こんにちは。国府勇太です。今日も今週の米ドル/円の見通しを見ていきましょう。見るのは日足です。
先週までの米ドル/円の動き
先週はほぼ動きなし。狭い範囲でのレンジに終始し、月曜オープンと金曜のクローズのレベルがほぼ一緒でした。
注目は金曜の雇用統計。NFP(Nonfarm Payroll Employment非農業部門雇用者数)が19.5万人予想に対して、結果は24.2万人とかなり数字が良かったのですが、ドル高とはなりませんでした。
最近雇用統計時に、NFPや失業率とならんで注目される指標があります。それが、平均時給(前月比)です。外銀(外資系銀行のこと)もしきりに気にしています。
この平均時給、予想0.2%に対し結果マイナス0.1だったことも、今回ドル高とならなかった要因。今後もこの平均時給、マーケットは注視していくので要チェックです。
やはり114円をしっかり抜けるのは難しかった様子(上値が『重い』)です。
米ドル/円の今週の見通しは?
はっきりいって方向感がつかめません。
114円が重い一方、111円も固いです。 ただ、何度も上に行こうとしているので週前半であっさり上に行くことも考えられます。
そうなった場合のポイントは115円。
114円を抜けたあと、115円を抜ければテクニカル的にロングが有益です。「114円を抜けた」といって安易にロングをすると反落し損をすることにもなりかねません。動きをしっかり見定めてからエントリーしましょう。
ただ、どちらにしてもポジションを持ちすぎるのは危険です。方向感なく、ボラティリティも低下しつつあります。
今週は、σ3の20%、約1.4円前後を抜ければ優秀です。一つの目安にしてみてください。
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