井口喜雄

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    2019年2月20日
    ドル円の上昇トレンドは本物か!?[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 日銀に金融緩和策があるのか 昨日、日銀の黒田総裁は「必要となれば緩和検討」と発言をしました。日銀にこれ以上の金融緩和策があるとは思えませんが、海外勢を中心に円が売られる展開です。おそらく発言の効果はないと知りつつも短期勢にとっては格好の円売り材料として利用してきたのだと思います。 しかし、これから日米通商協議が行われるわけですが、米財務省は日銀の金融緩和策が円安誘導していると警告しています。そうしたなか、昨日の緩和発言がアメリカ側を刺激し今回の日米通商協議で、為替条項が導入される可能性が高まったかもしれません。 FOMC議事録で方向性を示せるか 現在、ドル円は日銀の追加緩和発言や、米中貿易協議の楽観的なモメンタムから上昇していますが、ここから先は少し警戒が必要となります。なぜなら米中通商協議は合意に向けてマーケットは楽観的な見方が多いようなのでその反動から、セルザファクト的な動きがあるかもしれません。また、今夜28:00のFOMC議事録では1月29日・30日開催分が公表されますが、年内の利上げ停止や、バランスシ…
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    2019年2月13日
    ドル高エンジンを加速させられるか[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ドル円は111.27円付近が視野に入るか 米中通商協議の進展や、米政府機関再閉鎖の回避期待から日経平均が大幅上昇するなどリスクオンの展開からクロス円は堅調な値動きとなっています。ドル円も110円台にしっかり乗せており、次のターゲットとして200日移動平均線の差し掛かる111.27円付近が視野にはいります。ただし、110円後半(執筆時110.70円)からロングでついていくには心理的な抵抗があります。押し目を待つか、110円台でしっかり根固めできるかどうか少し様子を見ていきたいところです。一方下値は、心理的な節目となる110.00円になりますが、ここを再度割り込むようだとドル高シナリオは厳しくなるため、テクニカル的にこのサポートは踏ん張りどころといえるでしょう。 米消費者物価指数が鍵になるか このドル高エンジンが加速できるか、失速するかは今夜13日(水)の米消費者物価指数が鍵を握っているかもしれません。先に発表された米雇用統計で米ファンダメンタルは強いことが再確認されましたが、年内の利上げ確率はいまだに0回となって…
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    2019年2月6日
    パウエルFRB議長の講演で方向感を出せるか[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 トランプ大統領の一般教書演説はサプライズなし 先ほど行われたトランプ大統領の一般教書演説は、北朝鮮との会談の日程発表など新しい材料がありましたが、全体的にはこれまで通りトランプ大統領の強気スタンスが維持された格好となりました。 トランプ大統領の発言を一部抜粋すると、 「中国は何年にもわたり、米国を狙って知的財産を盗んでいる」 「議会に不法移民を終わらせるように促す」 「メキシコ国境の壁は作る」 といったようにやや強気トーンが目立つ内容となっています。講演前に融和姿勢を見せるのではとの思惑もあったため、ドル売りで反応した形です。しかし、サプライズはなく、値動きは限定的でドル円は109.80円付近で方向感をなくしています。 パウエルFRB議長の講演で方向感を出せるか トランプ大統領の一般教書演説では想定内の内容だったこともあり、ドル円はレンジ内で次のテーマを探る時間帯が続きます。そうしたなか、明日2月7日(木)の9:00に予定されているパウエルFRB議長の講演に注目が集まります。 前回のFOMCでパウエルFRB議長…
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    2019年1月30日
    ビックイベントに備えよう[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ビックイベントに備えよう ドル円は109.00円-110.00円で膠着状態が続いていますが、週末にかけてはビックイベントが目白押しとなっており、 どちらかにブレイクするのではといった期待感は高まってきました。まず、本日1月30日(水)より開催される米中貿易協議は、中国側が劉副首相を統括担当として、米国側はムニューシン財務長官とライトハイザーUSTR代表が出席して閣僚級協議を行います。 そして、1月31日(木)日本時間午前4時にはFOMCが予定されており、先週の金曜日にWSJ紙が「FRBは過去の量的緩和で買い入れた米国債などの保有資産の縮小の終了の議論を開始」との報道があったため、一気に緊張感が漂っています。また、FOMC終了後にはパウエル議長の記者会見も予定されており、発言次第で乱高下が予測されます。さらに、米経済指標も2月1日(金)に米雇用統計やISM製造業景況指数などの重要指標も控えており、忙しい週末となりそうです。 上がるも下がるもFOMC次第 米中通商協議では、3月1日(金)の米中貿易戦争休戦に向けて進…
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    2019年1月23日
    黒田総裁は存在感を示せるか[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 リスクオフポジションを巻き戻す動き 昨日のドル円ですが、トランプ政権による米中通商協議の開催拒否報道や、米政府機関一部閉鎖などのリスクオフ要因から一時109.15円まで値を下げました。しかし、米中通商協議の開催拒否はクドロー国家経済会議(NEC)委員長が同報道を否定したほか、米政府機関一部閉鎖に関しても米上院は「24日に政府機関再開に向け採決予定」とのコメントもあって市場では昨日のリスクオフポジションを巻き戻す動きとなっています。 日銀金融政策決定会合 また、先ほど行われた日銀金融政策決定会合では物価2.0%目標は維持されて金融政策は現行の緩和政策が維持されましたが、展望リポートでは2019年度の物価見通しが下方修正されたことで、ドル円は109.80円まで上げ幅を拡大しています。15:30からは黒田日銀総裁の記者会見が予定されており、内容次第では110円をトライする展開もあるでしょうか。 黒田総裁は存在感を示せるか 15:30に予定されている黒田日銀総裁の会見では国際通貨基金(IMF)が世界経済成長率見通しを下…
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    2019年1月17日
    【後編】現役為替ディーラーが、話題のアノ人と語り尽くすTrader’s対談[トレイダーズ証券みんなのFX 井口喜雄/ゲスト 川崎ドルえもん]
    【Trader’s対談 前編はこちら】 ・【前編】現役為替ディーラーが、話題のアノ人と語り尽くすTrader’s対談[トレイダーズ証券みんなのFX 井口喜雄/ゲスト 川崎ドルえもん] グルトレ開発者の売買ルールは? 井口 先日、ツイッター上でマイナススワップに対する議論があったそうですね。どのようにお考えですか? 川崎ドルえもん(以下、川崎) グルトレって子本体は両建てですが、サポートと呼ばれる別建ての注文は、ロングかショートを選ぶことになります。それで、ショートを選ぶとスワップがマイナスになってしまう通貨ペアが多いので、ショートをためらう人がいます。ですが、グルトレは年率が20%以上取れる手法なので、マイナススワップを気にしすぎてショートをしないというのは、あまり良くない。底値になるまで待ってロングするよりも、その底値にいくまでにショートをして利益を積み上げていく方が良いと思います。 井口 グルトレはロングとショートのどちらかで始めるわけですが、その方向の決め手というのは、何を基準にしていますか? 川崎 テクニカルのみで決めています。日足でMACDとストキャスティクスを見ていて、ゴー…
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    2019年1月16日
    英議会EU離脱案を否決 ポンドはどこへ向かうのか[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 注目されたEU離脱案を巡る英議会採決ですが結果は否決され、反対した議員数は予想より多い118名に増加しました。反対議員が多かったことで否決直後にポンド円は137.37円付近まで下落しましたが、事前にかなり売り込まれていたこともあり、その後ポンドは買い戻しが優勢となり、現在は139円ミドルまで回復するなど荒い値動きとなりました。否決そのものはマーケットに織り込まれていたため、これからの動向が注目されます。 まず本日ですが、メイ首相の内閣不信任決議案の採決が予定されているほか、カーニーBOE総裁発言も予定されており目が離せません。また、英経済指標も消費者物価指数といった重要視を控えており様々なイベントでポンドは引き続き乱高下が予想されます。 まず本日28:00に決議される英内閣不信任決議案ですが、否決される見通しです。仮に可決されメイ首相が辞任してもどの党首もいまのところブレグジットの解決策がありませんので大きな変化は望めません。 超党派を作り新しい離脱案が出される可能性もありますが、もう少し先のシナリオです。さら…
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    2019年1月9日
    フラッシュクラッシュ後どうなる?[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 新年明けましておめでとうございます。本年も皆様におかれましては、より良いトレードの年で有りますようにお祈り申し上げます。今年もどうぞよろしくお願い致します。 ドル円は正月早々のフラッシュクラッシュから全戻しになるなど、マーケットは荒れており、今後のAI対策について真剣に考えさせられる年初となりました。とはいえ、マーケットも正常に戻りつつあり、ここからスタートと気持ちを切り替えてトレードに挑むしかありません。 さて、本日注目されるのは、日程が延長された米中貿易問題次官級協議と、未明に予定されているFOMC議事要旨。さらには英議会でEU離脱協定案に関する審議が本日から再開となるため、ポンドの値動きには注意したいところです。 あしもとではリスクオンも… 延長が決まった米中次官の貿易協議でトランプ大統領は「中国との協議はとても順調」との発言があるほか、延長されたことで、合意に近づいているのではないかとの期待感が高まっています。また、年末の株価暴落や年始のフラッシュクラッシュなど世界的にマーケットが混乱しただけに、今は米…
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    2018年12月26日
    荒れる年末年始!ドル円は110円を巡る攻防[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 サンタクロースラリーもどこ吹く風で世界的な株価の暴落が止まりません。暴落の震源地はアメリカで、メキシコ国境の壁費用に民主党が合意せず、米政府機関が一部閉鎖されていることが起因しています。さらに、マティス国防長官辞任やパウエルFRB議長の更迭検討などトランプ政権による人事の混乱が火に油を注ぎリスクオフ一色の展開。ドル円も4カ月ぶりの安値となる110.14円付近まで下落している状況になります。十数年マーケットを見ていますが、ここまで荒れたクリスマスはあまり記憶にありません。 年末年始はツイッターリスクに警戒を トランプ大統領は今回の株価暴落を受けて、パウエル議長やムニューシン財務長官について「信頼している」「優秀な人物」などとコメントして火消しに走っています。しかし、米政府機関閉鎖や米中通商政策、さらにはトランプ政権の人事やスキャンダルと問題は絶えません。 これらトランプ政権の混乱は以前から散見しておりましたが、ここにきてなぜ材料視されるのかと思われる方も多いかもしれません。おそらくマーケットは、株が上がっている時…
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    2018年12月25日
    【前編】現役為替ディーラーが、話題のアノ人と語り尽くすTrader’s対談[トレイダーズ証券みんなのFX 井口喜雄/ゲスト 川崎ドルえもん]
    ツイッターで話題のグルグルトレイン 井口 ネット上や巷で、かなりグルグルトレインが話題になっていますね。川崎ドルえもんさんは、グルトレを始めてどれくらいになるんですか? 川崎ドルえもん(以下、川崎) 研究を含めると2年です。数値の研究が半年ぐらい、ベース戦略が定まるまで、1年半くらいかかりました。 井口 実を言うと、私は結構早くから目をつけていたんです。ツイッターのフォロワー数が何百というときでした(編注:2018年11月末時点で約6千人)。有名トレーダーの羊飼いさんが推していて、さらに川崎さんのキャラも際立っていましたからね。それで、今グルトレがものすごく盛り上がっていますが、ご本人としてはどう思われてますか? 川崎 正直、戸惑ってます(笑)。自分では、そんなにすごい手法だとは思ってなかったので。精神的負担がかからずに儲かるというもので、発表した当初は年率をそこまで高く設定していませんでした。長期のスタンスで500万円を元手に、年間20%くらい稼げますよというものだったんです。でも最近は、リスクを強めにとることを考えています。5円逆行すれば65万円の損切りになるのですが、それで今は回…
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