カニトレーダー式FXを収入の柱にする8つの鉄則|鉄則8 FXで成功するための格言集

全ての前提は明確な取引ルール
土日にツイッターで、投資にまつわることをつぶやいています。その中から、特に皆さんの役に立ちそうだと思うことをピックアップします。
【損切りは明確に】
エントリーしたときに、損切りのプランが明確に定まっていることが重要です。
例えば、「エントリー後に、ガーッと逆行してこれはもうやばいと感じて戻らなさそうだなと思ったら損切りする」というのは、全くルールが明確ではないです。条件化、数値化できておらず、本人の願望やメンタルでどうとでも解釈が変わるからです。
【張る】
大切なのは、
「意地を張らない」
「ロットを張らない」
「自分の売買に胸を張る」
ことです。
ポジションの含み損が多くなってくると、自分は間違っていないと意地を張ります。そして連敗が続くと、ロットを張って一気に取り戻そうとします。
意地やロットを張る前に、自分のポジションに胸を張りましょう。そうすることで、メンタルもコントロールできるようになります。そのためには、検証結果に基づいたルールが明確になっていることが前提です。
【王道でも何も問題ありません】
私は特別なトレードをやっていません。押し目買いと戻り売りだけで、ずっと取引をしています。
FXの世界には、数え切れないくらいの手法があり、同じインジケーターを使っていても、売買のやり方は千差万別です。これだけやり方がいろいろあると、特殊なやり方をどんどん追い求めてしまう人もいます。
でも、相場の流れについていくためには、誰もが使っている王道パターンだけで十分。王道パターンは、シンプルでつまらないかもしれません。しかしシンプルだからこそ、機能する場面が多いです。
【FXでの危険なとき】
FXにおいては、負けているとき以上に危険なシーンがあります。それは、
「ちょっと勝ち始めたとき」
「連勝したとき」
「これでいけるかもと思ったとき」
です。こういった局面で、冷静でいられるか、それとも欲が出るかが大きな運命の分岐点になります。うまくいっているときは、負けを受け入れられなくなるので、注意が必要です。勝っていても負けていても、同じメンタルでトレードをしましょう。
【危ないシーンを防ぐ】
「もうちょっとで大きな損切りになるところだった」は、たまたま今回順番が来なかっただけで、同じことを繰り返していればいつかお迎えがきます。
今回損をしなかったとしても、危ないシーンがあっただけでもうアウトです。
鉄則8のまとめ
●損切りのルールは、数値や条件で明確に定義されていないといけない。フワフワした要素は排除!
●負けているときほど、意地を張り、ロットを張りたくなるもの。そうなるのは、売買手法に自信がないから
●誰もが使っている王道の手法にこそ、投資の正解がある。王道はシンプルなので、たくさんの相場で機能しやすいという面も
●勝っているときに、気が緩みやすいのがFX。こういうときに、負けを受け入れられなくなる罠がある
●あと少しで大損するところだったなら、いずれ本当に大損をする
今月のチャート分析トレーニング(ドルスイスフラン 5分足 2020年8月26日)
オーダーブックの基本は右上の買い、左下の売りの逆指値のボリュームを見比べて、どちらか多い方向(=損切りさせられる人が多い方向)を狙うのが基本です。その際、現在の価格から上下50pipsずつくらいを見ると判断がしやすいです。このチャートはその典型例で、明らかに売りが優位なことが見て取れます。
OANDA JAPANオーダーブックの見方
現在の価格を基準に、今より高く買う、あるいは安く売る注文が逆指値。今より安く買う、あるいは高く売る注文が指値となります。相場は基本的に逆指値注文を消化する方向に動きやすいため、「右上」と「左下」のボリューム差を最初にチェックします。
※この記事は、FX攻略.com2020年11月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
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