FXにおいて時間的要素を重要視している川崎ドルえもんさんの当連載。「為替天気予報」として、統計的アプローチからの具体的なトレード戦略を教えていただきます。
1.月足天気予報
こんにちは、川崎ドルえもんです! 私は、過去の為替相場からデータを取って、その月日のアノマリーを算出して為替天気予報として配信しています。
今回は、7月26日~8月6日までの為替の傾向を紹介していきましょう! まずは月足の傾向をご覧ください!
下のクロス円の月足データの8月の欄を見てみると、ドル円とポンド円の陰線回数が過去21年間中15回、ユーロ円と豪ドル円は16回、NZドル円とカナダドル円は14回と、ほとんどのクロス円で陰線になった回数が多くなっています。
このことから8月は円高になりやすい傾向・アノマリーがあることが分かります。
また、豪ドルに関する通貨ペアを見てみると、8月は豪ドル米ドルと豪ドルカナダドルの陰線回数が15回、豪ドルが決済通貨になっているユーロ豪ドルの陽線回数が16回と多くなっています。このことから8月は、豪ドルが売られやすい傾向・アノマリーがあることが分かります。
2.週足天気予報
次に週足のデータを見ていきましょう。
下の表は、過去の7月26日から7月30日までの週足と、8月2日~6日までの週足から陽線確率を算出したものになります。
8月2日~6日の週足の統計データを見てみると、ポンド円の陽線確率が32%、ポンドドルは27%、ポンド豪ドルとポンドスイスフランは31%と低く、ポンドが決済通貨になっているユーロポンドは74%と高くなっています。
このことから、8月の第1週はわずかにポンドが売られやすい傾向・アノマリーがあることが分かります。
3.日足天気予報
次は7月26日から8月6日までの日足の為替天気予報を紹介していきましょう。
下の表(※購入者公開部分に掲出、画像10枚分)は、2000年~2010年間の各通貨ペアの陽線確率、2011年~2020年間の陽線確率、過去21年間の陽線確率を計算して表示したものになります——
※上のボタン、リンクを押すと投資系ECメディア「GogoJungle」投資ナビ+へ移動します。記事の続きでは、日足天気予報(7月26日/27日/28日/29日/30日/8月2日/3日/4日/5日/6日)をご覧いただけます。
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