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相場見通し

高田資産コンサル流・ドル円分析(2021年5月31日)[高田智雄]

高田資産コンサル流・売買戦略の考え方

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高田資産コンサル流「日経225先物・オプションの需給分析の実践方法」

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注目の日柄

  • 1月4日~8日の週←1月6日安値102.57円の安値と一致
  • 2月22日~26日の週←2月23日安値104.91円と一致
  • 3月24日~25日(昨年の転換日)←前日が108.39円の安値
  • 4月12日~16日の週←翌週の4月23日安値107.46円と一致
  • 5月17日~21日の週←翌週の5月25日安値108.55円と一致
  • 7月5日~9日の週

波動

ドル円日足チャートの波動(5月28日)

上図の通り、短期的には日足ボリンジャーバンド(25)の+1σを上回って推移するか、割り込むかで、強気の波動か、弱気の波動かの判断をします。

+1σを上回って推移すると強気で、4月23日の107.46円がC波の安値でここから新たな上昇波動開始とみなし、+1σを下回ってから+1σが上値抵抗として機能するなら弱気で、4月23日の107.46円がA波の安値でここからB波の上昇、この先にはC波の下落が控えているとみなします。

サイクル

ドル円日足チャート・サイクル(5月28日) ドル円週足チャート・サイクル(5月28日)

ドル円の日足のサイクル(安値と安値の間の営業日数、上図の黒の数字)は、
短いと2週間程度、長いと5週間程度で、概ね3週間~5週間の間に収まることが多いです。

サイクルの上昇期間(安値から高値までの営業日数、上図の緑の数字)は、短いと1週間以内、長いと3週間程度続きます。上昇トレンド時は上昇期間が長くなりやすく、もみ合いや下降トレンド時は上昇期間は短くなりやすいです。

サイクルの下落期間(高値から安値までの営業日数、上図の青の数字)は、短いと1週間以内、長いと4週間程度続きます。下降トレンド時は下落期間は長くなりやすく、もみ合いや上昇トレンド時は下落期間は短くなりやすいです。

現日足サイクルは、5月25日の108.55円から開始しており、前サイクルの安値108.32円よりも安値が切り上がって現サイクルが開始した形です。

現在は日足サイクルトップに向けての上昇が起こっていると考え、5日移動平均線を終値ベースで維持する限りは日足サイクルトップに向けての上昇が続くとみていくことになります。

週足サイクルについては、1月6日の102.57円がサイクルボトムです。

過去の傾向からは、週足ボリンジャーバンド(25)の+1σ~+3σへの上昇が起こる傾向がありますが、+3σへの上昇も達成済みです。

今後は週足ベースでのバンドウォークの上昇に発展するかどうかに注目し、週足の+1σを割り込まない限り、もう一段上の節目の116.56円を試す展開が起こり得るとみることになります。

逆に、週足の+1σを割り込んで推移すると、週足サイクルトップに向けての上昇が既に終了していて、週足サイクルボトムに向けての下落が起こっている可能性を想定する流れです。

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ドル円の節目

  • 116.56円
  • 110.68円
  • 107.05円
  • 104.80円←強弱の分岐点となる重要な節目
  • 101.17円
  • 97.54円
  • 95.29円

107.05円は重要な節目ですので、これを上回って推移していると、ドル円の想定レンジは107.05円~110.68円となります。

110.68円を上回って推移していると、ドル円の想定レンジは110.68円~116.56円となります。

107.05円を下回って推移していると、ドル円の想定レンジは104.80円~107.05円となります。

以下は毎週変わる節目

  • 5月10日~14日の週は、①108.58円、②105.55円
  • 5月17日~21日の週は、①108.39円、②105.74円
  • 5月24日~28日の週は、①108.20円、②105.93円
  • 5月31日~6月4日の週は、①108.01円、②106.11円
  • 6月7日~11日の週は、①107.81円、②106.30円

上記の「毎週変わる節目」の考え方は、現在の相場に照らし合わせると①も②も下値支持として注目します。

①が下支えされると110.68円の節目に再挑戦、①を下回って推移すると107.05円の節目試しや②を試す下落が起こり得ると解釈をします。(さらに下落なら104.80円の節目)

最重要は、110.68円、107.05円、104.80円の節目で、上記の①②も併せて注目していくことになります。

ボリンジャーバンド(中心線を25に設定)

ドル円日足チャート ボリンジャーバンド(中心線を25に設定)

もみ合いの場合は、日足は-1σ~+1σの間でドル円は推移することになるため、ドル円が中心線(25日線)を挟んで、+1σ付近に上値を抑えられ、-1σ付近に下値を支えられて、バンドの傾きがほぼ横ばいであるときは、典型的なもみ合い相場です。

トレンドの時は、上昇トレンドなら、中心線(25日線)が上向きで、上向きの+1σに沿う形の上昇となるか、上向きの+2σに沿う形の上昇となるし、下降トレンドなら、中心線(25日線)が下向きで、下向きの-1σに沿う形の下落となるか、下向きの-2σに沿う形の下落となります。

上記を踏まえた上で、現在のドル円の日足を確認すると、5月28日は日足の+3σまで上昇する局面がありましたので、ここから日足の+1σが下支えされる場合はバンドウォークの上昇に発展する形となります。

しかし、日足の+1σを割り込む場合は、もみ合い相場継続の形となります。日足の+1σを割り込んだ後に日足の-1σをも終値ベースで割り込む場合は弱気転換の可能性が出てきます。

ドルインデックスとドル円の比較

ドル円がサイクルトップをつけて下落が開始する時や、ドル円がサイクルボトムをつけて上昇が開始する時には、ドルインデックスとの間に高値日のズレや、安値日のズレが生じることがよくあります。

また、ドルインデックスが上昇トレンドにある時は、ドル円の下値は限定的になりやすく、上値を追う場合もあり、逆にドルインデックスが下降トレンドにある時は、ドル円の上値は限定的になりやすく、下値が拡大する場合があるため、ドルインデックスの動向も見ながら、ドル円の売買戦略を考える必要があります。

直近のドルインデックスと、ドル円を比較すると、ドル円の方が相対的に強い展開となっております。

5日線を終値ベースで割り込まない限りは日足サイクルトップに向けての上昇が続くとみていくことになります。

結論

ドル円は、5月28日に日足ボリンジャーバンド(25)の+3σまで上昇しました。日足の+3σまで上昇した後に注目することは、下記の通りです。

(1)日足の+1σを終値ベースで維持するとバンドウォークの上昇の形となる。

(2)日足の+1σを終値ベースで割り込んだ後に+1σが上値抵抗として機能すると、バンドウォークの上昇入りは失敗となり、もみ合い相場継続となる。
その後、日足の-1σをも終値ベースで割り込むと、+3σへの上昇でリバウンドが終了した形となり、下降トレンド再開の可能性が出てくる。

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ABOUT ME
高田智雄
たかだ・ともお。高田資産コンサル株式会社・代表取締役。日柄分析、需給分析、投資家心理分析、チャート分析を併用した相場分析手法を確立し、相場の見方や考え方、自分の売買戦略やポジション、運用状況をYouTube等で情報発信している。
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