トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。
2日間の日程で行われる日米首脳会談ですが、初日の昨日は北朝鮮問題が会談の中心となり、特別マーケットの反応はありませんでした。ただし2日目の今日は通商問題を議論する予定となっているため、こう着状態の続くドル円にとっては動意づくチャンスかもしれません。今夜に向けて再度戦略を練っていきましょう。
日米通商政策のポイントは!?
まず日米通商政策・為替政策のポイントをおさらいしておきたいと思います。両国の思惑は以下の通りです。
■日本側の思惑
・関税引き上げ対象からの除外を求めたい
・WTOなど国際的な取り決めに準拠し米国の強硬な提案は拒否したい
・日本の金融政策には一切関与させない
■米国側の思惑
・対日貿易赤字の解消を図りたい
・FTAを締結し日本との貿易を優位に進めたい
・為替レートを円高に誘導したい
真っ向からぶつかる主張ですがどこまでお互いが踏み込んでいけるかが焦点となります。
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トランプ大統領次第の通商交渉か
日米同盟の強固さをアピールして通商交渉や為替政策に関して日本に無理な注文を付けないというシナリオも十分考えられます。この場合はリスクオンです。しかし、米財務省が今月13日に公表した半期に一度の為替報告書を見ると円の実質実効レートは、過去20年の平均値と比べ25%近くも円安であるとしています。トランプ政権は、日銀の金融政策による円安誘導に嫌悪感を示していることは確かです。
ここにきてモリカケ問題で支持率が20%台まで低下して雲行きが怪しくなってきた安倍政権に、トランプ政権がどこまで気を使ってくれるのかが気になります。自国へのアピールのため、攻勢をしかけてくる可能性も否定できません。
もっともトランプ大統領も低支持率が続いているため、秋の中間選挙に向けて成果を演出したい面があります。日本側が強気スタンスをとるとは思えませんのでやはりトランプ大統領次第の展開が予測されます。リスクリワードを考慮するとややダウンサイドを意識しようと思います。
テクニカル面では引き続きレンジ局面
先週金曜日には上値を試す局面も見られましたが、結局長い上ヒゲで引けており、107円ミドルからは抵抗も激しく、テクニカル面ではレンジ取引が続いています。目標数値は先週から変わりなく、レジスタンスを2月21日高値の107.90円、サポートを4月2日安値の105.65円としてレンジ内での取引を考えています。
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