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FX力を鍛える有名人コラム

FXの勉強に近道はないけど「とりあえずチャート」は正解[水上紀行]

私が、まだ若手ディーラーだった頃、「あ、またか」と、何度も後悔したことは、損失を出して、「ああ、これは去年の今頃も同じようなことがあった。なんで覚えていなかったのか」ということでした。

相場には年間の恒例行事によって動いているところがあり、それを知っているだけで、少なくともリスクを回避することができ、また、うまくいけば大きな収益チャンスになります。

そこで、研究し、自分のものにしていきました。トレーダーにとっての勉強とは、知識を深めることも大事ですが、なによりも実利につながることだと思います。

リスクという重圧を負い、寝る間も惜しんでやる以上、利益がついてこなければなにもなりません。そのために、勉強することが大切です。その勉強法についてお話ししたいと思います。

FX初心者にオススメの勉強法

まず、とっかかりは、テクニカル(チャート)分析だと思います。

私自身も、そうでした。なぜなら、初心者の方は、まだ十分な情報もなければ、情報収集能力も十分ではないからです。そうした状況下で、結構相場が読めるようになるのは、テクニカル分析です。

ただし、私は、あまり難しい分析法は好みません。ロウソク足(酒田五法)と移動平均線といった極めてベーシックなものを勉強することが大事だと思います。つまり、シンプルなものが、実は普遍性があって、良いと思います。

私がこれまでに行ってきたFXの勉強法

私は、今、お話ししましたように、テクニカル分析(チャート分析)から入りましたが、それだけで、すべてがわかるわけではないことがわかってきました。

一時、金利関係のディーラーだったこともあり、ファンダメンタルズ分析も、結構勉強しました。これは、経済指標の分析など、とっつきにくいところは確かにあります。

しかし、その国・地域の内容を客観的に知るには、必要なことです。そして、最終的には、マーケットの心理を読む、あるいは推理する値動き分析に傾倒していきました。

値動き分析は、聞きなれない言葉だと思いますが、インターバンクディーラーなら誰しも日々体験していることです。

つまり、マーケットのプライスの動きによって、売りが強いか、買いが強いか、さらには、マーケットのポジションはロング(買い持ち)かショート(売り持ち)かまで読むことで、これが読めるようになると、少なくとも、大けがはしなくなりますし、マーケット心理を読めるようになります。

効果のない間違った勉強法

つまり、テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析、値動き分析、どれもが大事なわけです。

相場は総合力で見ていくことが大事です。

どれかに、固執してしまうと、全ての相場をカバーできないということです。また、食わず嫌いにならないことが大切です。どれにも、目を配って初めて、大きなチャンスがやってくると思います。

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