FXにおいて時間的要素を重要視している川崎ドルえもんさんの当連載。「為替天気予報」として、統計的アプローチからの具体的なトレード戦略を教えていただきます。
1.月足天気予報
こんにちは!川崎ドルえもんです。今回は、8月9日~8月20日までの為替の傾向を紹介していきましょう!
為替天気予報は、過去の為替相場からデータを取って、その月日のアノマリーを算出したものになります。
まずは月足の傾向を紹介していきましょう! 下の表は各通貨ペアの月足を2000年から数えたものになります。
ここでクロス円を抽出した8月の月足データ欄を見てみると、ドル円とポンド円の陰線回数が過去21年間中15回、ユーロ円と豪ドル円は16回、NZドル円とカナダドル円は14回と、ほとんどのクロス円で陰線になった回数が多くなっています。
このことから8月は円高になりやすい傾向・アノマリーがあることが分かります。
また、豪ドルに関する通貨ペアを見てみると、8月は豪ドル米ドルと豪ドルカナダドルの陰線回数が15回、豪ドルが決済通貨になっているユーロ豪ドルの陽線回数が16回と多くなっています。このことから8月は、豪ドルが売られやすい傾向アノマリーがあることが分かります。
2.週足天気予報
それでは、次に週足のデータを見ていきましょう。
下の表は、過去の8月9日から8月13日までの週足から陽線確率を算出したものになります。
見てみると、ユーロカナダドルの陽線確率が34%、ポンドカナダドルは29%、豪ドルカナダドルは23%、NZドルカナダドルは28%と、カナダドルが決済通貨になっているほとんどの通貨ペアで陽線確率が低くなっています。
このことから8月の第2週は、わずかにカナダドルが下落しやすい傾向・アノマリーがあることが分かります。
次に8月第3週の週足のデータ(※購入者公開部分に掲出)を見ていきましょう——
※上のボタン、リンクを押すと投資系ECメディア「GogoJungle」投資ナビ+へ移動します。記事の続きでは、週足天気予報(8月16日~20日)と日足天気予報(8月9日/10日/11日/12日/13日/8月16日/17日/18日/19日/20日)をご覧いただけます。
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