井口喜雄

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    2018年10月17日
    テールリスクがくすぶる米為替報告書[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 VIX指数が上昇してマーケットに緊張が走るなか、為替もNYダウの顔色を窺う展開です。また、今週中にも発表される米財務省の為替報告書も引き続き材料視されており、アメリカが中国を為替操作国と認定するのかが焦点となっています。 その他、本日からEU首脳会議が始まり、ブレグジット関連のヘッドラインにポンドは乱高下が予想されますので要警戒です。 株価急落の調整局面は終了か 米長期金利上昇や米中貿易戦争、さらには中東情勢も絡んでNYダウは軟調になりやすいものの、米ファンダメンタルに変化があったわけではないため、このまま下降トレンドになるとは考えにくいです。NYダウ上昇トレンドのなか、それなりの調整が入ったと考えれば、このあたりで下げ止まったと考えてもいいでしょう。ドル円にしても一目均衡表雲上限の差し掛かる111円ミドルでしっかりサポートされており、111円台後半でも参加者の買い意欲が高いです。 ↓↓ 【FX攻略.com限定】新規口座開設(無料)&1lot取引で月刊FX攻略.com3か月分もらえる!! ↓↓ テールリスクがく…
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    2018年10月10日
    米ファンダメンタルは盤石!ドル円は底堅い展開を予想[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ドル円は米中貿易摩に収束が見られないほか、昨夜トランプ大統領が「FRBがやっていることは好きではない」と発言したことからリスクオフの展開となり、112.87円まで下落しました。また、11月6日に米議会の中間選挙を控えてトランプ節が加速する可能性もあります。さらにはイタリアの来年度予算案の行方、英国のブレグジット交渉など波乱材料は多く、週末に向けてニュースヘッドラインには警戒が必要になります。 米ファンダメンタルは盤石!ドル円は底堅い展開を予想 11月6日に米議会の中間選挙を控えており、下院では民主党優勢の報道が多くなってきました。こうなるとトランプ大統領が選挙に向けて保護主義的な発言を加速する可能性は否定できず、その都度リスクオフにさらされるかもしれません。また、来週にも米財務省が議会に提出する為替政策報告書で中国が為替操作国と認定される可能性もあり、米中貿易戦争のほか、米中通貨安戦争も勃発すればこちらもドル円にとってネガティブな材料となります。 とはいえ、安全通貨のドルと円は同じ方向に動くため、方向感は出にく…
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    2018年10月3日
    ギリシャショックの再来?イタリア財政不安の影響は[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 イタリア財政不安のほか、米中貿易問題などリスク要因が混在するマーケットもドル円はわりと底堅い展開が続いています。要因としては、NYダウが史上最高値を更新したほか、テクニカル面でもドル円は年初来高値の113.39円をブレイクして上値が軽くなったことがあげられます。週末には米雇用統計を控え好調な米ファンダメンタルを裏付ける形となるか注目です。一方でユーロはイタリア財政不安がどこまで拡大していくか展望していきたいと思います。 米雇用統計で米経済の好調を再確認か 週末金曜日には米雇用統計が予定されており、現時点でのコンセンサスはこのようになっています。 失業率:3.8% 雇用者数変化:18.5万人 平均時給前月比:0.3% 平均時給前年比:2.8% 失業率以外は前月(前年)より伸び率が低下する予測ではありますが、よほどネガティブな数字が出ない限りはFRBによる利上げ継続方針が変わることはありません。パウエル議長が昨夜の講演で米景気について「見通しは非常に良好」と述べたように米国の高金利、好調な経済を素直に好感するマーケ…
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    2018年9月26日
    今夜のFOMCは如何に!ドル円は年初来高値更新なるか[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 注目されていた日米通商協議(FFR)は米国側から厳しい要求されるとの見方が一部ありましたが、特段材料視されることはなく、無事通過となりました。ドル円も小動きではありますが、112円をブレイク後に下値を固めつつ、しっかりした展開から上昇トレンドを形成しております。今夜はFOMCが予定されており、ドル円は上昇トレンドを継続することができるかが焦点になりそうです。 ドットチャートとパウエル議長の記者会見に注目 今回のFOMCでは0.25%利上げがほぼ織り込み済みとなるため、注目はFRBが示す2021年までの経済見通しやFOMCメンバーの金利見通しを示すドットチャート、さらにはパウエル議長の記者会見となります。記者会見ではあしもとのFOMCメンバーやパウエル議長の発言からタカ的スタンスが維持されると思われますが、米中貿易戦争長期化への懸念から慎重な発言もあるでしょう。強弱がミックスした会見になる可能性もあり、内容次第でどちらにでも動けるように柔軟姿勢で臨もうと思います。 ただ、これまでFOMC後にはセルザファクト的な売…
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    2018年9月19日
    ドル円はレンジブレイク!このトレンドは本物?[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 対中制裁関税第3弾が実施され、あしもとの不安材料を消化したことでマーケットはリスクオンとなっています。これでドル円は長らく続いた110~112円のレンジを上方へブレイクしています。約2か月続いたレンジをブレイクしたことで上昇トレンドへの期待感もありますが、週末にかけてリスクイベントも続くため、しっかり準備をしておきたいところです。 梯子を外された?黒田総裁の記者会見に注目 本日は15:30から黒田日銀総裁の記者会見が予定されています。先日安倍首相は討論会で「出口戦略は任期のうちに実施したい」との発言があったため、今回の会見では「出口戦略」に関連する質問が集中すると思われます。 黒田総裁が「出口戦略」について話をするとは思えませんが、念のため「出口戦略」警戒はしておきたいところです。 短期勢が黒田総裁の言葉尻を都合よくとらえて下値攻めする可能性もあります。また、前会合で行った政策変更はステルステーパリングではないかとの解釈もあり、黒田日銀総裁の発言には要警戒です。 ↓↓ 【FX攻略.com限定】新規口座開設(無料…
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    2018年9月12日
    決戦は木曜日[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ドル円は引き続き狭いレンジから抜け出せない状況です。先週の米雇用統計を見てもわかるように圧倒的な米ファンダメンタルを背景としたドル円買いが基本スタンスとなりますが、あしもとで対中制裁関税第3弾、さらには第4弾の声もあり、積極的にドル円を買っていけるモメンタムではないようです。 一方で明日木曜日にはBOE政策金利発表、ECB政策金利発表、TCMB政策金利発表が予定されております。この英欧土の政策金利発表の中でもっとも注目度が高いのがトルコの政策金利発表になります。トルコの政策金利は各社予想がバラバラで0~750bp(17.25~24.75%)まで幅があり、とてもコンセンサスとはいえる状況ではなく、発表後はかなり荒い値動きになることが予想されるためしっかり準備をしておきたいところです。 ドル円は伸び悩む展開か トランプ政権の内部告発が相次いでおります。ワシントンポスト紙のボブ・ウッドワード記者がトランプ政権内部の暴露本を刊行したほか、ニューヨーク・タイムズ紙も匿名のホワイトハウス高官によるトランプ政権内部の混迷を掲…
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    2018年9月11日
    現役為替ディーラーが何でも答えます!「みんなのQ&A」第14回 市場ごとに特徴はある?[井口喜雄]
    疑問をぶつける相手はいないし、調べてもよく分からない…。そんな悩みがあったら、この企画にお任せください。トレイダーズ証券の井口さんが、あなたの質問を解決します! ■「みんなのQ&A」質問リスト ・Q1. 経済指標の線引き ・Q2. ニュースとの付き合い方 ・Q3. プロトレーダーの取引環境 ・Q4. スマホやタブレットでも勝てる? ・Q5. コツコツドカンの克服方法 ・Q6. 相場を一瞬のうちに大きく動かしているのは誰? ・Q7. FXでお勧めの情報源(ニュースサイトやTwitterなど) ・Q8. FXのプロが気にする相場のアノマリーは? ・Q9. ヘッジファンドとは何者ですか? ・Q10. 経済心理学って市場と関係あるの? ・Q11. お小遣い稼ぎに適したトレード手法を知りたい ・Q12. 新人ディーラーはどうやって一人前になるの? ・Q13. 中国経済の好調不調を判断する方法とは? ・Q14. NYオプションカットはFX取引する上で注目すべき? ・Q15. 債券市場は為替相場と関係あるの? ・Q16. 金や原油など商品市場はFXと関係性あるの? ・Q17. 高金利で話題の…
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    2018年9月5日
    ビッグイベントを控えドル円はどう動く[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 米国は、中国との貿易戦争の激化が懸念されているなか、対中経済制裁第3弾が発動されるかに注目が集まります。また、カナダとも北米自由貿易協定(NAFTA)協議でも難航しており、本日協議が再開される予定です。週末には、8月米雇用統計も予定されており、ビッグイベント前にしっかりと準備しておきたいところです。 ドル円は買い!? でも突っ込めない トランプ大統領は、対中経済制裁第3弾の導入に意欲をみせており、公式発表に注目が集まります。現時点では、発動回避の可能性も残されているので、もし発動されればリスクオフになります。また、本日21:30には米貿易収支の発表を控えており、対中貿易赤字が拡大していた場合、対中経済制裁第4弾の可能性もでてくるだけに、併せて注目しておきたいところです。 週末に予定されている8月雇用統計は、ポジティブになりやすい展開でしょうか。非農業部門雇用者数の増加幅で19.1万人増と前月の15.7万人からの増加が見込まれています。ポジティブとなった場合、FRBによる年内あと2回の追加利上げ確率が上昇し、ドル…
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    2018年8月29日
    方向感の見えないドル円[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ドル円は3営業日続けて日足の一目均衡表の雲に埋まっており狭いレンジが続いています。 米経済指標では29日に米GDP改定値、30日にPCEコア・デフレーター、31日にミシガン大学消費者態度指数の発表がありますが、インパクトは低く、トレンド発生とはいかないでしょう。イベントもなく、なかなか動かないドル円ですが、ここで一旦現在の材料を整理していきたいと思います。 ドル円の材料を整理してみよう 上昇要因 ・良好な米ファンダメンタルズ ・年内あと2回の追加利上げ観測 ・トランプ政権のレパトリ減税によるドルへの還流 ・NAFTA合意 下落要因 ・米中貿易戦争激化 ・トルコなど新興国の通貨危機 ・ロシアゲート問題 ・イールドカーブフラット化 ・米通貨安戦争参入 現在の材料を整理するとこんなかんじでしょうか。 どれもメインシナリオになるには十分な破壊力があり、きっかけ一つでどちらにも行けそうです。ただ、上昇要因である米ファンダメンタルにドルがあまり反応していないことを考えると下落要因にどうしても目が行ってしまいます。今後トラン…
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    2018年8月22日
    トランプ砲さく裂!トランプ劇場はどこまで続く[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 トランプ大統領のFRB批判が、ドル円の上値を重くしています。トランプ大統領は、「利上げは景気を冷え込ませる」「FRBは国にとって良いことをするべき」と言いたい放題です。この利上げ否定は米中間選挙を見据えて株価を下げたくないトランプ大統領の思惑となるため、10月くらいまでは足かせになりそうです。そうしたなか、明後日24日にジャクソンホール会議でパウエルFRB議長の講演が予定されており、先のトランプ大統領の発言にどう対応するか注目が集まります。 パウエルFRB議長は意地を見せられるか トランプ大統領の発言からFRBの独立性が危惧されていますが、パウエルFRB議長は、「雇用や経済の拡大だけがわれわれの目標だ」と独立性を堅持する発言をしており、さすがにトランプ大統領の影響で利上げペースを変えるとは思えません。 逆にここまで喧嘩を売られたパウエル議長は、ジャクソンホールでよりタカ派スタンスをとって反撃してくる可能性もありそうです。 FRB批判を材料にドル安に振れたとしてもドル円が沈み続けることはないように思えます。また上…
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