もしかして逆張りが悪だってすり込まれてないですか?
おっす! オラ、ユーちぇる。今日は順張りと逆張りの話をしようと思う。
よくトレード本やツイッターとかYouTubeでみんな口を揃えて「順張りが大事」っていってるよね。しかし、ユーちぇるは断言する!
「勝ってるトレーダーは例外なく逆張りがうまい!」
相場には絶対はないが、これはマジで真実だと思う。それはなぜか? これには三つの理由があるので順番に解説するわ。
その1「損切りまでが遠くなる」
順張りを突き詰めると、必ず矛盾にぶち当たる。例えば、上昇トレンドで押し目買いを狙う場面。落ちてきたところを狙ってロングって展開だとする。ここで問題になるのがどこに損切りを置くのか?ってこと。セオリー通りなら「1個前の安値の下」だよね。ダウ理論でいう「押し安値」ってやつ。んでもって、なるべくそこに引きつけて買いたい。そうすれば、損切り幅が狭くなるからリスクリワードもよくなるからね。これが、教科書的な考え方ね。
でも、ここで矛盾が発生する。損切りポイント付近までなるべく引きつければ、有利なトレードになるのは確か。でも、前提となっているのは上昇トレンドだよね?
その勢いが強ければ強いほど、押し目買いの確度が上がるわけ。勢いの強い上昇トレンドであればあるほど、押し目は浅くなる。だから良いエントリーであればあるほど、必然的に損切りまでが遠くなるんだよね。
この矛盾、理解できたかな? 教科書的な考え方って、正論で固めてあればあるほど、実戦では全く使えないことが多い。つまり、みんなが思ってる以上に押し目買いって難しいんだよね。当然、戻り売りも同じ原理で難しい。
その2「損切りの判断が難しい」
例えば15分足レベルで押し目で買って、継続して利益が取れていたとする。しかしそこに1時間足レベルの押し目がきたら、どうする?
先ほどのダウ理論の損切り基準では、ことごとく切られる。損切りして「はぁ〜っ」ってため息をついて、ふて寝。だけど次の日起きたら、損切りしたところから上がってる…(泣)。
これ、よくあるよね。押し目買いを狙うには、複数足をフラクタルに見る必要がある。しかし、これは初心者にはかなり荷が重い。
その3「突き詰めると逆張りになる」
順張りを突き詰めていくと、なるべく早くエントリーした方が有利って結論になる。なんでか、分かるかな?
答えは「トレンドには必ず賞味期限があるから」。どんなトレンドも永遠に続くことはない。トレンドの継続時間が長くなればなるほど、順張りでのリスクは増すことになる。
高値つかみをした人間に損をさせることで、大口は上昇分の買い玉を利確するからね。これに気づくと、いかに早くエントリーするかを突き詰めるようになる。その方が値幅も取れるしね。
「もっと早く、もっと早く」を突き詰めていくと、トレンドの起点に目が行くようになる。結局のところ、上昇トレンドが始まるのは下降トレンドが終わった後だし、その逆もまた然り。こうして、トレーダーたちは逆張りにいきつく。
もちろん、上昇トレンドが発生してから押し目買いを徹底的に狙うスタイルのトレーダーもいる。でもその場合も、上昇トレンド中の「小さい下降トレンド(=押し目)」の終了を見込んでエントリーするワケでしょ?
結局、逆張りなんだよね。つまりFXにおいては、逆張りが本質だってこと。逆張りをうまく狙えないと、トレードスキルの向上もない。
「どこで反転してるかな?」
「そのとき、オシレーターは?」
「意識されているレジサポは?」
まずは徹底的に過去チャートの検証をしよう! ユーちぇるの逆張り手法は動画の中で具体的に紹介してるからチェックしてみて!
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※この記事は、FX攻略.com2021年1月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。
・「ユーちぇるのトレードフィットネスジム」連載記事まとめはこちら
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