FXにおいて時間的要素を重要視している川崎ドルえもんさんの当連載。「為替天気予報」として、統計的アプローチからの具体的なトレード戦略を教えていただきます。
1.月足天気予報
こんにちは、川崎ドルえもんです! 私は、過去の為替相場からデータを取り、その月日のアノマリーを算出して為替天気予報として配信しています。今回は、7月12日~7月23日までの為替の傾向を紹介していきます!
まずは月足の傾向を紹介していきましょう! 下の表は各通貨ペアの月足を2000年から数えたものになります。
見てみると、7月の月足では目立った傾向・アノマリーは出ていませんでした。
しかし、8月には年に一度の強い円高・豪ドル安の傾向があります。なので、7月の後半にクロス円のロングポジションを持つ際は少し注意が必要です。
8月の月足の詳細は、また次の記事で紹介していきます。お楽しみに!
2.週足天気予報
次に週足のデータを見ていきましょう。
下の表は、過去の7月12日から7月16日までの週足から陽線確率を算出したものになります。
見てみると、豪ドルに関する通貨ペアである、豪ドル円の陽線確率が72%、豪ドルカナダドルは67%、豪ドルスイスフランは74%と高くなっており、豪ドルが決済通貨になっているユーロ豪ドルは34%と低くなっています。
このことから、7月の第3週はわずかに豪ドルが買われやすい傾向・アノマリーがあることが分かります。
しかし、一部の豪ドルに関する通貨ペアではそういった傾向が出ていないので注意が必要です。
次に、7月第4週の週足の傾向を見ていきましょう——
※上のボタン、リンクを押すと投資系ECメディア「GogoJungle」投資ナビ+へ移動します。記事の続きでは、週足天気予報(7月19日~7月23日)と日足天気予報(7月12日/13日/14日/15日/16日/19日/20日/21日/22日/23日)をご覧いただけます。
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