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ダウンサイドを意識した戦略[井口喜雄]

トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。

ハシゴを外されたマーケット

昨夜トランプ大統領は、米中貿易協議の合意について「中国との合意を来年の大統領選後まで待つのも良手」と発言したほか、ロス米商務長官も「何も変化がなければ15日に対中関税を発動する」と述べるなど急な手の平返しに追われる展開となりました。マーケットは今月15日の対中関税の延期を織り込んで上昇していたので思い切りハシゴを外された格好でNYダウは400ドル超の下落となり、ドル円も108円ミドルまで下押しをしています。

経済指標やヘッドラインにはいつも以上の警戒を

米中貿易協議は水面下でタフな交渉が続いています。ハシゴ外しはトランプ流でギリギリの駆け引きをしていると思われるものの、香港への内政干渉を考えると中国側もこのタイミングでの譲歩は難しく、早期合意の可能性はかなり低くなったと考えています。関税発動についてはまだ「延期」の可能性も残っており、本日も米中高官の発言に目を光らせる必要があります。

また、リスクオフのモメンタムが強まるなか、今夜はADP全国雇用者数やISM非製造業景況指数といった米重要指標も控えています。特に先日のISM製造業景況指数がマーケットの流れを大きく変えたことから、類似指標であるISM非製造業景況指数の注目度は高くなるでしょう。

ダウンサイドを意識した戦略

米中合意期待が剥落しており、新たな材料が出てこない限りドル円はダウンサイドを意識した戦略になります。これまでくすぶっていた短期勢も円買いを仕掛けるもっともらしい口実ができましたので、要所要所で狙ってくると思われます。トレードはコアポジションがショートであればホールド、急ピッチで下落した反発があるのならば108円後半で戻りを狙い、今週の安値を下抜けるような展開があれば短期でついていくイメージです。ただし、トランプ大統領のツイート一つで流れが変わるヘッドライン相場です。偏った相場観は持たずにいつでも頭の切り替えができるよう柔軟姿勢では臨んでください。

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