トレイダーズ証券

  • 詳細へ
    2019年5月22日
    リスクオンの次はリスクオフ[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 リスクオンの次はリスクオフ!? 米中貿易問題は引き続き先が見えませんが、市場参加者もこの材料にたいぶ慣れてきたようです。過度な警戒は解消されており、昨日も中国の通信機器大手ファーウェイに対する規制について、トランプ政権は一時的に制裁の緩和を発表したことでドル円は110円ミドルまで回復しています。 このように米中貿易関連の報道に日々振らされておりますが、根本的な問題解決には向かっていないだけに、この上昇局面はリスクオフの巻き戻しだと考えることができます。もちもんショートポジションが踏まれて上昇する展開も十分あるシナリオですが、このままドル円が上がり続けるようなことはないように思えます。また、現在マーケットは「リスクオン」となっていますが、米中の報道合戦でこれまでの状況を整理すると次の相場は「リスクオフ」方向になる可能性が高そうです。 テクニカル面でも下落トレンドが始まった4月24日高値112.40円から5月13日の安値109.02円の半値戻しとなる110.70円。また、昨日きれいに上値を抑えた21日移動平均線の差…
  • 詳細へ
    2019年5月15日
    トランプ劇場はどこまで続くのか[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 トランプ劇場はどこまで続くのか トランプ相場に振らされる日々です。「中国が約束を破った」として対中関税第4弾の発動を表明したかと思えば、「中国との協議は成功する」などなど発言は毎日のように二転三転しており、マーケットは混乱しています。昨夜もFRB(米連邦準備理事会)の金融政策に対して「利下げ」を要求するなどもうやりたい放題です。計算なのか、ただの場当たり的な行動なのかはもはやわかりませんが、現在トランプ大統領のツイート一つでマーケットが変わる相場です。 下値攻め第2ラウンドはあるのか 昨日はトランプ大統領の楽観的な発言を背景にNYダウがなんとか持ち直し過度なリスクオフは一時的に解消しました。 しかし、実際に米中協議に関しては何ら進展していません。トランプ大統領の根拠のない楽観発言を除けば合意への道筋はどこにもなく、米中1歩も引き下がらない構えであることから、ドル円の下値攻め第2ラウンドはいつ再開となってもおかしくはないでしょう。 さらに、短距離ミサイルの発射を再開した北朝鮮や、米国との軍事緊張が高まっているイラ…
  • 詳細へ
    2019年5月8日
    トランプ大統領はどこまで本気なのか[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 マーケットはリスクオフ一色 トランプ大統領の対中関税発言を受けてマーケットはリスクオフ一色となっており、ドル円も1カ月半ぶりに110円を割れる展開です。注目の米中通商協議は明日9日(木)からワシントンで閣僚級協議が行われ、中国側は劉副首相が対中関税の撤回に向けて交渉に臨みます。しかし、トランプ大統領は、米中通商協議が合意に至らなかった場合、10日(金)に2000億ドルの輸入品に対して対中制裁関税を10%から25%に引き上げると警告しています。関税引き上げの期限までの交渉時間は限られており、予断を許さない状況です。 また、トルコではイスタンブール市長選のやり直しが決まったことで先行きへの不透明感が高まっています。トルコリラ円は18円の大台を割れて今年1月3日のフラッシュクラッシュ後安値を更新するなどトルコ発のリスクオフにも警戒しておきたいところです。 トランプ大統領はどこまで本気なのか トランプ大統領の対中関税発言がどこまで本気なのか全くわからないだけに、マーケットはどうしても最悪のシナリオを織り込みにいかなくて…
  • 詳細へ
    2019年4月24日
    備えあれば憂いなし!ゴールデンウィークに備えよう[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ドル円は膠着状態でイベント待ち S&P500が過去最高値を更新するなど良好な米ファンダメンタルを背景にドル高とはなっていますが、ドル円に関しては膠着状態が続いています。ゴールデンウィークを控えた本邦実需の売りが上値を重くしているほか、明日以降のイベントを見極めたいとの思惑からなかなか方向感が出せません。週末にかけてのイベントは明日25日に日銀金融政策決定会合、日米財務相会談、日米物品貿易協定があり、26日からは日米首脳会談が予定されています。 週末イベントは円高リスクに警戒 日銀金融政策決定会合ですが、展望リポートではGDPの下方修正が見込まれております。過去、景気判断の下方修正後に金融緩和を実施していることから景気後退を背景に黒田日銀総裁が黒田バズーカ第5弾を打ち出してくるのではないかといった声が聞こえてきます。 しかし、日銀がこれ以上の金融緩和に踏み切ることは難しく、何か策を講じるのは困難にも思います。そうなると黒田バズーカへの期待感がマーケットに出てしまっただけに日銀が何も策を講じなかった場合は円…
  • 詳細へ
    2019年4月17日
    中国経済指標に視界良好[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 リスクセンチメントは改善 注目された中国の経済指標はGDPや鉱工業生産、小売売上高はいずれも予想を上回る強い数字となっており、中国の先行き景気減速懸念が後退しています。また、懸念された日米貿易交渉も為替条項や自動車問題などアメリカ側から具体的な要求がなかったこともポジティブな材料です。このようにリスクセンチメントの改善からドル円、クロス円は底堅い展開を予想します。ドル円はテクニカル面でも年初来高値を更新したことで上値は軽くなっています。ここから上は機能しそうなレジスタンスも見当たらず、捕まっているショートポジションも多いのでロスカットを巻き込めれば112.50円くらいまでは視野に入りそうです。 ポンド強気スタンス継続 EU離脱期限をめぐり、10月31日まで再延期され、ひとまず「合意なき離脱」への懸念は後退しています。今後も英政局で振らされる展開は続きますが、大きく下落するシナリオは描きにくく、強気スタンスを継続するべきと考えます。もちろんメイ首相は引き続き反対派の説得に動くことになり、説得に失敗すれば、メイ首相…
  • 詳細へ
    2019年4月10日
    材料の尽きない1日[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 材料の尽きない1日 昨日はIMFが世界経済成長見通しを引き下げたほか、トランプ大統領がEU製品に対して110億ドルの関税導入を表明した事でマーケットはリスクオフとなりました。ドル円は世界的なリスクオフの地合いから下値を狙っていきたいところですが、本日は重要イベントが多いため、トレードはこれらを確認してからでも遅くはないかもしれません。注目すべきは、 1. ECB声明発表 2. ドラギECB総裁記者会見 3. 米消費者物価指数 4. FOMC議事録公表 5. 臨時欧州理事会 の5つに絞られます。どのイベントも主要国の今後の金融政策に関わるものばかりで目が離せません。 ドル円は戻り売りスタンス FOMC議事録では「年内の利上げ見送り」の再確認や「年内利下げの可能性」があるのかなどを確認することになります。 米消費者物価指数も先週の米雇用統計で平均時給が低下していたことからインフレ率が鈍化していないか注目しておきたいポイントです。ドル円はこれらのイベントによって上下に振らされる展開もありそうですが、来週から予定される…
  • 詳細へ
    2019年4月3日
    EU離脱合意が見えてきた!?[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 この上昇トレンドは本物か? ドル円は本日から始まる米中通商協議についてフィナンシャルタイムズが「協議は最終合意に近づいている」と報道したことで111円ミドルまで上昇しています。200日移動平均線の差し掛かる111.50円付近ではさすがに上値は抑えられましたが、この水準を上抜けてくるようであれば、まだ切れていないショートを巻き込んでさらに一段上のレンジにあがっていきそうです。 また、足元では強い米経済指標がドルを牽引しています。今週月曜日に発表された小売売上高は前月分が+0.2%→+0.7%に上方修正され、ISM製造業PMIも予想の54.5を大きく上回る55.3に上昇しています。パウエルFRB議長は今後の利上げについて米経済指標次第としているため、現在のハト派スタンスを修正してくる可能性もありそうです。今夜も21:15にADP全国雇用者数、23:00にISM非製造業景況指数と米重要指標が予定されており、ポジティブな結果が続くようであれば、ドル円の上昇トレンドが本物になるかもしれません。 EU離脱合意に向かうことが…
  • 詳細へ
    2019年3月27日
    ドル円下値攻め第1ラウンドは終了 第2ラウンドは如何に[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ドル円下値攻め第1ラウンドは終了 第2ラウンドは如何に FRBが明確にハト派のスタンスを示し、米長期金利が低下していくなか、欧州や中国経済も明るくありません。このようなモメンタムでは消去法的に円が選好されやすく、ここからのドル円上昇はなかなかイメージができません。 今週に入り、ドル円下値攻めの第1ラウンドは終了しましたが、第2ラウンドはきっかけ待ちだと思っています。下落のトリガーは、欧州経済や、ブレグジットかもしれません。もしくは力技で短期金利を異常なほど上昇させているトルコかもしれません。何がきっかけで崩れるかはわかりませんが、混在するリスク要因から警戒するべきはやはりダウンサイドになるのではないでしょうか。期末のドル買いフローやショートカバーに振らされる展開も考えられますが、上昇局面では戻り売りを検討します。 英議会での「示唆的投票」に注目 引き続きブレグジットのヘッドラインに振らされるポンドですが、本日は英下院で「示唆的投票」が行われます。 示唆的投票とは、英議員が意見を出し合い多数案を調査して、どの法案…
  • 詳細へ
    2019年3月20日
    今夜はFOMC!ドル円は膠着状態を抜け出せるか[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 今夜はFOMC。ドル円は膠着状態を抜け出せるか 米中貿易交渉後退や北朝鮮問題などのリスクオフ要因こそ散見していますが、ドル円の反応は薄く、マーケットは今夜のFOMC待ちです。今回のFOMCでは本当にFRBがハト派スタンスなのかを再確認することになります。個人的にはFRBの政策にまだ疑心暗鬼な部分があり、昨年からの急な方針変更は本当なのか、声明文でどの程度ハト派なのかなどをしっかりと見極めたいと思います。 そのほかもドットチャートや2019年経済成長率などなど気になるポイントは多くあります。今回、明確にFRBのハト派スタンスが確認できるようであれば、シンプルにドル円を売っていきますが、もしこれで下押しできないようであれば、当面はショートポジションに勝ち目はないのかもしれません。 ブレグジットは大詰め 一方、ブレグジットは大詰めで毎日のようにニュースヘッドラインに振らされています。ただ、基本的なスケジュールは来週の29日までに、EU離脱期限延長をEU首脳会議で承認させ、英議会で可決させるといった流れになります。ポイ…
  • 詳細へ
    2019年3月13日
    英議会がEU離脱協定案否決!どうなるブレグジット?[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 英議会がEU離脱協定案否決 注目されたEU離脱協定案は、土壇場でメイ首相逆転合意との憶測もあり、ポンドは上昇する場面もありましたが、結果は賛成242票、反対391票となり、大差で否決されました。さて、逆転合意もなくなり、これであしもとでは「合意なき離脱」と「EU離脱期限延長」の2択に絞られた格好です。 どうなるブレグジット 今後のスケジュールですが、今夜13日は合意なき離脱の是非を問う採決が行われます。前回否決されたことを考えれば今回も否決が濃厚です。そして否決された場合、明日14日に離脱期限延長の是非を問う採決を行い、可決されればEU側に延長申請をすることになります。ここまではマーケットのコンセンサスになり、EU離脱期限が延長されれば一定の安心感が生まれるほか、さすがに「合意なき離脱」は回避するだろうとの思惑からポンドは上昇のモメンタムになるかもしれません。 しかし、EU離脱協定案は2回目 の今回も大差で否決となっただけにEU側としては「またか」といった印象だと思います。実際にユンケル欧州委員長は「今回の合意…
1 2 3 4 11