トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。
先週行われた米雇用統計のほか、直近の米経済指標結果を見てもわかるように米経済は盤石です。NYダウも堅調で年内4回の利上げ確率も40%近くまで戻りました。とはいえドル円はなかなか上昇できない展開です。上値が重い要因として週末に予定されているG7や日米首脳会談を見極めたいとの思惑があるようです。また、来週には米朝首脳会談、FOMC、ECBとリスクイベントが多く、現段階でなかなか買い一辺倒ともいきません。ビックイベントを前にしっかりと準備をしておきましょう。
好調な米ファンダメンタルVSリスクイベント
現在のドル円は「好調な米ファンダメンタルVSリスクイベント」の構図です。
好調な米ファンダメンタルを背景にロング攻めをしたいところですが、不透明なリスクイベントを通過しないことには思い切ったポジションはとれません。週末から来週にかけてのイベントを整理していきたいと思います。
週末から来週にかけてのイベント | ||
7日(木) | 日米首脳会談 | 午前中 |
8日(金) | G7首脳会議 | 1日目 |
9日(土) | G7首脳会議 | 2日目 |
12日(火) | 米朝首脳会談 | 10:00 |
13日(水) | FOMC | 27:00 |
14日(木) | ECB理事会 | 20:45 |
15日(金) | 日銀会合 | 正午 |
まず、明日行われる日米首脳会談ですが、日本としては米朝首脳会談前に拉致問題への対応を協議したいところですが日米貿易について議論することがすでに決まっています。貿易関連はポジティブには反応しづらい材料なだけに下値に警戒が必要です。ただ、トピックスで急落局面があっても一時的な反応に留まる可能性が高く、突発的な値動きから下落局面があればしっかりと押し目を拾っていきたいと思います。また、複数あるこれらリスクイベントでは大きなサプライズがなければ何度か押し目を拾えると考えています。
↓↓ 【FX攻略.com限定】新規口座開設(無料)&1lot取引で月刊FX攻略.com3か月分もらえる!! ↓↓
イタリア問題は解決??
ユーロドルは先週の急落から持ち直し現在では1.17ドル付近でもみ合っています。先週はイタリアのユーロ離脱という極端なシナリオまで織り込む値動きとなったため、さすがにマーケットはオーバーシュートと捉えて戻しているといった状況です。また、イタリアではコンテ首相を軸とした連立政権が発足して総選挙は回避されることになったこともポジティブな要因です。
ではイタリアショックはもう起きないのでしょうか。個人的にはあまり楽観できないと思っています。
表向きは、コンテ新首相は「ユーロ圏からの離脱を検討したことはない」と発言しておりますが、連立政権を組む「五つ星」と「同盟」は基本的に反ユーロや脱ユーロの考え方の持ち主です。金融政策も「量的緩和」や「大幅減税」を掲げておりイタリアの財政問題は不透明です。ユーロ離脱のカードも飛躍しすぎだとは思っていません。ユーロは来週のECB理事会で出口について話し合う予定との報道もあり、見極める必要がありますが、弱気のスタンスを維持しています。
★スプレッド業界最狭水準宣言。★
みんなのFXなら主要6通貨ペアすべてのスプレッドが業界最狭水準!
米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/米ドル、ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円
これら主要通貨が常に低コストで取引できます!
▽ぜひチェックしてみてください▽
https://min-fx.jp/
【ご注意】
※記載の内容は投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではございません。
※投資に関する最終判断は、お客様ご自身の判断でなさるようお願い致します。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性、完全性を保証するものではございません。
※当サービスに基づいて被ったいかなる損害についても、トレイダーズ証券及び情報提供元、関連会社は一切の責任を負いかねます。
※いかなる目的を問わず本情報の複製、転送及び販売を固く禁じます。
↓↓ 【FX攻略.com限定】新規口座開設(無料)&1lot取引で月刊FX攻略.com3か月分もらえる!! ↓↓
【関連記事】
・買いスワップポイントが何と100円!トルコリラ円の取り扱いでいま熱いのはトレイダーズ証券!!
「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。
10年以上にわたってFX月刊誌を出版してきた老舗FXメディア「FX攻略.com」編集部が、FX用語を知らない人でもわかるようにFX会社、取引口座のポイントを解説しました!
取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか。
\FX会社によって違うところをチェック/
スプレッド | FX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。 |
---|---|
約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
キャンペーン | 新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。 |