トレイダーズ証券

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    2018年9月12日
    決戦は木曜日[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ドル円は引き続き狭いレンジから抜け出せない状況です。先週の米雇用統計を見てもわかるように圧倒的な米ファンダメンタルを背景としたドル円買いが基本スタンスとなりますが、あしもとで対中制裁関税第3弾、さらには第4弾の声もあり、積極的にドル円を買っていけるモメンタムではないようです。 一方で明日木曜日にはBOE政策金利発表、ECB政策金利発表、TCMB政策金利発表が予定されております。この英欧土の政策金利発表の中でもっとも注目度が高いのがトルコの政策金利発表になります。トルコの政策金利は各社予想がバラバラで0~750bp(17.25~24.75%)まで幅があり、とてもコンセンサスとはいえる状況ではなく、発表後はかなり荒い値動きになることが予想されるためしっかり準備をしておきたいところです。 ドル円は伸び悩む展開か トランプ政権の内部告発が相次いでおります。ワシントンポスト紙のボブ・ウッドワード記者がトランプ政権内部の暴露本を刊行したほか、ニューヨーク・タイムズ紙も匿名のホワイトハウス高官によるトランプ政権内部の混迷を掲…
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    2018年9月11日
    現役為替ディーラーが何でも答えます!「みんなのQ&A」第14回 市場ごとに特徴はある?[井口喜雄]
    疑問をぶつける相手はいないし、調べてもよく分からない…。そんな悩みがあったら、この企画にお任せください。トレイダーズ証券の井口さんが、あなたの質問を解決します! ■「みんなのQ&A」質問リスト ・Q1. 経済指標の線引き ・Q2. ニュースとの付き合い方 ・Q3. プロトレーダーの取引環境 ・Q4. スマホやタブレットでも勝てる? ・Q5. コツコツドカンの克服方法 ・Q6. 相場を一瞬のうちに大きく動かしているのは誰? ・Q7. FXでお勧めの情報源(ニュースサイトやTwitterなど) ・Q8. FXのプロが気にする相場のアノマリーは? ・Q9. ヘッジファンドとは何者ですか? ・Q10. 経済心理学って市場と関係あるの? ・Q11. お小遣い稼ぎに適したトレード手法を知りたい ・Q12. 新人ディーラーはどうやって一人前になるの? ・Q13. 中国経済の好調不調を判断する方法とは? ・Q14. NYオプションカットはFX取引する上で注目すべき? ・Q15. 債券市場は為替相場と関係あるの? ・Q16. 金や原油など商品市場はFXと関係性あるの? ・Q17. 高金利で話題の…
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    2018年9月5日
    ビッグイベントを控えドル円はどう動く[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 米国は、中国との貿易戦争の激化が懸念されているなか、対中経済制裁第3弾が発動されるかに注目が集まります。また、カナダとも北米自由貿易協定(NAFTA)協議でも難航しており、本日協議が再開される予定です。週末には、8月米雇用統計も予定されており、ビッグイベント前にしっかりと準備しておきたいところです。 ドル円は買い!? でも突っ込めない トランプ大統領は、対中経済制裁第3弾の導入に意欲をみせており、公式発表に注目が集まります。現時点では、発動回避の可能性も残されているので、もし発動されればリスクオフになります。また、本日21:30には米貿易収支の発表を控えており、対中貿易赤字が拡大していた場合、対中経済制裁第4弾の可能性もでてくるだけに、併せて注目しておきたいところです。 週末に予定されている8月雇用統計は、ポジティブになりやすい展開でしょうか。非農業部門雇用者数の増加幅で19.1万人増と前月の15.7万人からの増加が見込まれています。ポジティブとなった場合、FRBによる年内あと2回の追加利上げ確率が上昇し、ドル…
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    2018年8月29日
    方向感の見えないドル円[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ドル円は3営業日続けて日足の一目均衡表の雲に埋まっており狭いレンジが続いています。 米経済指標では29日に米GDP改定値、30日にPCEコア・デフレーター、31日にミシガン大学消費者態度指数の発表がありますが、インパクトは低く、トレンド発生とはいかないでしょう。イベントもなく、なかなか動かないドル円ですが、ここで一旦現在の材料を整理していきたいと思います。 ドル円の材料を整理してみよう 上昇要因 ・良好な米ファンダメンタルズ ・年内あと2回の追加利上げ観測 ・トランプ政権のレパトリ減税によるドルへの還流 ・NAFTA合意 下落要因 ・米中貿易戦争激化 ・トルコなど新興国の通貨危機 ・ロシアゲート問題 ・イールドカーブフラット化 ・米通貨安戦争参入 現在の材料を整理するとこんなかんじでしょうか。 どれもメインシナリオになるには十分な破壊力があり、きっかけ一つでどちらにも行けそうです。ただ、上昇要因である米ファンダメンタルにドルがあまり反応していないことを考えると下落要因にどうしても目が行ってしまいます。今後トラン…
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    2018年8月22日
    トランプ砲さく裂!トランプ劇場はどこまで続く[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 トランプ大統領のFRB批判が、ドル円の上値を重くしています。トランプ大統領は、「利上げは景気を冷え込ませる」「FRBは国にとって良いことをするべき」と言いたい放題です。この利上げ否定は米中間選挙を見据えて株価を下げたくないトランプ大統領の思惑となるため、10月くらいまでは足かせになりそうです。そうしたなか、明後日24日にジャクソンホール会議でパウエルFRB議長の講演が予定されており、先のトランプ大統領の発言にどう対応するか注目が集まります。 パウエルFRB議長は意地を見せられるか トランプ大統領の発言からFRBの独立性が危惧されていますが、パウエルFRB議長は、「雇用や経済の拡大だけがわれわれの目標だ」と独立性を堅持する発言をしており、さすがにトランプ大統領の影響で利上げペースを変えるとは思えません。 逆にここまで喧嘩を売られたパウエル議長は、ジャクソンホールでよりタカ派スタンスをとって反撃してくる可能性もありそうです。 FRB批判を材料にドル安に振れたとしてもドル円が沈み続けることはないように思えます。また上…
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    2018年8月15日
    トルコショック! 流動性低下に最大級の警戒を[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 トルコ政府が金融安定化措置を打ち出した事で、トルコリラ円は17円台後半まで回復しました。トルコショックが一服したことでマーケット全体のリスクオフは改善したものの、トルコ単体で見れば、まだまだ予断を許さない状況です。今後のトルコ情勢を今一度整理していきましょう。 トルコリラリスクは大きく分けて3つ ① 欧州銀行トルコ向け債権懸念 欧州がトルコリラの急落を警戒しています。輸出などに影響が出かねないだけでなく、スペイン・フランス・イタリアの銀行は巨額のトルコ向け債権も抱えているからです。対外債務のうち約185億ドルがこの3カ国で、トルコの対外債務全体の約6割を占めています。 ② 米国関係悪化 トルコでは米国人牧師が軟禁されていますが、米国側は同牧師の完全な開放を求め、トルコの鉄鋼とアルミの関税を倍にする決定を行うなどトランプ砲がさく裂しています。この件に関してエルドアン大統領は、強硬姿勢を崩しておらず、iPhoneなどの米国製品のボイコットを表明。一方でトランプ大統領は拘束されている米国人牧師の釈放をあらためて要求し…
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    2018年8月8日
    どうなる日米通商協議[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 明日9日に開催される日米通商協議にマーケットの注目が集まっています。 トランプ米大統領は、これまで各国に対して貿易不均衡の是正を言及しており、中国に対しては、2000億ドル相当の輸入品に対する関税率を25%へ引き上げることを示唆し、中国も対抗措置を発表するなど米中貿易戦争に発展しています。 さて、米国への貿易黒字第3位の日本は今回の日米通商協議を無事乗り切ることができるのでしょうか。 トランプ政権の狙いは中国!日米通商協議は無風に終わる可能性も 今年2月の米大統領経済報告で、日米貿易不均衡の是正のためには「為替レートでの調整が一つの重要な機能になる」として、円高ドル安を容認する内容がありました。これまでのトランプ政権のスタンスから素直に考えるならば、日米通商協議はドル円にとってネガティブな局面と考えられます。しかし、先日のEUとの貿易協議では、米国側の柔軟な対応により、リスクオンとなりました。このEUへの対応を見る限り、トランプ政権の狙いは中国のみで、日本やEUとは貿易戦争をするつもりはないと推測することもでき…
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    2018年8月1日
    日銀政策変更も「金融緩和継続」というパワーワードに反応[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 昨日は日銀金融政策決定会合があり、一部報道では「金融緩和への副作用」「長期金利上昇へ柔軟対応」といった内容があったため、出口戦略があるのでは?といったモメンタムで始まりました。そうしたなか、日銀は長期金利の上限を上げるなどの政策変更がありましたが、金融緩和については継続する姿勢を強調しました。全体的にやや解釈の難しい内容となりましたが、マーケットは円安に振れる形となりました。 金融緩和の継続というパワーワードに反応 日銀金融政策決定会合では結果的に「金融緩和の継続」というパワーワードに反応しています。また、新たに政策金利のフォワードガイダンスを導入し2019年以降の見通しも政策金利は低くとどまると市場に周知させました。黒田日銀総裁の定例記者会見でも「長期金利、現在のプラスマイナス0.1%の倍程度の変動を想定」、「変動幅拡大は金利引き上げを意図しているわけでは全くない」、「フォワードガイダンス導入で早期に出口に向かうとの観測は完全に否定できる」 と発言しタカ派の見方を否定しました。全体的に見て日銀の金融政策はやや…
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    2018年7月25日
    アメリカの真意は何処にあるのか[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 先週末のドル円は、年初来高値を窺う展開から一転、トランプ大統領が「ドル高は我々に不利益を与える」 とドル高をけん制したことで、111円台まで下落しました。今週に入っても米企業の好決算でNYダウが上昇しているにもかかわらずドル円の上値は抑えられています。マーケットはトランプ大統領次第の展開になっており、ツイッターなどヘッドラインを強く意識した取引が続いています。 アメリカの真意はどこにあるのか 一連のトランプ大統領の発言を聞いているとトランプ大統領の真意は今年11月の中間選挙に向けたドル安にあるのだと思います。今回の中間選挙では上院の共和党と民主党の議席差が2議席しかないため、接戦の可能性があります。中間選挙を勝ち抜くのに大票田の自動車産業にアピールするため、トランプ大統領は有権者にわかりやすいドル安に誘導したいはずです。もちろん、日米金融政策が真逆になるうえ、米ファンダメンタルズが一人勝ちしていることを考えるとトランプ大統領の思惑だけでドルが沈み続けることはないように思えます。しかし、年後半に向けて、ドルの上値…
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    2018年7月18日
    米中貿易戦争でなぜドル円がさがらないのか[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 パウエルFRB議長は上院議会証言で堅調な米経済成長を改めて示しました。発言はサプライズが起きることなく、やや面白みに欠ける内容でしたが、「当面ゆるやかな利上げ継続が最善策」としたことで、年内あと2回の利上げが示唆され、ややタカ派となりドル円は113円台に乗る展開となっております。 米中貿易戦争でなぜドル円がさがらない? 米中貿易戦争ですが、緊迫状況(リスクオフ)にも関わらず、円買いではなく、ドル買いで反応しています。教科書通りにいけばドル円は下がりそうな展開ではありますが、今のマーケットは「安全通貨としてのドル買い」「有事のドル買い」として反応しています。腑に落ちない部分もありますが、マーケットは常に変化しており、今のルールに従っていくしかありません。そうなると日米の金融政策が真逆になるうえ、貿易戦争での円買いもないのであればドル円にとってのポジティブです。ドル円の次のターゲットは去年末にもみ合った113円ミドルになります。ここを明確に抜ければ115円の大台の節目も見えてきます。 ただ、今月末にライトハイザー米…
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