FX力を鍛える有名人コラム

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    2014年7月28日
    今週は重要イベント目白押し!レンジブレイクの引き金となるか?[雨夜恒一郎]
    「米ドル/円」は7月7日以来101円台から一歩も出ておらず、文字通り夏枯れの様相だ。 市場参加者の間では、ドル円は当分動かない、やるだけ無駄といったあきらめムードも漂っている。 しかし、今週は重要イベントが目白押しとなっており、この夏以降の方向性を決める極めて重大な分水嶺となる可能性がある。 そろそろ相場急変に備えてウォーミングアップを開始しておくべきだろう。 まず、水曜日には米国雇用統計の前哨戦となるADP雇用報告が発表される。 前回6月分は+28.1万人と高い伸びを示し、NFPの上振れ(+28.8万人)を見事に予告しているだけに、注目度が高い。 今回7月の予想は+23.3万人となっており、結果が予想を上回ればセンチメントが大きく好転するだろう。 同日に発表される米第2四半期GDPは、悪天候の影響による第1四半期の落ち込み(前期比年率-2.9%)をそっくり埋め合わせる+3.0%と高い伸びが予想されている。 米国経済が一時的下振れから立ち直ったことを裏づける可能性が高く、ドルのサポート材料となるだろう。 また、同日遅く(日本時間木曜日未明)にはFOMCが金融政策を発表する。 実質ゼロ金…
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    2014年7月21日
    三極通貨三すくみからユーロ一人負けへ[雨夜恒一郎]
    先週は、マレーシア航空機の撃墜事件をきっかけにウクライナ/ロシアの地政学リスクが高まり、ユーロが全面安となった。 「ユーロ/米ドル」は1.3500ドルのオプション・トリガーをヒットし、一時1.3491ドルと2月以来の安値を示現。「ユーロ/円」も一時136.71円と同じく2月以来の安値を更新した。「ユーロ/ポンド」は0.78台に突入し、2012年9月以来の安値をつけている。米国をはじめ主要株式市場が先週一週間でむしろ上昇していることを考えると、全面的なリスク回避モードに突入したとは言い難い。 しかしユーロ圏の景況感悪化やポルトガルの金融不安を背景に流れがユーロ安に傾きつつある局面だけに、この事案がユーロの売りに絶好の燃料投下となった可能性がある。 金利動向面でも、ユーロの下落余地が広がっていることは明らかだ。 ECBは6月の会合で下限政策金利をゼロ以下に引き下げ、ドイツ短期国債の一部では利回りがマイナスとなっている。 9月からは銀行向けに超低金利で期間4年の資金を貸し出す「TLTRO」を実施することを予告しており、最大で1兆ユーロという巨額の資金が供給される見通しだ。さらに、銀行のバラン…
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    2014年7月14日
    「米ドル/円」が年初来安値に接近!今週はレンジの下放れリスクに注意[雨夜恒一郎]
    先週は、ポルトガルの大手銀行バンコ・エスピリト・サント(BES)の経営不安が浮上したことをきっかけに、株安連鎖・米国債利回り低下・円買いの流れが強まり、「米ドル/円」は一時101.07円と5月21日以来の安値をつけた。 問題が表面化したのは、財務が悪化したBESの持ち株会社が短期証券の償還を見送り、債務の株式化を検討していると報じられたことが発端だが、BESの財務問題は昨日今日急に降ってわいた話ではなく、5月ごろから親会社である複合企業ESインターナショナルで不正会計が発覚するなど悪評が出ていた。 ドイツやフランスなどユーロ圏の中核国ならともかく、PIIGSの一角ですでに信用が失墜していたポルトガルでの事案であることから、ユーロ全体の金融システムを揺るがすことは考えにくい。 ポルトガルの局地的な問題、もしくはBESの個別問題として考えるのが順当であり、これをきっかけにユーロ圏が再び信用不安の大波に見舞われることはおそらくないだろう。 ただし、ボラティリティーが極限まで低下し、誰もが動かない相場に賭けていたドル円相場においては、ちょっとした動きがオプションの売り手の損失を拡大させ、急激な…
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    2014年7月8日
    FXにハマった投資家の運命[為替鬼]
    かなり以前から、日本中のいたるところで、携帯型の小型ゲーム機に熱中している人たちを、よく見かけるようになりました。電車のなか、ファミレス、公園のベンチ、中には歩きながら、ゲーム機の操作に没頭している人もいます。一心不乱にゲームに取り組んでいる彼らの姿は、まるで「ゲーム中毒」と呼んでも過言ではないでしょう。 しかし、これは決して他人事ではありません。われわれが日々取り組んでいるFXも、ゲームに劣らず人を虜にする魔力を秘めています。油断をすると、一人前の大人が、FXにハマって抜け出せなくなるのです。FXにハマった投資家の運命は、果たしてどうなるのか。今回の記事では、FX中毒について私見を述べたいと思います。 FXの魔力とは 読者の皆さんは、通勤中に携帯電話で通貨レートのチェックをしたり、仕事中にこっそりトイレで注文を出したりしていませんか。仕事中でもFXのことが頭から離れないとしたら、あなたは立派なFX中毒かもしれません。そんなあなたに限らず、FXで生計を立てている専業トレーダーの多くは、とことんまでFXにハマった経験があるようです。 私もFXにハマって10年以上になりますが、一日中トレー…
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    2014年7月8日
    私のFX会社選びの方法〜自分の目で確かめることの重要性〜[香澄ケイト]
    FX会社の健全性を重視 FX取引には、商品取引会社、銀行、証券会社、FX専業会社、さらには「くりっく365」や「大証FX」のような取引所取引など、さまざまな業態の会社が参入しているため、初めてFXに接する方はここで戸惑ってしまい、FX会社選びを難しいものにさせてしまっているかもしれません。 FX会社を選ぶには、基本的に、その人のトレードスタイルを中心にして考えるべきだと思います。 たとえば、短期トレードであれば、スプレッド、約定力、システムの安定性などが重要になるでしょうし、中・長期トレードでポジションを長く保有するのであれば、それほどスプレッドや約定力にこだわる必要はありません。 ただ、短期トレードにしても中・長期トレードしても共通していえるのは、少なくとも最低限、財務状況が健全な会社を選ぶべきだということです。 金融庁の規制やスプレッド競争の激化で、2008年のピーク時と比較して、100社以上あったFX会社は現在半減していると言われています。 今後も、体力のある会社は生き残るかもしれませんが、スプレッド競争の波にさらされ続ければ、撤退していく会社が増加する可能性があるかもしれません…
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    2014年7月7日
    米雇用統計上振れでも利上げには程遠い[雨夜恒一郎]
    先週発表された米国6月の雇用統計は、非農業部門雇用者数(NFP)が+28.8万人と予想の+21.7万人を大幅に上回り、失業率も6.1%と予想6.3%を下回り、約6年ぶりの水準へ低下した。 この結果を受けて「米ドル/円」は102円を突破し、一時102.27円まで上昇。 「ユーロ/米ドル」も1.36ドル台を割り込むなど、ドルが全般に上昇した。 また、NYダウは1万7000ドルの大台を初めて突破し、米国10年債利回りも一時2.68%と2か月ぶりの水準へ上昇した。 しかし、これだけ強い数字が出たにもかかわらず、「米ドル/円」の上昇幅はわずか30銭程度。 しかも、翌金曜日には早くも失速し、一時102円割れまで押し戻されてしまった。 前日のADP雇用調査の上振れ(+28.1万人)である程度反応済みだったこと、また、米国市場の3連休を控えていたということを考慮しても、もの足らない結果である。 先週の当コラムで述べた通り、雇用統計直後が当面の戻り高値になる嫌なイメージが脳裏をよぎる。 NFPと失業率は確かに大きく改善したが、イエレンFRB議長が重い腰を上げるには内容的に力不足との見方も少なくない。 議…
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    2014年6月30日
    米国雇用統計で高値づかみパターン続くか?[雨夜恒一郎]
    今週の注目材料は木曜日に発表される米国6月の雇用統計だ。 失業率は6.3%と2008年以来の低水準が続く見通しで、非農業部門雇用者数(NFP)は+21.0万人と5カ月連続の20万人超えが予想されている。 米国景気の緩やかな回復を裏付ける数値となりそうだ。 しかし、過去を振り返ってみると、米国雇用統計が好結果となったにもかかわらず、「米ドル/円」は上昇の波に乗れず、むしろ下がってしまうという展開が続いている。 良好なNFPを見て飛びつくと、ことごとく高値掴みとなってしまっているのだ。 その理由は、労働市場の量より「質」を重視するイエレンFRB議長のハト派スタンスにある。 議長は今月17-18日のFOMC後の記者会見で、「失業率は下がったが、労働市場の劣化がなくなったことを反映しているわけではない」と慎重な姿勢を示した。 労働市場の劣化とは、労働参加率の低下、長期失業者の割合の増加、「非自発的パートタイマー」を含む広義の失業率の高止まりなどを指している。 イエレン議長が注視している雇用関連指標、いわゆるイエレン・ダッシュボードの9項目のうち、リセッション前の水準(2004-2007年の平均…
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    2014年6月23日
    米ドル・円・ユーロは三すくみ。注目はポンド![雨夜恒一郎]
    先週の当コラムでは、「動きが鈍い『米ドル/円』のトレードはいっそあきらめ、高金利通貨に着目するのも一計」と述べた。今週の見通しもこの一言に尽きる。「米ドル/円」は当面は動きそうにない。 先週の「米ドル/円」のレンジは101.72〜102.36円と上下わずか64銭。今や「米ドル/円」の1カ月物ボラティリティ(予想変動率)は5%台を割り込み、過去に例のない低水準となっている。乱暴ないい方をすれば、こんなベタ凪相場で上がるか下がるかを論じても時間の無駄だ。米ドル・円・ユーロのG3通貨が三すくみの団子レースを続けるなか、市場の関心は値動きが軽い高金利通貨や資源国通貨に向かっている。 現在特に注目すべきはポンドだ。 先々週にカーニー英中銀総裁が「利上げは市場の期待以上に早まる可能性がある」と発言して以来、早期利上げ観測がにわかに高まっているからだ。先週公表された英中銀議事録(6月4・5日開催分)には、「市場が年内利上げの可能性を低く見積もっていることには意外感」と記されていた。英中銀は、5月15日に発表したインフレ報告で、利上げ時期は来年第2四半期との認識を示したばかり。それから1カ月もたたない…
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    2014年6月19日
    複数のテクニカル分析を使ってトレードしてもいいの?![大橋ひろこ]
    これさえやっていれば絶対勝てる!というトレード手法は存在しません。 ある一定の時期限定で的中率が驚異的に上がるテクニカル・インジケータもありますが、相場の地合いが変化すればそれも続きません。 レンジ相場なのか、トレンド相場なのかで使えるテクニカル・インジケータは違うため、現状がトレンド相場なのかレンジ相場なのかを見極めることが肝要となって来ますが、こればかりは後になってみてわかるものなので、レンジだと思って逆張りでエントリーするものの、レンジをブレイクしてしまって失敗することもあれば、トレンド誕生だと思って順張りでエントリーしても、折り返してきて失敗することもよくありますね。 テクニカル分析において、あれこれ浮気せずに、ひとつのインジケータでトレードしたほうがいい、という指摘もよく聞かれますが、私はそう思いません。 今、何が機能しているかは相場の地合いによって違うため、ひとつのテクニカル分析だけではトレード機会が少なすぎるからです。 トレード機会が少ないと、売買サインが点灯するのが待てずに、派手な値動きについ値頃でついていきたくなる衝動を抑えることが難しくなるのです。 研究を重ねて、自…
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    2014年6月19日
    トレードの基本、順張りと逆張り[齊藤トモラニ]
    エントリーは大きくわけて2種類の方法がある こんにちは、齊藤トモラニです。FXの売買をするときに最初にするのは、ポジションをもつということですね。エントリーです。エントリーしなければ利益にはなりませんし、もちろん損もしません。そして、そのエントリーには無数の方法がありますが、大きくわけて2種類の方法があります。 方法①:順張り ひとつ目は、「順張り」といわれる方法です。これは、動いてきている方向に沿ってトレードする方法。たとえば、上昇している通貨ペアがあると、もっと上昇するだろうということで、買いから入るトレードです。 方法②:逆張り ふたつ目の方法は、「逆張り」といわれる方法。これは先ほどの上がってきているのをみたら、そろそろ天井だろうから売ろうと、売りから入るトレードです。 相場環境によってエントリー方法は変わる ではこの2つの方法……どちらがいいのか?というと、そのときの相場の環境によって違います。たとえば、こんなチャート(チャートA)はどうでしょうか。 このチャートAで、①の順張りでトレードしたらどうでしたでしょうか? なんとなく上がってきてるから買いで入ってみると……。 ちょ…