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期限の迫るブレグジット。合意は如何に[井口喜雄]

トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。

ふんわりしたリスクオンは継続

モデルナ社のワクチン開発期待から米長期金利上昇→ドル円が急騰といった場面もありましたが、ワクチンの開発期待だけでは、市場の楽観は続かないようです。とはいえ、世界的な株価は堅調さを維持しています。根底にいずれできるワクチンへの楽観論があるほか、たとえ早期のワクチン開発ができない場合でもFRBが異次元の金融緩和策を維持するのであればリスクは取っていけると考えているようです。

ノーポジではいつまでたっても利益がでないのでリスクアセットが下がってくれば下支えする参加者が多いのでしょう。短期的に冷え込むことはあっても、このふんわりしたリスクオンが続くとなれば、ドルは売られやすいのかもしれません。

ドル円は戻り売り

リスク許容度に対するドルと円の反応がまちまちなのでドル円のトレードは悩ましいですが、日足レベルでチャートを見ると右肩下がりダウントレンドは継続しており、戻りを売っていく戦略になります。ただ、ダウントレンドの中、局地的なショートカバーが毎回強烈なだけにストップはタイトに入れて逃げたいと考えます。

ドル円日足チャート

期限の迫るブレグジット 合意は如何に

期限迫るブレグジットは大詰めを迎えています。離脱期限は12月31日ですが、バルニエEU首席交渉官は11月中旬が本当の意味での合意期限となると語っています。そう考えると全く時間がないのですが、あしもとでポンドが上値を切り上げていることからマーケットは年内までに合意して英国はEUを離脱すると楽観しているようです。

もちろん「合意なき離脱」の可能性がゼロではありませんが、最悪でも暫定合意は取り付けるだろうと多くの参加者が考えているのでしょう。また、バイデン政権がブレグジットに反対していることも「合意のなき離脱」への可能性を軽減しています。

一方で英経済はあまりよくありません。英中銀は失業率が今年末までに6%に上昇し、来年第2四半期に8%付近に達するとの見通しを示しています。また、英国ではコロナ第2波による感染再拡大を受け、新規感染者が増え、死者は累計で5万人を超えています。2度目のロックダウン懸念は依然として高い状況です。ブレグジット一色ですが、これが悪材料に反応して大きく下がる場面があれば、ポンドを買い下がっていくのも戦略としてイメージしています。

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