Exciting米国株|第3回 米国企業の100社弱が30年以上の連続増配中![福島理]

高配当で連続増配中の企業がずらり

米国株の大きな魅力の一つとして、配当利回りの高さがあります。米国企業は株主還元意識が非常に高く、配当利回りが5%超の大型優良株も珍しくないです。例えば、米国内ナンバーワン通信大手で現在、事業の多角化を進めている“AT&T”の場合、何と超高配当の5.39%と驚異的であるのに対して、日本で最大手といえば“NTT”ですが、2.8%(12月21日時点)と大きな開きがあることが分かります。約2.7%の差はかなり大きいです。また、日・米の“マクドナルド”を比較しても、日本が0.57%であるのに対して、米国は2.32%(12月21日時点)と大きな差があります。

注目すべきは、配当利回りの高さだけではありません。米国では30年以上増配を続けている企業が100社弱あり、上図のように誰もが知っている大型銘柄も数十年間の連続増配中です。その中でも、世界最大の日用品メーカーで日本でも花王に続いて2位であり、日本人なら誰もが知っている「パンパース」「アリエール」「SKⅡ」「ファブリーズ」などのブランドを擁する“P&G”は、61年連続増配中と日本ではあり得ない記録を持っています。

ちなみにP&Gは、1890年に設立して以来、127年連続で配当を出しています。その他、これまたご存じの“コカ・コーラ”も55年連続増配中。総合ヘルスケア企業で、日本ではバンドエイドや綿棒などでおなじみの、ダウ工業株30種平均採用銘柄である“ジョンソン&ジョンソン”も54年連続増配中。マクドナルドにおいては40年連続で増配をしており、なおかつ日本のマクドナルドと比較すると明らかに高配当で優良銘柄であることを考えると、放ってはおけません。ここ数年の米国景気の回復を機に、さらに高配当銘柄への魅力が高まりそうです。

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銘柄選びのポイントは?

さて、高配当ならどんな銘柄を買って良いわけではありません。やはり、いくつかのポイントがありますので、注意しながら選ぶ必要があります。例えば、企業の利益が伸びているのか、時価総額が1兆円以上で、今後の増配が期待できる配当余力があるかなどです。 

また、予想PERが割高の銘柄は選びにくく、業種にもよりますが25倍以下が目安になります。もちろんチャートから見て長期的な下落トレンドの銘柄は対象外になります。

米国株は日本株と比較しても、大型で優良かつ安定している銘柄の配当利回りの高さが魅力であるため、長期投資をお考えの方にはもってこいです。そもそも米国株の強さを考えれば選択しない手はないですね。日本人なので、どうしても日本株に偏ってしまうのはやむを得ないことですが、やはり分散投資は重要です。その中の一つとして、2018年の米国株をこれから検討してみてはどうでしょうか。 

※データは2018年1月5日現在。長期金利は10年もの米国債の利回り。配当利回り、PER、PBRはダウ平均。

※出所:マネックス証券の取引実績

※売買代金、配当利回りのデータは2017年12月末現在。配当利回りはダウ平均とS&P100の構成銘柄が対象。

※この記事は、FX攻略.com2018年3月号の記事を転載・再編集したものです

【Exciting米国株[福島理]】
第1回 史上最高値を更新し続ける米国株
第2回 日本株vs米国株 制度で徹底比較
第3回 米国企業の100社弱が30年以上の連続増配中!
第4回 日本株 vs 米国株 株主になるにはどっちが安い!?

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福島理(ふくしまただし)

マネックス証券、マネックス・ユニバーシティ。国内外のマーケット事情をはじめ、個人投資家の売買動向、指標分析など幅広く研究。国際テクニカルアナリスト連盟・国際テクニカルアナリスト(CFTe)。

公式サイト:マネックス証券

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