発言にはかなり違和感があります。今まで比較的ハト派寄りな発言を繰り返してきた各連銀総裁が一転タカ派的な発言へシフト変更しており、前回の発言は一体何だったのかと言いたくなるほどです。 このいきなりタカ派への方向転換には、イエレン議長が世界経済に慎重な見方を示し、金利見通しを引き下げるハト派発言の調整と考えています。FOMCメンバーがハト派一色になり、6月の米利上げが否定されるのを回避する意味合いがあったように思います。 また、セントル…
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    2016年3月23日
    介入警戒感!110円割れの可能性は!?[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 さて、今週の米ドル/円ですが、先週110.67円をつけたあと介入警戒から1円以上急反発しており、この激しい展開は今年でもう3回目になります。経験上、このような日銀の介入警戒感がマーケットにあるときには円高は止まりません。引き続き米ドル/円のバイアスは弱気で臨みます。 また、実際の介入に関しても110円台では目標水準を設定して大規模な介入をしてくることもあると見ていましたが、同水準ではレートチェック程度であり、現実的な介入実施の水準はもう少し下の108円レベルなのかもしれません。介入への催促相場の状況が続けば110円割れの可能性は否定できません。 ただし、米国経済のファンダメンタルは非常に良好です。 FOMCでは米国の利上げ見通しが下方修正されたものの、足元では米国の失業率は4.9%まで改善しておりFRBが考える完全雇用の水準まで達しているほか、米労務省が発表した2月消費者物価指数の燃料や食料品を除いたコアCPIの結果(+0.3%)も予測(+0.2%)を上回るなど堅調であることから、6月の利上げは現実…
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    2016年3月16日
    今夜のFOMC、イエレン議長の発言は如何に[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 日銀金融政策決定会合では、予想通り金融政策の据え置きが決定されました。声明文では「景況は基調としては緩やかな回復」「予想物価上昇率はこのところ弱含んでいる」「住宅投資は持ち直しが一服」など下方修正の内容が目立ったため、円高で反応しています。 ただ、直近のリスクオン地合いもあって下値は限定的となり、米ドル/円は113円でもみ合いが続いています。 明確なトレンドは見えず チャートを見ても明確なトレンドが見えてきません。5日、21日の移動平均線が収縮しており、112円~115円のボックスで居心地がよさそうな展開です。レジスタンスは114円台後半のダブルボトムネックライン、サポートは2度トライして跳ね返された111円台、この水準を抜けてこないと出口が見えてきません。 ただ、同水準は強固なレジスタンスとサポートにあり、そのキワには多くの逆張りポジションが構築されております。仮に突破されたときはストップロスを巻き込み大きな値動きとなりますので警戒してください。 イエレンFRB議長の発言に注目 さて、本日は27:…
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    2016年3月9日
    注目のECB!金融緩和は小規模か!?[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 今週の米ドル/円ですが、主な米経済指標の発表がないため、株価や米長期金利の値動きを見ながらの取引となります。G20後、リスクオンの傾向は見られましたが、昨日の中国貿易収支や、原油の冴えない値動きを見るとマーケットはまだまだ強気一辺倒にはいかいないと思います。加えて、来週の15日には日銀政策決定会合、16日にFOMCが予定されており、米ドル/円の値動きは限定されそうです。 米ドル/円は限定的な値動きか チャートを見ても、111円~115円のボックスで114円台後半がダブルボトムのネックラインとなっており上抜けへの抵抗が強いとみています。下値も2月11日と2月24日に111円割れを試したところで戻しており強いサポートとなっています。方向性を示す一目均衡表の基準線は下振れして、5日、25日、75日の移動平均はいずれもマイナスに傾いており、やや目線は下を見ていますが、レンジに近づけば防戦される可能性は高く、深追いは禁物です。 追加金融緩和の規模は? 一方ユーロは、明日10日にECB金融政策発表が予定されてい…
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    2016年3月2日
    強固なレジスタンスとサポートに挟まれた米ドル/円[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 簡単に今週のドル円を振り返ります。G20では世界的なリスクオフの地合いに具体的な協調政策が出なかった一方、通貨安競争是正の動きが強調された印象をうけました。総合的にG20は円高要因となったものの、米ISM製造業景況指数(予想:48.5 結果:49.5)が市場予想値を上回る結果となるなど強弱材料の綱引きが続いております。 米ドル/円は売り買いが交錯する不明瞭な展開か さて、G20を消化した今後の展開ですが、円を取り巻く状況はG20で悪化しているものの、米国の経済指標は軒並み堅調です。特に米ISM製造業景況指数が結果49.5と景気の分岐点と言われる50付近まで上昇したことは利上げに直結するため好感でき、ドル円は売り買いが交錯して方向感が出にくい展開が続くと思います。 チャートを見ても、上下111円~115円に強固なレジスタンスとサポートが確認できます。まず下値ですが、先月111円割れに2度トライも失敗しており、2回とも強烈な下ヒゲが出るなど、サポートとして申し分ありません。一方上値もマイナス金利発表の1…