突発的な値動きこそむしろチャンス
経済指標の発表や要人の発言など、ファンダメンタルズ的要因をきっかけにたびたび起きる急激な値動きは、FXの風物詩みたいなものですよね。一番メジャーなのは、もちろん第一金曜日の米国雇用統計。
去年までの私は、こういった局面では徹底的にトレードを避けていました。でも、今行っている高レシオのスイングトレードでは、突発的な値動きこそむしろチャンスになります。
エントリーとほぼ同時にストップとリミットは入れているので、持っている方向と逆行しても浅く損切りになるだけ。でも、持っている方向に動いてくれれば、損切りよりずっと大きな値幅で利食いしてくれるか、利食いに近づいてくれるのでメリットのほうが大きいんです。
±50pipsのOCOでは歓迎できなかったファンダメンタルズ的な急変動が、利益+150pips・損切り-50pipsのようなOCOだと、むしろ大歓迎のチャンス状態に。また指標を警戒したり、細かくチェックする必要がないのもポイントです。
ただし、高レシオのスイングトレードは、勝率がかなり低くなり、また勝つ場合でもなかなか利益確定にならないので、精神的な慣れは必須です。かくいう私も、何連敗かしたあとにそこその利益が乗ってくると、うっかり利食いしたくなってしまいます。こういった場面で動じなくなるまでは、途中経過をあえて見ないことも大切かもしれません。
負けても関係ない!くらいのメンタルで
上の写真は1月21日(木)のトレード。ドラギ発言でユーロ/米ドルが急落し、私のロングポジションは-50pipsの損切りにかってしまいました。でもこれでOKなんです。ルール通りの取引ですから。
というわけで、年明けからおみくじがわりに行きたいと思っていた、手相占いにやっと行けました。地元で人気の占いなんです。これだけ見ると、多少悪い女ですね(笑)
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約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
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