
大きな損失をとにかく避ける
たくさんの方から「損切りができないです」というお悩み相談をいただきます。まず、なぜ損切りをしなければいけないのか。それは、「大きな損失を出してはいけないから」です。
FXにおいて大きな損失を出してしまうと、それ以上トレードを続けることが難しくなり、学びの機会を失ってしまいます。
ただ、損切りができない人でも、好調な時期はお金は増え続けます。でもこれは、損切りしなくても助かり続けていただけの話で、どこかで相場が大きく動いたときに、それまでに蓄積した利益をまとめて吹き飛ばすような大敗を喫するケースがよくあります。
近いところでは、今年3月の新型コロナ相場ですね。ああいった大変動が来ると、それまでに通用していたやり方が効かなくなるのはよくある話で、ちゃんと損切りできないと相場から退場になってしまうことも。こうやってプレイヤーが入れ替わりながら、それでも続いていくのが相場というものです。なので、損切りができず、生き残れなかった人が勝ち組になることはありません。
間違いを認めれば相場で生き残れる
損切りができない理由を下にまとめてみました。どれか一つ、あるいは複数に心当たりがある方も多いのでは? 私もかつてはそうでした。
損切りができない理由トップ5(カニ調べ)
① 損をしたくない
② これだけ急変動したので反転するのではないか?(謎の値ごろ感予想)
③ 決済のボタンを押すことができない(損失を認めたくない)
④ 自分のメンタル的に受け入れられない損失になってしまった
⑤「損切りしなきゃよかった」という経験が忘れられない
まず、「自分がエントリーした根拠が崩れたら損切り」することが前提です。優位性があると判断してポジションを持ったものの、それがなくなったのなら、ポジション保有を続ける意味はありません。「こうなったらこのトレードは終わり」という明確なルールを、エントリーと関連する形で、事前に持っておくのが良いでしょう。
それと、メンタルの部分では、「FXのトレードで全て勝つことはできない」「相場から否定されることを恐れない」ことが大切です。
前者は、全勝を目指さない考え方です。どれだけすごいプロでも相場の世界で全勝することは不可能で、勝ったり負けたりしながら、総合的にお金を増やせればそれで十分と思いましょう。
後者については、自然に損切りできるメンタルを養うことにつながります。損切りとは、相場から「あなたは間違っている」と通知され、それを認めることです。でもここで「自分は間違っていない、そんなはずはない」と意地を張ってしまうと、「そうですか。それではどうなっても知りませんよ」と相場から見放されてしまいます。逆に間違いを認めて損切りをするなら、相場は「次にまた頑張りましょう」といってくれます。
もう一つ損切りできない要因があるとすれば、それはロット過多です。取引枚数が多すぎてストレスを感じていると、メンタル的に負けを認められなくなります。
損切りとは、投資におけるブレーキです。ブレーキのない車は、いずれ必ず大事故を起こしてしまうものです。
鉄則6のまとめ
●大きな損失を出さないために、損切りをする
●大きな損失を出すと相場に生き残れず、上達のチャンスを失ってしまう
●自分がエントリーした根拠が失われたら、迷わず損切りするのが基本
●エントリー時点で逃げるルールを作っておく
●トレードで全勝することは不可能
●自分の間違いを認められないと、いずれ大変なことになる
●ロットが多すぎると、メンタル的に負けを認められなくなる
●損切りは相場におけるブレーキ
今月のチャート分析トレーニング(ドル円 5分足 2020年7月1日)

オーダーブックの基本は右上の買い、左下の売りの逆指値のボリュームを見比べて、どちらか多い方向(=損切りさせられる人が多い方向)を狙うのが基本です。さらに上のチャートのように、少し離れた位置に大きな逆指値のボリュームがある場合、今すぐでなくても、少し後のタイミングでこの逆指値を消化する方向(この場合は下降)に動く可能性があると判断します。
OANDA JAPANオーダーブックの見方

現在の価格を基準に、今より高く買う、あるいは安く売る注文が逆指値。今より安く買う、あるいは高く売る注文が指値となります。相場は基本的に逆指値注文を消化する方向に動きやすいため、「右上」と「左下」のボリューム差を最初にチェックします。
※この記事は、FX攻略.com2020年9月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
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取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
キャンペーン | 新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。 |