こんにちは、あおのり先生です。
昨日は中国景気減速懸念が再燃したことを受け、まず上海総合指数が一時4.8%安となり、次いで日経も3.8%安(700円以上の暴落)を記録。連鎖的に、MSCIアジア太平洋指数は2.3%、欧州600指数は2.7%、S&P500種株価指数は3%安となりました。
その結果として、リスク回避の時に買われるファンディング通貨である円やフランが買われることになりました。次に低金利のユーロはそこまで買われませんでした。ドル円は一時119.30円台まで下落しましたが、現在は自律的な反発をして、120円前半で推移しています。
リスク回避時に買われる通貨の序列としては、
円>フラン>ユーロ
といったところでしょう。
先週の悪夢の再燃か…と考えてしまいがちですが、昨日の中国製造業PMIは予想と結果が一致しているので、中国景気減速懸念が再燃するというのは、ちょっと見当違いなのかなと個人的には見ております。
むしろ、ドル円にしても2/3戻しである122円の水準まで上昇していたので、テクニカル的な買い過熱感からの一時的な二番底形成へ向けた調整であると判断しています。
目先的で現実的なボトムとしては、118.30円の強力なサポートライン、ただし株式市場暴落が続くようなら、再度116円前半までの一応シナリオに入れておきたいです。
そして、ドル円の上限としては122円で、売り枚数が相当重いということも同時に意識した取引が必要です。なお、ここ最近の暴落の要因を作っているのは、毎度上海総合指数です。
上海総合指数の強い下落が起こるたびに、リスク回避の円買いが繰り返されているので、今は、【上海総合指数】の動向を要チェックです。
5年間の長期チャートで動向を見ると、5166から3166とちょうど2000も同指数は下落しております。特に、年初来安値である2927を下回ると、中国景気減速懸念が大幅に高まると思われ、注視すべき指数と言えます。
その他、豪RBAは昨日政策金利を据え置き、声明文では利下げを強調する文言はなく、やはり現在の中国景気減速、そして商品市況悪化が要因で豪ドルが下げているので、目先新たな緩和措置はなさそうです。
豪ドルドルを見ると、ダラダラ下げている印象なので、個人的には…
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