トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。
NYダウは堅調に推移しボラティリティの猛威も収まりつつあるなか、2月6日から始まったドル円の急落も止まりました。マーケットはやや落ち着きを取り戻しつつありますが、引き続きNYダウや米長期金利とドル円の相関性が崩れるなか、方向感が不安定な状況が続きそうです。また今夜はFOMC議事要旨、明日はECB定例理事会議事要旨が公表されるなどビッグイベントも続きますので週末に向けて今一度戦略を練っていきましょう。
ドル売り攻め一回戦は終了か
NYダウや米長期金利とドル円の相関性が崩れるなか、マーケットのテーマは米通商政策や米財政赤字拡大にシフトしつつあります。そのためコアポジションはショートとなるのですが、短期的に見れば調整局面と言えるのではないでしょうか。
投機筋(短期勢)による売り仕掛けが一巡しているほか、NYダウも堅調な地合いが続いていることから足元はどこまで戻るのかが焦点となります。先週の金曜日に長いヒゲをつけたことでテクニカル的な転換が見られるなか、戻りは21日移動平均線の差し掛かる108.43円付近(緑線)がターゲットとなります。急激に下落した反発になりますので108円台まで十分引き付けてから戻り売りを狙う方が安全ではあります。また、今夜はFOMC議事要旨を控えておりますので内容を見極めてからのトレードでも遅くはないかもしれません。
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FOMCはタカ派を予想するが、ドル上昇とは限らない
今夜28:00(早朝4:00)にはFOMC議事要旨が予定されており、週末にかけては米地区連銀総裁の講演で利上げに向けてポジティブな言及があるか注目したいところです。
FOMC議事要旨ですが、ダウが乱高下する前の議事録なのでおそらくタカ派的な内容となる可能性が高いです。議事録がタカ派ならセオリーで言えばドル買い材料ですが、ダウや米長期金利とドル円の相関性が崩れるなか、マーケットがどう反応するのかを見極めたいところです。発表が早朝4:00ということで参加者は少なくやや不安定な値動きをすると思います。じっくり精査して東京市場からの勝負でも間に合うと思います。
ECBはユーロ経済の強さを再確認するか
明日22日はECB理事会議事要旨が公表されます。基本シナリオはユーロ経済の堅調さが再確認され、金融緩和策早期縮小への思惑が広がり、ユーロ買いで反応するとみています。引き続き要人からはユーロ高牽制発言が聞こえてきますが、仮に下押しする局面があれば押し目を拾いたいと思います。
また、足元では次期ECB総裁のトピックスが目立つようになりました。まず副総裁ですが、ユーログループはスペインのデギンドス経済相を選定しました。副総裁に南欧出身者が選ばれたことで、2019年に任期が切れるドラギ総裁の後任にユーロ圏北部出身者が選ばれる公算が高くなりました。以前より次期ECB総裁候補の一番手に挙げられていた北部出身でドイツ連銀のバイトマン氏が次期総裁としてさらに濃厚になったということです。バイトマンがECBの総裁となった場合、ECBの緩和的な金融政策に反対姿勢を示していることで引き締めが厳しくなることが予想されユーロ高に弾みがつくと考えられます。
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