トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。
前週の雇用統計も波乱なく終わり、市場は新たな材料を模索中です。そんな折出てきたトランプ大統領のイラン核合意離脱という新たな決定が、俄かにマーケットを賑わしています。ある程度織り込み済みだったため値動きには大きな反応はありませんでしたが、これでトランプ大統領の真意が見えてきたように思います。
イラン核合意離脱は米中間選挙に向けたアピール?
トランプ氏は大統領就任以前からイランとの核合意は「最も愚かな」合意だと主張していて、これを「解体」すると伝えてきました。昨年は閣僚の反対から強硬姿勢に出る事がなかったものの、今年に入りティラーソン氏からマクマスター氏まで国防担当者を立て続けに解任して求心力を力技で取り戻して公約を実現させています。これは明らかに中間選挙を意識した戦略です。
支持率の上がらないトランプ政権は、北朝鮮問題に始まり、柔和路線だった前オバマ大統領の外交スタンスを全否定する外交政策を全面に押し出して有権者に分かりやすいアピールをしています。今回のイランの核合意離脱に際しても、離脱後より強硬的なスタンスにスイッチするための布石を用意している事は必至です。
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短期長期で2つのビューを持っている
昨夜の核合意離脱で改めてわかったことはトランプ政権は中間選挙に向けて掲げた公約は実行してくるということです。そうなると今秋に向けて米中通商政策は更に強化して自国通貨安と貿易赤字を解消するというシナリオに舵を切る可能性は高くなったと言えます。また、日本へのスタンスもアジア・中東の事例を引き合いにしつつ安保と通商のバーター路線をプッシュしてくるのは容易に想像ができます。当然ながらドル円にとってはネガティブです。
もちろん足元を見れば良好な米ファンダメンタルに目が行きやすくドルは上昇しやすいものの、あくまで短期ではないかと推測しています。上記を考えた場合、ドル円は短期長期で2つのビューを持って対応する必要があるように思います。
チャートは気迷いのサイン
チャートを見てみるとドル円は上値を200日移動平均線(緑線)に抑え込まれ、ローソク足の形状を見ても今週は十字線が散見しており、参加者の迷いが感じられます。買いのプレイヤーも110円から上はなかなか突っ込めないのが現状です。110.00円と200日移動平均線の差し掛かる110.20円には強固なレジスタンスがあり、このゾーンでショートして、ある程度落ちたところで買い戻しというトレードが数回はできると思います。
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