こんにちは。国府勇太です。
さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。
見るのは日足です
先週の一言「動きなし!」
先週を一言で表すと「動きなし!」です。
1月21日(月)に109.70円でスタートしたドル円。
22日(火)には先週の安値109.14まで下げるも翌日反発。
23日(水)には110円手前の109.997円をつけ、その後は見せ場もなく週末109.510円でクローズしました。
チャートの足の長さを見てもわかるように、ほとんど動きのない一週間でした。
現在のFXの主役は間違いなくポンドです。
ポンド円の上昇が止まりません(ポンドドルも)。
テーマはやはりブレグジット。
ブレグジットとは、イギリスがEU(欧州連合)を離脱することをいいます。
この期限が2019年3月29日でもうすぐなのですが、その内容に向けてさまざまな合意の話し合いをするもうまくまとまっていません。
最悪「合意なき離脱」もありえるということでマーケットが注視しています。
そして現在「合意なき離脱」のリスクは完全に払拭できないもの、一時の危機的状況からは脱したと見て、ポンドは現在大きく上昇しています。
ポンド円の日足チャートがこちらです。
期限延長の話もでて、ますます注目を集めるブレグジット。
ドル円への影響も大きいので今後も動向に注意が必要です。
ドル円、今週の見通し
EMAをプロットしてみましょう。
EMAとは、MA(移動平均線)の一種で、直近の価格をより重視してトレンドを把握するテクニカル分析です。
パラメータは以下です。
短期:5
中期:25
長期:75
短期線が上向き、中期線が下向きで、2本の間に現在の足が挟まれています。
トレンドが掴みづらい、トレードしづらいマーケットです。
強いて言えば、今週に入って短期線を割っているのが気になります。
さらに先週も指摘しましたが、大台110円を超えられなかったのでテクニカル的には下げやすい展開です。
なので、今週はどちらかといえばショート(売り)優位です。
とはいえ、難しい局面なので無理は禁物です。
それでは、今週もリスク管理に気をつけてトレードしていきましょう。
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