トレイダーズ証券ではトレードに役立つツールの提供、動画やツイッターでの情報発信といった取り組みを積極的に行っています。このコーナーでは「みんエフ」のツールや取り組みについての情報をお届けします。
ポジション状況が一目で分かる「価格分布」と「売買比率」
より良い分析環境を提供するために、ポジション情報を公開しているFX会社が増えているが、みんなのFXでも公開している。それが「価格分布」と「売買比率」だ。
この二つのツールについてトレイダーズ証券の井口喜雄さんに伺うと、「どの水準にどのぐらいのポジションが溜まっているかを見ながら取引する投資家も多く、ポジションの偏りが一目で分かるような情報ツールがあれば、取引の一助になると思い実装しました」とのこと。
特徴としては、ほぼリアルタイムで更新されており、スキャルピングトレーダーも使いやすい作りとなっている。
さらにスマホアプリにも対応しており、スマホ画面で確認することが可能。
「代表的なIMMポジションをはじめ、各FX会社が公開しているポジション情報は人気があり、よく見られていますが、それだけポジションの偏りが相場に影響を与える可能性は高いということです。もしポジション情報についてこれまで見ていなかったという方は、ぜひみんなのFXの価格分布と売買比率を活用していただきたいと思います」と井口さん。
利用するにはログインする必要があるが、非常にトレードの参考になるツールなので、口座開設をして試してみてはいかがだろうか。
価格分布:価格帯のポジションが把握可能
みんなのFXで取引しているポジション状況が分かる
価格分布ではみんなのFXで取引中のトレーダーが保有中のポジションをグラフ化している。
情報ツールから価格分布を選ぶだけで表示可能!
「情報ツール」から「価格分布」を選択するだけ。チャートを見ながら活用でき、視認性も良い。
16種類の通貨ペアに対応している
16通貨ペアのポジション状況を確認でき、ポーランドズロチ円のようなマイナー通貨にも対応。
スマホアプリからでもポジション情報が分かる
スマホアプリでも表示可能。「マーケット」→「ポジションブック」から「価格分布」を選択するだけ。
ポジションの偏りを見ながら今後の動きを予測することができる
上の画像だと左下のグラフに偏っているので、現在の価格よりも安い価格での売りポジションを保有している人が多い。もし、これよりも価格が上昇した場合は左下の人たちが損切りの買い注文を大量に出すことが予測され、大きく動く可能性がある。
現在の価格に対して、他トレーダーの保有ポジションが一目瞭然
左側が売り、右側が買いポジションで、どの価格帯で保有しているのかを指している。グラフが伸びているほど、その価格帯でポジションを保有している人が多いということ。利益となっているのが左上と右下、損失となっているのが右上と左下と考える。
売買比率:売買動向が一目瞭然
売りと買いの偏りが一目で分かる
みんなのFXで取引しているトレーダーの通貨ペアごとのポジション比率と人数比率を表している。
価格分布とおなじく簡単表示
こちらも「情報ツール」から選択。FXトレーダーの場合は「売買比率」に切り替えるだけ。
通貨ペアの偏りから相場状況を判断可能
赤色に偏るほど買い、青色に偏るほど売りでポジションを保有している人が多いと見る。
ほぼリアルタイムに情報を更新
スマホアプリにも対応。スワイプやタブ切り替えでほぼリアルタイム情報が更新され、即応性が高い。
おなじみの井口さんに「価格分布」と「売買比率」について訊く
Q.価格分布と売買比率のアピールポイントを教えてください
A.メキシコペソ円、南アフリカランド円、トルコリラ円といった高金利通貨はもちろん、ポーランドズロチ円のようなマイナーな通貨ペアのポジションの状況や売買比率を見ることができます。また、更新はほぼリアルタイムで行っています。
Q.トレードや相場分析への活用方法を教えてください
A.ポジションを保有している場合、必ずどこかで決済のための反対売買をする必要があります。例えば、買いでエントリーしたらエグジットするには絶対に売る必要があります。この取引の性質を考え、「価格分布」が買いポジションに偏っていた場合は、価格が上昇すれば利益確定、下落すれば損切りの売り注文が出ることが予測できます。また、ポジションの偏りが大きくなれば大きくなるほど、反対に大きく動く可能性も高くなります。
※この記事は、FX攻略.com2021年4月号(2021年2月20日発売)の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
https://fx-koryaku.com/traderssec/service-main-13
「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。
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取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか。
\FX会社によって違うところをチェック/
スプレッド | FX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。 |
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約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
キャンペーン | 新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。 |