こんにちは。国府勇太です。
さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。
見るのは日足です
先週の一言「FOMCサプライズ!ただ動かない」
先週を一言で表すと「FOMCサプライズ!ただ動かない」です。
1月28日(月)に109.527円でスタートしたドル円。
110円の壁が重い展開が続くなか、この日は小幅に下落。
とくに注目は30日(日本時間31日午前4時)のFOMCです。
この日、FRBは「利上げを一時見送り」することを表明しました。
2018年に4回行って、2019年には2回と、順調なペース想定していた利上げですが、ここに来て暗雲が立ち込めました。
無理に利上げをすることで経済に悪影響が出ることを避けるためです。
さらに、保有資産の縮小について、そのペースを落とすことも検討していると表明しました。
いわゆるかなりタカ派(経済引き締めに慎重な立場)な発表に市場関係者は驚きました。
どちらも一般的にはドルが安くなる材料です。
そして、発表を受け、ドル円は一時下落(ドル安)しました。
発表時の1時間足はこちらです。
その後も下落が続き、31日(木)のNY時間には先週の最安値108.498円をつけました。
しかし週末1日(金)には雇用統計の良い結果を受けて反発し、109.505円でクローズ。
結局、1週間を通してみると週明けオープンと週末クローズのレートがほとんど一緒でした。
ドル円、今週の見通し
ボリンジャーバンドをプロップしてみましょう。
みると、バンド幅がかなり収斂(しゅうれん)していることがわかります。
これは、ボラティリティ(変動率)がなくなってきているということ。
値動きのない状態が続いています。
こういった状態はどちらに行くのか方向感がつかめず、取引がしづらい展開です。
110円が重しになってトライしようとしても、超えられなかったことからどちらかといえば下(売り)推奨です。
その場合の損切り目安は110円です。
ただ、こういった相場ではスイングトレードをしてもレートが行ったり来たりすることで、焦って売買をしてジワジワ資産が減っていく方もいます。
こういった相場では取引回数を意図的に減らすことも有効な戦略です。
それでは、今週もリスク管理に気をつけてトレードしていきましょう。
「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。
10年以上にわたってFX月刊誌を出版してきた老舗FXメディア「FX攻略.com」編集部が、FX用語を知らない人でもわかるようにFX会社、取引口座のポイントを解説しました!
取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか。
\FX会社によって違うところをチェック/
スプレッド | FX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。 |
---|---|
約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
キャンペーン | 新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。 |