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FX力を鍛える有名人コラム

勝ち組トレーダーへ仲間入りするためのヒント[為替鬼]

仕事柄、投資の初心者からプロの為替ディーラーまで、さまざまなレベルのFXトレーダーとお話する機会があります。今まで1000人を超えるトレーダーの方々とお話してきて、わずか数パーセントといわれる勝ち組トレーダーには、共通する特性があるのに気づかされます。今回の記事では、FXでなかなか勝てないトレーダーが、勝ち組トレーダーの仲間入りを果たすためのヒントをご紹介いたします。

勝ち組トレーダーへの幻想

私がFXを始めてから、もうすぐ10年になります。始めた当時は、今と違って、FX業者のスプレッドも広く、加えて手数料も取られる時代でした。今の取引環境からは、考えられない悪条件でのトレードなので、なかなか勝つことができず苦労しました。何年にも渡り、トレード手法の研究に必死に取り組み、スキャルピングからスイングトレードまで、あらゆるトレードスタイルを実践しました。当時はどんなに徹底的にチャート分析し、あらゆる値動きのパターンを検証しても、トレードは自分の思い通りにならないことを、いやというほど思い知らされました。

私のイメージのなかでは、勝ち組トレーダーは悠々と相場から利益を上げ、楽しい投資生活をエンジョイしているんだろうなと想像していましたが、今にして思うとそれは甘い幻想のようです。なかには苦もなく勝ち続けるスーパートレーダーが存在するかもしれませんが、それはきっと例外に違いありません。私自身、証券会社の為替ディーラーとして四苦八苦しながら相場を張っていますが、恐らく勝ち組トレーダーたちも悪戦苦闘しているのではないかと推察します。

勝ち組トレーダーの条件

勝ち組トレーダーと、運用について話すと気がつきますが、トレードスタイルは人によって千差万別であると実感させられます。スキャルピング、デイトレード、スイングトレードなど、投資する期間はもちろんのこと、売買ロジックもさまざまです。取引通貨ペアやチャートに表示するインディケータ、投資資金に対する売買ロットも多種多様。勝ち組に共通する聖杯が、存在しないことは明らかです。

たとえば、私は超短期スキャルピング手法が専門で、損小利小の逆張りエントリーを得意とし、勝率はかなり高めの80%前後です。一方、為替鬼事務所の専属トレーダーたちも、スキャルピングをメインとしています。彼らのなかには勝率が低いけれども、週に数回のトレンドが出たときに、大きく稼ぐ損小利大のタイプもいれば、通常はほとんど負けない損大利小のトレーダーもいます。利益を継続的に出し続けている以上、どのスタイルが一番優れているという問題ではありません。同じスキャルピング手法で、同じ1分足チャートを見てトレードしてるのに、なぜこんなに違うのでしょうか。

それは一人ひとりがまったく異なった人間、つまり、出自や育った環境、年齢、学歴、職歴からはじまって、性格、感性、価値観、反射神経、経済状況、そして、トレードの経験もそれぞれ違うからに他なりません。これらのことが示唆しているのは、勝ち組トレーダーはみな、自分のトレード経験や性格にマッチした、独自のトレードスタイルを確立しているということです。勝ち組トレーダーの仲間入りをするためには、まずは、自分のトレードスタイルをもつことが必修条件となります。

自己規律がなければ勝ち続けられない

どんなに期待値の高い売買ルールを確立しても、それを守り続けることができなければ、宝の持ち腐れ以外の何ものでもありません。売買ルールを厳守する根底には、自己規律が不可欠です。徹底的な検証を通してトレード手法への自信を育むことが、売買ルールを心底から信る上でのカギとなります。

想像すればすぐわかりますが、他人から教わった売買ルールで何連敗もした後で、その手法を信じてトレードすることは極めて困難ではないでしょうか。継続的な分析を通して、このチャートパターンが現れたら、高い確率で勝つことができるという、自分独自の勝ちパターンをつくることです。そして、勝ちパターンが出ないうちは、エントリーしないというルールを厳守することです。

自分が幾度となく苦労して検証し、その積み重ねという裏打ちがあるからこそ、連敗が続いても、売買ルール通りにトレードを続けられるのではないでしょうか。勝ち組トレーダーといえども、為替相場の値動きすべてを理解して、百発百中の予想で勝ち続けているわけではないのです。

トレードにおける確率的思考とは

為替相場の値動きはランダムウォークが支配しており、次の瞬間にどんなことでも起こりうる、極めて不確実な世界です。目の前の1回1回のトレードで勝てるかどうかは、実際にやってみなければわかりません。未来の値動きを事前に確実に知ることは不可能ですから、トレードで長期的に全勝することはできません。

このような不確実な世界を相手にするときに肝要なのは、事象を確率的に考えるということです。短期的に幸運で連勝したり、不運のために連敗が続いたとしても、長期的にはそのトレード手法が持っている期待値に、収れんされるはずです。相場を張るうえで、確率的思考はとても重要なのですが、トレード初心者のなかに、まるですべてのトレードで勝つつもりであるかのように、相場に臨んでいる方がおられます。

エントリーした以上、絶対に負けられないという意識が強過ぎると、利食いが早くなりすぎる一方で、損切りを引き延ばすことになります。短期的な勝ち負けにとらわれず、長期的に利益を上げることを念頭に、トレードを継続していただきたいと思います。

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解雇された専属トレーダーの手法

かつて為替鬼事務所に、連勝街道を走り続ける“スーパー”専属トレーダーがおりました。彼はスキャルピング手法を大の得意とし、トレードで50連勝したなどということを、得意げに話すことがよくありました。しかし数カ月前に、彼との専属トレーダー契約を解除せざるを得なくなりました。運用資金のほとんどを、たった1回のトレードで失ってしまったからです。

彼は数百万通貨単位の売買ロットでエントリーし、利食いはおおむね1pip前後、それに対する損切りに明確な基準はありませんでした。実際、彼の負けトレードは、なんと150pipsものマイナス幅となっていました。彼のトレード履歴から読み取れたのは、エントリーしてから順行数pips程度で利食うのに対して、逆行150pipsで損切るということです。このような利食いと損切りの割合ならば、50連勝しても何ら不思議ではありません。残念なことですが、彼のスキャルピング手法が、特段に優れていたわけではなかったのです。

資金管理が破綻を防ぐ

専属トレーダー契約を解除された彼に欠けていたのは、トレードを確率的に考えるという発想と、資産管理という概念です。資金管理を一言で表現すると、いくらの口座資金に対して、どれくらいの売買ロットでトレードするかということです。ほとんどのトレーダーは、どこでエントリーし、どこで決済するかというトレード手法の吟味には熱心ですが、資金管理手法については深く考えていないのではないでしょうか。

資金管理に関して、私が実践しているルールがあります。それは1回のトレードによる最大損失を、口座資金の5%以内に限定することです。たとえば、口座資金が100万円の場合には、1回の最大損失が5万円になるようにトレードプランを組み立てます。自分の売買ルールでエントリーし、ルール通りに損切りした場合の損切り幅から、自動的に売買ロット数が決まるわけです。不確実な相場を相手に戦うわけですから、短期的に連敗することは日常茶飯事なので、不運で破綻することを防がなければなりません。

何よりも重要なのは、1回のトレードで大きく儲けようとするのではなく、負けに備えて1回1回のリスクを低く設定することです。相場から退場させられずに、長期的にトレードに参加し続けることが何よりも大切だということです。

勝ち組トレーダーが実践していることとは

勝ち組が極めて少数派の相場の世界で勝ち続けるためには、常に変化し続けている相場環境に合せて、自分のトレード手法を進化させることが求められます。そのためには、自分がどういうときに負けたのかを、嫌がらずに精査することが必要です。すべてのトレードで勝つことは不可能ですから、トレーダーは自分の得意な値動きパターンを見つけ、期待値プラスのトレードスタイルを確立すればよいのです。

加えて、自己規律を常に心がけ、自分の勝ちパターンが訪れるまで、エントリーしないで、トレードチャンスを待つこと。最後に、不確実な相場の世界を相手にする以上、短期的な不運で相場から退場させられないよう、保守的な資金管理を徹底すること。

これらのポイントを常に意識してトレードを積み重ねることこそ、勝ち組トレーダーが実践していることに他ならないと、私は、毎日膨大なトレードをこなしながら、再確認しています。(月刊FX攻略.com 2013年1月号掲載)。

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