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FX力を鍛える有名人コラム

カニトレーダー式FXを収入の柱にする10のステップ|ステップ2 生活にマッチする時間足を決める

カニトレーダー式FXを収入の柱にする10のステップ|ステップ2
カニトレーダーが行く

無理なくFX取引できる時間軸を選択しよう

 今月は、トレードをする時間軸の固定について解説します。結論からいいまして、早い段階で自分がメインで見る時間足を決めるべきです。

 MT4などのチャートソフトでは、1分足から月足まで、いろいろな期間のチャートを表示できますが、どの時間足でトレードをするかを、FXを本格的に始める前に固定しましょう。というよりも決めた時間足で使えるトレード手法を勉強するべきです。

 例えば、会社勤めをしていて、日中はトレードやチャート分析ができないなら、その時間帯で5分足を用いたトレードは成り立ちません。逆にサラリーマンでも、時々チャートを見られる人なら、1時間足や4時間足を使った手法は実行できます。メインでトレードをする時間足が決まることで、その時間足ならではのクセや特徴なども分かってきます。

 こういった、トレードをする時間に応じたスタイルの分類が、よく聞くスキャルピング、デイトレード、スイングトレード、ポジショントレードとなります。

FXトレードする時間足の目安

どの時間足でもFXで勝つ人は勝つ

 私は、時間足には本質的に有利なもの、不利なものはないと思っています。そして、スキャルピングよりスイングトレードの方が勝てるとか、そういったスタイルごとの優劣もありません。1分足でも、月足でも、勝つ人は勝ちますし、負ける人は負けます。

 こういった、時間足やトレードスタイルの比較は、議題としては盛り上がります。でも、どれが勝てるかより、どれが使う人の生活にマッチしているかが大切です。

 また、トレーダー本人のメンタルや性格とも関係してくる部分です。せっかちで、どんどんトレードをしたい人は1分足のスキャルピングが向いていますし、じっくり増やしたい人は日足のスイングトレードが良いでしょう。

 ただ、短期トレードの方が、トレード回数が多くなるため、資金効率が良いのは事実です。技術がある人がスキャルピングをすれば、あっという間に資金を増やします。ただ、技術がない人がスキャルピングをすると、お金が減るのも早いです。また、短期トレードの方が利益に対するスプレッドの割合が多く、トレードの回数も多いため、コストの影響を強く受けます。

 私は現在は5分足でトレードをしていますが、これはこの時間軸が生活や性格に合っているからです。なので、私と同じスタイルにするより、自分にマッチした時間足を選んでいただいた方が良いでしょう。

 最後に、エントリーから決済まで、メインとなる時間足は変更しないでください。よくあるのが、「5分足で分析してロングしたものの、下がってしまった。でもまだ日足では上昇だから、損切りせずに買いをホールド」というパターン。損切りをしたくないという欲望に負けて、トレードの途中で判断基準になる時間足を変更している、典型的な負ける行動です。

 時間足が多すぎても混乱しますし、メインの時間足を絞り込んで分析やトレードをしましょう。

ステップ2のまとめ

今月のチャート分析トレーニング|ドル円 5分足 2019年4月18日

OANDA JAPANオーダーブックのチャート

買いの逆指値が売りより多いため、基本的には買い目線です。ただ、現在の価格から見て、すぐ近くの逆指値のボリュームは売りの方が多いため、目先では下降圧力が強いという見方もできます。そのため、あまり手を出しやすい状況ではないといえますが、あえてシナリオを立てるなら、いったん下がって売りの逆指値を消化後、上昇していく形が考えられます。

OANDA JAPANオーダーブックの見方

現在の価格を基準に、今より高く買う、あるいは安く売る注文が逆指値。今より安く買う、あるいは高く売る注文が指値となります。相場は基本的に逆指値注文を消化する方向に動きやすいため、「右上」と「左下」のボリューム差をまず最初にチェックします。

※この記事は、FX攻略.com2019年7月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。


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OANDA Japan

【カニトレーダー式FXを収入の柱にする10のステップ】

ステップ1 必ずトレードの収支を記録する
ステップ2 生活にマッチする時間足を決める
ステップ3 手法よりいかに機械になれるか
ステップ4 損失が大きい場合の対策
ステップ5 無駄なものをいかに削るか 
ステップ6 トレードが安定する3原則
ステップ7 無駄を省いて手法を育てる 
ステップ8 トレード手法の作り方
ステップ9 急変動をチャンスに変えるには
ステップ10 最終回 謎の値ごろ感に気をつけろ

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取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか

\FX会社によって違うところをチェック/

スプレッドFX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。
約定力狙った価格で注文が通りやすいかどうか。
スワップポイント高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。
取引単位少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。
取引ツール提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。
シストレ・自動売買裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。
サポート体制サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。
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