ドル上昇はクリスマス休暇後か[井口喜雄]

トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 

米税制改革法案が今週中に可決される見通しとなったほか、米住宅着工件数が予想より強い内容となったことで米長期金利が2.46%まで上昇しました。良好な米ファンダメンタルからドル円は113円を捉えることができましたが、更なる上値を試すことができるかがポイントとなります。クリスマス、年末に向けて戦略を練っていきましょう。

米税制改革法案可決も上昇はクリスマス休暇後か

米税制改革法案は両院での可決が濃厚でNYダウも史上最高値付近で推移するなど、センチメントは良好です。しかし、ドル円は113円台で失速しており、上値は重く感じられます。要因としては米税制改革法案がマーケットでほぼ織り込まれていることもありますが、米税制改革を背景にドルロングで勝負をしていた機関投資家が多くいたことがあげられます。IMM通貨先物ポジションを見てもわかりますが、この溜まったドルロング(円売り)ポジションをクリスマス休暇前までに調整する動きが上値攻略を難しくしているようです。

一方、下値も112円割れの段階では実需の買いが散見しており、週末かけては112.00円-114.00円のレンジを想定しております。ただし、クリスマス休暇後に参加者が戻ってくると、好調な米ファンダメンタルを背景に長期金利上昇からドル高に向かうのではないかと予測しています。

今年最後の日銀会合も無風で終わるか

今年最後の日銀会合が20日-21日に行われ、現状維持がコンセンサスです。動きがあるとすれば21日に行われる記者会見で黒田総裁が緩和政策についてこれまでと違った内容を盛り込んでくるかですが、各国が出口に向かうなかこれ以上の緩和拡大はできないでしょうから、マーケットには緩和縮小ととらえられないよう慎重なスタンスになるのではないかと予測しています。

クリスマスのトレードは慎重に

来週月曜日のクリスマスですが、東京時間だけはレートをくれるLP(リクイディティプロバイダー)もあるのですが、今年は東京時間も休場するLPが多いです。その影響でレートはかなり不安定かもしれません。値が飛んだり、スプレッドも広がる可能性がありますので、トレードする方はお気を付けください。

チャート的にはそろそろ動きだしそう

ドル円日足一目均衡表を見ると分厚かった雲が年末にかけてねじれており、これはどちらかにブレイクすると足が速くなります。形状的には上放れしそうに見えますが、上値ブレイクに成功すれば次は114.50円の攻略がカギとなります。今年3月以降3回トライして3回とも跳ね返された強固なレジスタンスです。

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井口喜雄の写真

井口喜雄(いぐちよしお)

トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、主に貴金属や石油製品のコモディティー市場を中心としたカバーディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズから見た為替分析に精通しているほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。FX攻略.com公式サイトでもコラムを連載。

公式サイト:トレイダーズ証券

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