こんにちは。国府勇太です。
さっそく先週のドル円の動きを振り返っていきましょう。
見るのは日足です
先週の一言「動きなし、以上!」
先週を一言で表すと「動きなし、以上!」です。
18日(月)に110.44円でスタートしたドル円。
大きな動きはなく、20日(水)に上昇し、111円にトライするも高値110.862円止まりでした。
週末21(木)、22日(金)は小反落し結局110.64円でクローズ。
「動きがない」一週間でした。
ただ、この「動きはない」ということはFXの場合、意味を持ちます。
先々週に大きく続伸し、110円を越えて以降に動きがない状態。
この「110円を超えて、動きがない」ということはそれだけ「底固め」がされているということ。
次の上昇にむけて着々と準備が進んでいます。
ドル円、今週の見通し
単純移動平均線(SMA)をプロットしてみましょう。
パラメータ(設定値)は25、75、105です。
前回と同じく、SMAが3本の向きが揃っていません。
短期では、上昇。
中長期では、下落という少し分かりづらいサインです。
もちろん無理にトレードする場面ではありません。
(本当は、3本が同じ方向を向いているときにその方向にエントリーするのがFXの鉄則です)
ただ、どうしてもトレードというのであれば短期の買いを推奨します。
とくに節目となる111円を越えてからのエントリーが有効です。
こういった節目を超えると、大きくマーケットが動き出すことがあり(ブレイクアウト)、その勢いを利用して利益を得ようとするトレードです。
反対に、111円を越えてから割高感でショートをするのはおすすめしません。
ショートをしたい場合は、111円に近づき越えられず反落するタイミングです。
「今がチャート上割高か割安か」だけではなく、モメンタムを意識したトレードをすることで初心者トレードを脱することができます。
では、今週もリスク管理に気をつけてがんばりましょう。
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