井口喜雄

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    2015年12月24日
    【Dealer’sEYE】薄商いのなか120円割れも視野に[井口喜雄]
    こんにちは トレイダーズ証券の井口喜雄です。 それでは、今週前半の相場を振り返ってみたいと思います。 今週前半の相場を振り返る まず、先週のFOMCでは10年ぶりの利上げに踏み切ったものの、ドルは上値の重い展開が続いています。今週に入り堅調な経済指標や、原油高を頼りにNYダウは3日続伸していますが、こちらにも反応はなくドル円は120円後半で推移しています。 さて、年末にかけての展望ですが、ドル上昇材料がそろっているように見えるものの、米利上げ直後なだけに材料出尽くし感は否めません。シカゴ筋のドル円ポジションを見ても円ショートはかなり巻き戻されており、クリスマスや年末に向けてマーケットが休暇モードに突入している薄商いのなか、急落するイメージが抜けません。 中期的にみてもドル円上昇シナリオにはFOMCは年4回以上の引き上げペースが必要だと思っており、原油安や、米ISMの数値を背景に考えると追加利上げには慎重にならざるを得ません。また、先週日銀が発表した緩和政策に対する「補完措置」も、追加緩和実施の可能性を来年繋いだとみる向きもありますが、実際には追加緩和策が限界を迎えていると考えるほうがし…
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    2015年12月16日
    【Dealer’sEYE】今夜のFOMCはダウンサイドリスクに警戒[井口喜雄]
    こんにちは トレイダーズ証券の井口喜雄です。 今週前半の相場振り返り それでは、今週前半の相場を振り返ってみたいと思います。 原油先物価格が一時34ドル台まで下落するなどリスクオフの展開からドル円も120.30円付近まで下値を拡大しました。その後は、原油先物が割安感から反発したほか、昨日発表された11月の米消費者物価指数は、コアベースで昨年5月以来となる大幅上昇したことで、FOMC前にインフレ動向が確認できたことが買い材料となり121.70円まで回復し推移しています。 今夜はFOMCが控えており、政策金利発表が28時(翌日4時)でイエレンFRB議長の記者会見が28時30分(翌日4時30分)に予定されています。今年最後のイベントと言っても過言ではないFOMCでマーケットはどのような流れとなるのか、しっかりと戦略を立てておきましょう。 さてドル円ですが、今夜開催されるFOMCの発表直後に様々な思惑から乱高下するため、短期ポジションはスクエアにしておきます。中期的にみると今回のFOMCで利上げは確実視されており、その後の利上げペースが緩やかになる事も織り込まれています。ドル上昇の材料出尽くし…
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    2015年12月9日
    【Dealer’sEYE】ビックイベント後のマーケットは如何に[井口喜雄]
    こんにちは トレイダーズ証券の井口喜雄です。 今週前半の相場振り返り それでは、今週前半の相場を振り返ってみたいと思います。 ドル円は先週末に発表された良好な米雇用統計の流れから123.50円付近まで上昇したものの、原油安や、11月中国貿易収支が悪化したことによるリスク回避の円買いもあり、結局123円を挟んだ値動きが継続しています。ユーロは対ドル、対円ともに昨日反発し1.089ドル、133.80円付近で推移しています。 さて、ECBと米雇用統計のビックイベントをこなしたマーケットはどのような流れとなるのか、戦略を立てておきましょう。 まずドル円ですが、今週に限った話をすれば11月米小売売上高や、12月米ミシガン大学消費者信頼感指数の発表を予定しており、年末商戦での旺盛な消費を背景に指標結果は良好なものになる可能性は高く単発的な上昇は予測できます。 ただし、来週開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げは確実視されているなか、正直なところ、ドル上昇の材料出尽くし感は否めません。マーケットがクリスマス休暇モードに突入している事を考えると積み上がった円ショートが巻き戻されるイメージ…
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    2015年12月2日
    【Dealer’sEYE】今年最後の大勝負[井口喜雄]
    こんにちは トレイダーズ証券の井口喜雄です。 それでは、今週前半の相場を振り返ってみたいと思います。 今週前半の相場振り返り ドル円は昨日発表された米ISM製造業景況指数が予想を下回り、一時的に下値試す場面もありましたが、値動きは限定的となりました。マーケットの注目は明日のECB理事会、明後日の米雇用統計などのビックイベント待ちといった様相です。値動きは限定的で、122~123円台、ユーロドルも1.06前後での狭いレンジで推移する形となりました。 さて、今年最後の大勝負と題しました今週のレポートですが、皆さんはいつからお休みですか。金融市場は12月に入ると休暇シーズンに入る為、12月3日のECB理事会と12月4日の米雇用統計は今年最後の勝負と考える市場参加者は多いです。ビックイベントが控える週末の展開ですが、しっかり戦略を立てて臨みたいと思います。 まずは、12月3日のECB理事会ですが、注目点は3点で、預金金利、資産買い入れ、資産購入期間が焦点で下記が予想となります。 ECB政策 現行 予想 預金金利 -0.2% -0.3% 資産買い入れ 月額600億ユーロ 月額750億ユーロ 資産…
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    2015年11月4日
    【Dealer’sEYE】ドル強気スタンス維持[井口喜雄]
    こんにちは トレイダーズ証券の井口喜雄です。 今週末は、金曜日の米国雇用統計を意識した展開となります。先週行われたFOMCで年内利上げの可能性を示唆する内容となり、雇用改善が利上げの鍵となるため、今回の米国雇用統計は、しっかり準備をして臨みたいところです。 今週前半の相場振り返り それでは、今週前半の相場を振り返ってみたいと思います。 週末のビックイベントを控え静かな展開ではありますが、米ISM製造業景気指数や、米建設支出がともに予想よりやや強い結果となったほか、米10年債利回りの上昇も相場の支えとなり、ドル円は121円台に乗せるなど堅調な展開となっています。 さて、今週は週末にかけドル円はさらに上値を試すことができるかが重要なポイントとなります。先週のFOMC声明文では世界経済や金融の動向が、米経済活動の抑制や短期的なインフレの下押し圧力になりえるとの文言は消えたほか、前回2004年の利上げ前に使われた文言「solid」(堅調)というキーワードが使われたこともポジティブ要因で、FOMCメンバーは12月の利上げに前向きだと解釈しています。また、今週のISM製造業景気指数が50.1と微増…
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    2015年10月28日
    【Dealer’sEYE】週末にかけ荒れた展開に警戒[井口喜雄]
    こんにちは 井口喜雄です。 今週は、中央銀行の金融政策発表ウィークです。シナリオを予測しておくことが重要な1週間になりそうです。 先週の相場振り返り それでは、先週の相場から振り返ってみましょう。 先週はECB理事会や中国金融緩和の影響で、投資家心理が回復しマーケットの雰囲気はリスクオンの展開となりました。ドル円をテクニカル面でみても日足は三角持ち合いを上抜けた格好となっています。ただ、今週に入りビックイベントを控えて流石に調整が続いており、ドル円は1円以上戻っています。 さて、今週は中央銀行の金融政策発表ウィークとなる週末の展開ですが、FOMC(本日27時)や日銀金融政策決定会合(30日)を睨んで荒れた展開に警戒が必要となります。 まず、今夜のFOMCについては、政策変更は考えられませんが、次の12月における政策変更を強く示唆するかが焦点となります。ロイターがエコノミストに行った10月の調査によると約50%が利上げ予想とし、先月9月の60%から低下しており、年内利上げ確率は拮抗しています。 そこで今回のFOMCですが、年内に利上げが行われるかは、もう少しデータを見てから考えたいのです…
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    2015年10月21日
    【Dealers’EYE】中立スタンスで臨むのが賢明か[井口喜雄]
    皆さん、はじめまして。トレイダーズ証券の井口喜雄と申します。 毎週水曜日にディーラー目線でマーケットの展望をお伝えしていきたいと思います。 今週のマーケットの展開 今週月曜に発表された中国の第3四半期7月-9月GDP(国内総生産)は6.9%と(予想6.8%)予想を若干上回りました。7%は下回ったものの、各銀行の予想ではかなり悪い数字になるとの噂が出ていたため、今回の結果から「中国経済はソフトランディング」できるとの安心感からマーケットはややリスクオンで反応しています。また、昨日発表された米9月住宅着工件数が6.5%(予想1.4%)と強い内容となったことでドル円は一時119.97円付近まで本日高値を更新する格好となりました。ただ、心理的な節目である大台120円がレジスタンスとして意識される形で上値が抑えられているほか、中国GDPに関しても、政治的にコントロールされた数値で発表されている可能性もあり、深追いは禁物です。 さて、今週の展開ですが、週末にかけて米製造業PMIが予定されていますが、今週はそれ以外大きなイベントとなるようなものは見当たらず、米企業決算を眺めながら来週のFOMC待ちと…
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