井口喜雄

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    2020年1月15日
    米中調印式は日本時間25時30分[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 米中貿易「第1段階合意」調印式 昨日のドル円は米国が中国の為替操作国認定を解除したことで110.21円付近まで上昇しました。しかし、その後は米国が現在中国からの輸入品に課している関税は11月の米大統領選後まで維持される可能性が高いとのヘッドラインが流れると109.80円台に押し戻され上値を更新していくことはできませんでした。米国による対中関税の引き下げが今年の米大統領選までないとすれば、リスクオンムードも一変する可能性があります。今夜25:30に米中貿易「第1段階合意」が予定されていますが、これで材料出尽くしとなれば、足元の上昇に対する調整の動きは出てくるかもしれません。 110円台で戻り売りが第一感 テクニカル的にドル円は110円台で値固めすることができていれば、一段上のステージに上がっていましたが、日足で長めの上ヒゲがでており、上値が重たく見えます。かなりのショートカバーも出ていたので、ここからの上値を更新していくには若干パワー不足かもしれません。昨日の高値110.21円をバックに110円台で戻り売りが第一…
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    2020年1月8日
    上がるも下がるも中東情勢次第[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 新年明けましておめでとうございます。本年も皆様におかれましては、より良いトレードの年で有りますようにお祈り申し上げます。今年もどうぞよろしくお願い致します。 上がるも下がるも中東情勢次第 本日は朝から荒れた展開となっています。ドル円はイラクの米軍基地空爆報道を受けて一時107.65円付近まで下落。しかし、昼前には「イランは米国の報復がない場合は、攻撃を停止する」とのヘッドラインが流れたほか、イランが国連安保理に「戦争は求めていない」という書簡を送っていたことも判明し急激な反発がおこりました。ドル円は下げ幅をすべて戻すなど、マーケットは上がるも下がるも中東情勢次第の展開となっています。そしてここから気になるのが今回の米軍基地空爆を受けてのトランプ大統領のツイートでしょう。戦争は避けたいが弱気スタンスも見せられないトランプ大統領がどう反応するのか注目です。 108円ミドルでは打診売りも コメント1つで流れが変わるヘッドライン相場なので偏った相場観は持たないように気を付ける必要があります。ただし、短期的に米国とイラン…
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    2019年12月25日
    年末年始にフラッシュクラッシュは起こるのか[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 クリスマスで閑散取引の中、北朝鮮リスクには警戒を 本日はクリスマスで欧米参加者がいない中、流動性は低下しており、特別材料もありませんので膠着状態を予想しています。しかし、マーケットが薄いため、突発的な値動きには注意が必要で、ヘッドラインリスクとしては北朝鮮があげられます。米朝非核化交渉の期限である年末が迫る中、非核化交渉が決裂した場合、北朝鮮は「アメリカへのクリスマスプレゼント」として大陸間弾道ミサイル発射や核実験再開の可能性を警告しています。 仮にミサイル発射があれば瞬間的に円高へ振らされることとなります。無理に取引をする環境ではありませんが、ヘッドラインにAIやアルゴが反応した場合の対策として、クロス円は深めに買い指値を入れてリバウンドを狙うという戦略も閑散相場では悪くないように思います。 年末年始にフラッシュクラッシュは起こるのか 今年もあと数日ばかりになりましたが、思い出されるのは、今年1月3日のフラッシュクラッシュです。記憶に新しいこともあってマーケット関係者はクラッシュに向けて警戒感を強めていますが…
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    2019年12月18日
    乱高下するポンドは如何に[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 どうなるトランプ大統領の弾劾調査 ビックイベントを無事通過したことでドル円は、109円ミドルを中心にもみ合いに終始しています。チャートを見ると上値を攻めてはいますが、材料不足からか勢いはありません。今月の高値109.72円あたりを上抜けてくるとロスカットを巻き込んで110円の大台に乗せる展開は想定されますが、このまま年末年始モードに入って動かなくなることもあるでしょう。 売りの材料として挙げられるのはトランプ大統領の弾劾調査です。18日米下院本会議でトランプ大統領の弾劾訴追がほぼ確実とみられています。一方、上院では共和党が過半数議席を占めており、トランプ大統領が罷免されないことも既成事実となっています。ただし、短期的には下院での採決結果を受けてAIやアルゴリズムといったシステムが反応する可能性が高く、下髭が出る可能性があるのではないかと考えています。採決のタイミングで瞬間的な下落を狙ってみるのも戦略としては悪くはありません。 売られすぎ?乱高下するポンドは如何に 動きの鈍いドル円とは対照的に乱高下が続いているの…
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    2019年12月11日
    リスクイベントに備えよう[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 リスクイベントに備えよう 今夜28:00のFOMCに始まり、明日12日は英総選挙、さらには15日に発動期限を迎える対中報復関税第4弾とリスクイベントを控えて神経質な展開です。 まず、今夜のFOMCですが、政策金利は据え置きが確実視されているため、注目は金利見通しを示す「ドットプロット」となります。前回の発表時点で来年の金利見通しの中心値は追加利下げなしでしたが、FOMCメンバーの見通しは分かれており、中心値が利下げに傾くようであれば、米長期金利の低下からドル売りが強まる場面が考えられます。また、パウエルFRB議長の記者会見も同様に来年の追加利下げが示唆されるか否かが焦点となりそうです。 一方、15日が期限の対中制裁関税第4弾ですが、ヘッドラインが二転三転しており、予断を許さない展開です。昨夜も米中交渉担当者は「米国が15日に予定している対中制裁関税第4弾の発動を見送る計画」との報道を受けてドル円は上昇しています。取り急ぎ対中制裁関税「発動延期」というヘッドラインがあればマーケットは好感しますが、延期はマーケット…
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    2019年12月4日
    ダウンサイドを意識した戦略[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ハシゴを外されたマーケット 昨夜トランプ大統領は、米中貿易協議の合意について「中国との合意を来年の大統領選後まで待つのも良手」と発言したほか、ロス米商務長官も「何も変化がなければ15日に対中関税を発動する」と述べるなど急な手の平返しに追われる展開となりました。マーケットは今月15日の対中関税の延期を織り込んで上昇していたので思い切りハシゴを外された格好でNYダウは400ドル超の下落となり、ドル円も108円ミドルまで下押しをしています。 経済指標やヘッドラインにはいつも以上の警戒を 米中貿易協議は水面下でタフな交渉が続いています。ハシゴ外しはトランプ流でギリギリの駆け引きをしていると思われるものの、香港への内政干渉を考えると中国側もこのタイミングでの譲歩は難しく、早期合意の可能性はかなり低くなったと考えています。関税発動についてはまだ「延期」の可能性も残っており、本日も米中高官の発言に目を光らせる必要があります。 また、リスクオフのモメンタムが強まるなか、今夜はADP全国雇用者数やISM非製造業景況指数といった米…
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    2019年11月27日
    米中協議は最終段階か[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 米中協議は合意に向けて最終段階か ドル円はじりじりと上値を切り上げています。その背景には米中貿易交渉への楽観論があり、昨夜もトランプ大統領が「米中は第1段階の合意に近づいている」と表明したことで追い風となっています。本日も米中協議に新しいヘッドラインが出るまではトランプ大統領のこの発言内容を追いかける形で大丈夫でしょう。米中協議に関しては引き続きヘッドラインに振らされますが、あしもとの米中高官発言を聞く限り、おそらくは合意に向けて最終段階に入っているものと推測しています。 また、米中協議以外でも今夜は、GDP改定値や個人消費、失業保険申請件数、PCEデフレーター、ベージュブックと米国の重要指標が多く発表されるため、指標結果には注目しておきたいところです。 テールリスクはダウンサイドに ドル円のチャートを見ると先週の108円ミドルを中心とした狭いレンジを上抜け、200日移動平均線も再度突破しており、テクニカル面での改善も確認できます。スイングトレードであれば買いホールド、短期でも昨日の高値ブレイクする局面や、押し…
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    2019年11月20日
    続・ヘッドライン相場!上がるも下がるも米中次第[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 続・ヘッドライン相場 ドル円は本日の朝から米上院が香港人権法案を可決したとの報道が入り一時108.39円まで下落しました。中国サイドもこの報道に対して「断固としてこの行動に反対する」と強い非難声明をだしており、リスクオフの様相です。ただ、一方で米中協議に対しては、ロス米商務長官が「米中貿易交渉は進展している」との見解を示すなどポジティブな情報もあり、ヘッドラインは強弱が入り混じる神経質な展開です。 レンジ内でどう立ち回るか ドル円は引続き米中協議や香港デモのヘッドラインに振らされる展開ですが、米中協議にて「合意」や「決裂」といったわかりやすい展開でもなければ108円から109円のレンジをブレイクしていく力はないでしょう。レンジと割り切り、オシレーター系のテクニカル指標を眺めながらでもパフォーマンスは出せそうです。ただ、米中協議にて合意か決裂かの2択であれば合意の可能性が高いほか、トランプ相場ではリスクオフの次の相場はリスクオン方向です。また、売り目線のプレイヤーも多く、108円ミドルを超えてくるとショートが積み…
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    2019年11月13日
    本日はイベント多数!方向感を示せるか[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 米中貿易協議を巡る新材料はなし 昨夜はエコノミッククラブでトランプ大統領の講演があり、前回トランプラリーの再来となるような発言が期待されましたが方向感を示すことはできませんでした。講演ではいつものように米株高の宣伝とFRB批判があったほか、注目された米中貿易協議に関しては「米中貿易合意が近い」としつつも「交渉決裂なら関税引き上げ」とこれまでの主張に変わりはなく、新情報は得られませんでした。もう少し突っ込んだ内容もあるかと予想しておりましたが、おそらくは水面下でギリギリの交渉が続いているのだと思われます。 本日はイベント多数!方向感を示せるか ドル円は109円を中心に方向感がありませんが、本日は米消費者物価指数やパウエルFRB議長の発言といった重要指標のほか、トランプ大統領の弾劾審理に関する公聴会なども予定されており、内容次第ではレンジブレイクもあるでしょう。 しかし、マーケットのメインテーマが米中協議の行方となっているなか、方向感を示せるかは疑問が残ります。特にパウエルFRB議長は10月のFOMCから急に政策ス…
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    2019年11月6日
    ドル円、この上昇トレンドは本物?[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ファンダメンタル、テクニカルの両面で上昇モメンタム 昨日は米ISM非製造業景況指数が予想を上回ったほか、米中通商合意への期待からS&P、ナスダック、NYダウと米主要3指数は連日史上最高値付近で推移するなどマーケットはリスクオンです。ドル円も109円台を回復しており、チャートを見てもドル円は終値ベースで200日移動平均線の差し掛かる109.02円を上抜けるなどファンダメンタル、テクニカルの両面で上昇モメンタムとなっています。 米中貿易協議は合意間近? 米中貿易協議では幾度となく梯子は外されていますが、関連ヘッドラインを見る限り、進展していることは間違いなさそうです。米中貿易協議のバロメーターとなる人民元相場を見ても中国政府は米中の緊張が高まった8月には1ドル7元を超える元安誘導をしてきましたが、本日人民元のオフショアレートを見ると1ドル6元台まで元高が戻ってきており、人民元の値動きを見ても米中貿易協議が合意に近づいていると考えることができます。また、あしもとの米指標は好結果が続いていることもあってドル円のスイング…
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