FX力を鍛える有名人コラム

高田資産コンサル流・ドル円分析(2021年1月31日)[高田智雄]

高田資産コンサル流・売買戦略の考え方

注目の日柄

  • 1月4日~8日の週 ← 1月6日安値102.57円の安値と一致
  • 2月22日~26日の週

ドル円が上昇トレンドを形成している時は上向きの75日移動平均線を上回って推移しますが、ドル円が下降トレンドを形成している時は下向きの75日移動平均線を下回って推移することになります。

現在の状況は、下向きの75日線を1月28日(木)に終値ベースで上回り、1月29日(金)も強い展開が続きましたので、長く続いてきた下降トレンドから抜け出し始めた形になっており、今後も75日線がサポートされると、75日線が上向きに転じてくることになります。

ドル円が上向きの75日線を上回って推移する形となると、典型的な上昇トレンドの形になりますので、ここから75日線がサポートされる展開が続くかどうか、注目をしていくことになります。

日柄については、1月4日~8日の重要日柄は、1月6日安値102.57円と一致しましたので、102.57円は重要な安値になった可能性があると解釈をすることになります。

今後は75日線がサポートラインに切り替わって、これを上回った状態が続くと、次の重要日柄の2月22日~26日に向けて、ドル円は上昇する可能性があります。

もしくは、2月22日~26日の前に高値をつけて、押し目のタイミングになる場合もあります。

逆に、75日線を早々に下回り、その後に75日線を超えられない展開が続く場合は、次の重要日柄の2月22日~26日は安値のタイミングになる可能性が出てきます。

サイクル

ドル円のサイクル(日足チャート、1月29日) ドル円のサイクル(週足チャート、1月29日)

ドル円の日足のサイクル(安値と安値の間の営業日数、上図の黒の数字)は、短いと2週間程度、長いと5週間程度で、概ね3週間~5週間の間に収まることが多いです。

サイクルの上昇期間(安値から高値までの営業日数、上図の緑の数字)は、短いと1週間以内、長いと3週間程度続きます。

上昇トレンド時は上昇期間が長くなりやすく、もみ合いや下降トレンド時は上昇期間は短くなりやすいです。

サイクルの下落期間(高値から安値までの営業日数、上図の青の数字)は、短いと1週間以内、長いと4週間程度続きます。

下降トレンド時は下落期間は長くなりやすく、もみ合いや上昇トレンド時は下落期間は短くなりやすいです。

現日足サイクルは、1月21日安値103.31円から開始しており、現在はサイクルトップに向けての上昇中だと考えられます。

上昇期間は短いと1週間以内となりますが、既に1週間以上の上昇に発展しておりますので、長い場合の3週間程度の上昇期間に発展する可能性があります。

この場合は、2月第2週あたりまで上昇トレンドが続く可能性があります。

週足サイクルについては、1月6日の102.57円がサイクルボトムで確定しましたので、過去の傾向からは、当面は102.57円割れの相場は起こりにくく、少なくとも週足ボリンジャーバンド(25)の+1σ付近への上昇が起こる傾向があります。

週足ボリンジャーバンドの+1σは、現在105円台半ばに位置しております。

また、上昇が大きくなる場合は+3σに達することもありますが、これは現在107円台半ばに位置しております。

ドル円の節目

  • 110.68円
  • 107.05円
  • 104.80円←強弱の分岐点となる重要な節目
  • 101.17円
  • 97.54円
  • 95.29円

104.80円は重要な節目ですので、これを上回って推移していると、ドル円の想定レンジは104.80円~107.05円となります。

さらに、107.05円も重要な節目ですので、これを上回って推移すると、ドル円の想定レンジは107.05円~110.68円となります。

逆に104.80円を割って推移すると、ドル円の想定レンジは101.17円~104.80円となります。

さらに、101.17円を割って推移すると、2016年6月のブレグジット安値を割り込んで97.54円や、95.29円を試す急落が起こる可能性が出てきます。

以下は毎週変わる節目

2月1日~5日の週は、①103.33円、②102.89円

2月8日~12日の週は、①103.52円、②103.08円

2月15日~19日の週は、①103.71円、②103.27円

2月22日~26日の週は、①103.90円、②103.46円

上記の「毎週変わる節目」の考え方は、現在は①も②も上回っておりますので、いずれも下値支持として注目します。

最重要は、上記の107.05円、104.80円、101.17円、97.54円の節目で、104.80円を上回って推移している場合は107.05円に注目をし、104.80円を下回って推移知りている場合は上記の①②と、101.17円に注目をします。

ボリンジャーバンド(中心線を25に設定)

ドル円日足チャート(ボリンジャーバンド・中心線を25に設定)

もみ合いの場合は、日足は-1σ~+1σの間でドル円は推移することになるため、ドル円が中心線(25日線)を挟んで、+1σ付近に上値を抑えられ、-1σ付近に下値を支えられて、バンドの傾きがほぼ横ばいであるときは、典型的なもみ合い相場です。

トレンドの時は、上昇トレンドなら、中心線(25日線)が上向きで、上向きの+1σに沿う形の上昇となるか、上向きの+2σに沿う形の上昇となるし、下降トレンドなら、中心線(25日線)が下向きで、下向きの-1σに沿う形の下落となるか、下向きの-2σに沿う形の下落となります。

上記を踏まえた上で、現在のドル円の日足を確認すると、+2σを上回っておりますので、バンドウォークの上昇入りの形です。

(1)バンドウォークの上昇が続く場合は、+2σに沿う形で上昇するか、+1σが支えられる形で上昇が続く。

(2)バンドウォークの上昇が終わる場合は、+1σを終値ベースで割り込んだ後に、+1σが上値抵抗になる。

中長期の見方については、12月10日高値104.57円を超えましたので、下降トレンドを抜け出した形です。

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ドルインデックスとドル円の比較

ドル円がサイクルトップをつけて下落が開始する時や、ドル円がサイクルボトムをつけて上昇が開始する時には、ドルインデックスとの間に高値日のズレや、安値日のズレが生じることがよくあります。

また、ドルインデックスが上昇トレンドにある時は、ドル円の下値は限定的になりやすく、上値を追う場合もあり、逆にドルインデックスが下降トレンドにある時は、ドル円の上値は限定的になりやすく、下値が拡大する場合があるため、ドルインデックスの動向も見ながら、ドル円の売買戦略を考える必要があります。

直近のドルインデックスと、ドル円を比較すると、ドル円の方が相対的に強い展開となっており、ドル円は週足サイクル、日足サイクル共に上昇局面にあると考えられます。

結論

1月4日~8日の重要日柄は102.57円の安値と一致し、週足サイクルもボトムを打ちましたので、当面は102.57円割れの下落は起こりにくく、上値については、週足の+1σ~+3σまで上昇する傾向がありますので、今の相場に当てはめると105円~107円台への上昇が起こる可能性があります。

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高田智雄
高田智雄
たかだ・ともお。高田資産コンサル株式会社・代表取締役。日柄分析、需給分析、投資家心理分析、チャート分析を併用した相場分析手法を確立し、相場の見方や考え方、自分の売買戦略やポジション、運用状況をYouTube等で情報発信している。
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