リスク選好ムードが戻ってドル/円も戻りを試す展開へ
先週19日、米10年債利回りが一時1.17%まで低下した。これは、足元の米国の景気実態に照らして、明らかに下げ過ぎと言える。米国では、今夏の旅行関係支出がコロナ前の2019年の同時期に比べて5割増加すると見られている。人気のハワイ州では、マウイ市長が「(旅行予約受付の)一旦停止が必要」と頭を抱える。また、英国では19日に大半の行動規制が解除された。こうしてみると、やはり米国債利回りの一時的な低下は「先物などで米国債を売りヘッジしていた向きの買い戻し」という単にテクニカルな要因に基づくと見るのが妥当だろう。
19日にはNYダウ平均が一時900ドル超の下げを演じ、市場では「デルタ株の感染再拡大で景気回復ペースへの懸念が強まっている」などといった声も聞かれていたが、それは苦し紛れの後付け講釈に過ぎないと思われた。もはや、ワクチンも治療薬もロクに手当てできなかった頃とは状況が大きく異なる。実際、21日には米10年債利回りが一時1.3%台を回復する動きとなり、NYダウ平均も週末にかけて再び史上最高値を塗り替えている。
市場の一部には「米国の景気回復はすでにピークを過ぎた」などと宣う向きもある。その裏付けとして——
/
記事のつづきでプロが注目している
目先のドル円レートをチェックしよう!!
\
※投資系ECメディア「GogoJungle」投資ナビ+へ移動します。
「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。
10年以上にわたってFX月刊誌を出版してきた老舗FXメディア「FX攻略.com」編集部が、FX用語を知らない人でもわかるようにFX会社、取引口座のポイントを解説しました!
取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか。
\FX会社によって違うところをチェック/
スプレッド | FX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。 |
---|---|
約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
キャンペーン | 新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。 |