楽天MT4新規口座開設
FX力を鍛える有名人コラム

FXトレーディング上達へのステップ[為替鬼]

トレーディング上達にはコツがある

私はFXを始めて、今年で12年が経ちましたが、どうしたらトレーディングがうまくなるのか、ずっと試行錯誤してきたような気がします。その間、証券会社の為替ディーラーなどを経験し、プロの取引の現場で悪戦苦闘してきましたし、現在はFX専業トレーダーとして真剣勝負の毎日です。

私の取引スタイルは、超短期のスキャルピングがメインで、日に100回以上トレードすることも珍しくなく、平均すると年間で数万回の取引を行っています。興味深いことに、私の印象では、一万回程度のトレードを経験するたびに、トレーディング技術が一段レベルアップするのを実感しています。

上達の速度は経験を積めば積むほど、スピードダウンしてきますが、右肩上がりに一直線に上手くなるというよりも、ある一定期間の鍛錬を経て、階段状にスキルアップするイメージです。毎日膨大な数の取引を通して強く実感していることは、短期トレーディングは特殊技能であり、トレーディングが上達するためには、コツのようなものが存在するということです。

ちょうどそれは、ある特殊な分野の職人たちが、時間をかけて少しずつその技術を向上させるように、トレーディングにも進歩があり、上達があるのです。であればこそ、少しでも効率よく、上達の歩みを進めたいものです。 そこで今回の記事では、「トレーディング上達へのステップ」について、私見を述べていきたいと思います。

自分にあったトレードスタイルを確立するのが第一歩

私のトレードスタイルは、FXを始めた当初はスウィングトレードが主体でした。

その後、デイトレードが中心となり、現在では数秒から数分で完結するスキャルピングをメインに取引しています。トレードが完結するのに要する時間が短い順に、スキャルピング、デイトレード、スウィングトレード、そしてポジショントレードがありますが、勝つためにはこれでなければダメだという、トレードスタイルに絶対的な正解があるわけではありません。

なぜなら、私たちはみな、トレードに割ける時間が異なりますし、運用に回せる資金額やリスクに対する許容度が異なるからです。加えて、たとえば、短期トレードに求められる反射神経や即断力、長期トレードに求められる胆力、そして、性格的な向き不向きというものが存在します。

つまり、スキャルピングであれ、スウィングトレードであれ、それぞれ求められる能力や適正が異なるのです。したがって、トレーディング技術を上達させるためのカギは、自分の置かれた状況や性格にできるだけマッチした、無理のないトレードスタイルを確立することにあります。これこそがトレーディング上達への最初のステップになります。

エッジある売買ロジックを見つけ出す

FXがゼロサム・ゲーム(勝ち組と負け組の損益の総和がゼロ)である以上、エッジ(優位性)ある売買ロジックを見つけ出し、他者を出し抜くことができなければ、長期的に生き残ることは不可能です。もちろん、FXは上がるか下がるかの2択を当てることに他ならないので、短期間のトータルで利益を出すことは、運が良ければ十分可能です。

しかし、FX業者にスプレッドや手数料を支払いながら、長期間(たとえば半年間)にわたって安定的に利益を出し続けるのは、至難の業だといわざるを得ません。もちろん、どんなに優れたトレーダーでも、すべてのトレードで勝つことは不可能ですから、完全無欠の聖杯を追求する必要はありません。

むしろ、目指すべきは、長期的な視点でトータルで勝てる、いい換えると、期待値がプラスの売買ロジックを、徹底的な検証で見つけ出す必要があるのです。これがトレーディング上達のプロセスで、超えなければならないもっとも高いハードルのひとつになります。

また、過去の検証でどんなに期待値がプラスであっても、相場の値動きは常に変化し続けています。したがって、未来の相場は不確実な世界なので、負けが込む時期は間違いなく訪れるでしょう。負けが続けば、自分の売買ロジックに対する不信がだんだんと大きくなり、売買ロジックを変えるべきかどうかで悩むときがくるかもしれません。

ただ、明確にいえることは、売買ロジックを捨て去るにせよ、微調整して使い続けるにせよ、すべては自らの検証に対する、揺るぎない信念が不可欠なのです。

トレーディングは「習うより慣れろ」の世界

検証の末にエッジのある売買ロジックを見つけ出し、それらをしっかり理解することはもちろん重要ですが、この段階は「知識」の習得に過ぎません。トレーディングには、スポーツや楽器の演奏や車の運転と同じように技術が必要で、知識を詰め込んだだけでは、おそらくまったく役に立たないでしょう。

それはちょうど、水泳の解説書を読んだだけでは泳げるようにならないことや、運転マニュアルを読んだだけでは、高速道路で運転できないのと同じです。トレーディングがうまくなる一番の近道は、たくさん取引を実践することだと断言できます。

ただし、トレーディング技術を効率よく上達させるためには、直感に頼った闇雲なトレードを繰り返すだけでは、進歩の歩みは遅いのではないでしょうか。したがって、いきなり実践練習をする前に、過去のチャートを使って売買ロジックの検証作業(いわゆる「つもり売買」)を、長期間にわたって積み重ねることをオススメいたします。

過去の止まったチャートでトレーディングのコツをつかまない限り、リアルタイムで動いているチャートを見て勝つことはほとんど不可能です。実践してみれば、知識としては確かに吸収したはずなのに、売買ロジック通りにトレードすることが、いかに難しいかがすぐにわかるはずです。実践トレーニングを通じて、トレーディング上達のステップを、着実に進んでいってもらいたいと思います。

\GogoJungleで売れ筋投資商品を探そう!/

反省日誌をつける

私は一日のトレードが終了した後に、あのトレードはマズかったな、失敗したな、もう少し上手くできたはずだなと実感したトレードについて、短い感想を日誌として記録に残しています。とくに、大損したときなどは、トレーディング上達の絶好のチャンスだと自分にいい聞かせて、気が進まないことには違いありませんが、反省日誌をつけています。

たとえば、損切りができなくて、大きな損失を何度も経験して初めて、「こんなに損失が増えるくらいだったら、もっと早めに切るべきだった」と悟ります。私は今までうんざりするくらい大損を繰り返してきましたが、負けて経済的な大打撃という痛みを伴った場合にしか、本当の意味で失敗から学べない気がしています。

大負けのトレードに限らず、結果的には勝てたとしても、自分が利食いを入れた直後に、さらに利益の出る方向に大きく動くのを何度も経験することで、「利食いはもう少し粘ったほうがいい」と考えるようになります。なぜ、焦って決済してしまったのか、その原因はどこにあったのか。エントリーポイントばかり気にして、決済ルールが曖昧だったのではないか。どう改善すればもう少し利を伸ばせただろうか。

何度も何度も同じような場面で致命的なミスを経験することで、「こういう状況ではこうしないほうがいい」と痛感させられます。そして、失敗の傷が治りきる前に記録に残し、反省日誌を定期的に見返すことで、自分のトレーディングの改善点が心に深く刻み込まれるのです。

もちろん、反省だけなら猿でもできることなので、その改善点を実践することこそが、トレーディング上達の不可欠なステップになるのです。

お金ではなくFXを好きになれるか

誰でも好きなことには自然と一生懸命に打ち込みます。いろいろと勉強したり努力していると、知らず知らずのうちに、どんどん上達するものです。逆に、嫌だ嫌だと思いながらやっていると、どんなに時間だけ長く携わっても、一向に上手くなることはありません。

本誌読者の皆さんがFXが嫌いということはないと思いますが、FXが好きだという気持ちの根本が、お金を儲けたいだけでは限界があるかもしれません。もちろん、FXは投資なので、お金をできるだけたくさん稼ぎたいという動機は、当然のことです。

しかし、トレーディング技術の習得を二の次にして、とにかくお金さえ稼げれば良いという気持ちが優先し過ぎると、長期的な努力に目が向かなくなります。そうなると、自分で一生懸命に努力を継続するよりも、世の中に出回るあやしい「聖杯」に手を出す結果となり、いつまでたってもスキルがアップすることはありません。

FXで勝てるようになるのは簡単なことではないので、そのプロセスで何度も何度も挫折を味わうはずです。しかし、FXそのものが好きであればこそ、決してあきらめることなく、負けるたびに何かをつかみ、また立ち上がることができるのではないでしょうか。どれだけFXが好きか、これがトレーディング上達のステップにおいて、すべての基本であると同時に、最重要ポイントといっても過言ではありません。

この点こそが、FXで勝ち組の仲間入りができるかどうかの、大きな勝負のわかれ目だと、私は確信しています。

※この記事は、FX攻略.com2015年10月号の記事を転載したものです

FX Journal シリーズvol.3:「為替鬼の投資哲学と短期売買手法を全公開」発売中!!

FX Journal シリーズvol.3:「為替鬼の投資哲学と短期売買手法を全公開」

エントリーからわずか数分で決済する、超短期スキャルピングを得意とし、一日のトレード回数は数百回にも!? そんなずば抜けた経験から繰り出されるFXの投資哲学は非常に明確で論理的であり、個人投資家にとって非常に役に立つものばかりです。

そんな為替鬼氏の「投資哲学」と「短期売買手法」をまとめた大人気FX Journal シリーズvol.3、『為替鬼の「投資哲学」と「短期売買手法」を全公開!! スキャルピング必勝法』発売開始です。

ABOUT ME
FX攻略.com編集部
日本で唯一の月刊FX情報誌『月刊FX攻略.com』を2008年から10年以上発行してきた編集部です。
トレイダーズ証券 みんなのFX
あなたに最適なFX会社・取引口座を見つけよう!!
【FX会社比較】10年以上FX専門誌を発行してきたFX攻略.com編集部が調査しました

「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。

10年以上にわたってFX月刊誌を出版してきた老舗FXメディア「FX攻略.com」編集部が、FX用語を知らない人でもわかるようにFX会社、取引口座のポイントを解説しました!

取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか

\FX会社によって違うところをチェック/

スプレッドFX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。
約定力狙った価格で注文が通りやすいかどうか。
スワップポイント高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。
取引単位少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。
取引ツール提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。
シストレ・自動売買裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。
サポート体制サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。
教育コンテンツ配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。
キャンペーン新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。

FX会社を比較・検討
したい方はこちら >>
FX会社を一社ごとに
見たい方はこちら >>

あわせて読みたい