高金利通貨ペアを売るならなるべく低スワップの会社で
FXで利益を出すためには、「安く買い、高く売る、あるいは高く売り、安く買い戻す」、あるいは「スワップポイントを得る」の2パターンしか方法がありません。今回からしばらくは、後者のスワップポイントについての知識や考え方について触れていこうと思います。
スワップポイントを得る・払う
スワップポイントというと、どうしてもスワップを得る方向の取引である、豪ドル/円やNZドル/円などの買いポジションを保持する行動がイメージされますが、スワップを払うことについても知っておくべきポイントがあります。
売り・買いにより選択するFX会社の違い
高金利通貨ペアを売って粘りたいなら、買いの場合とは逆にスワップがなるべく安いFX会社を選択するべきでしょう。スワップ金利は買いも売りも近い水準であることが多いため、「高スワップをセールスポイントにしていない」FX会社を選択するとうまくいきやすいと思います。
「高金利通貨ペアは買いの一択でいいのでは?」という意見もありますが、展開によっては売りで攻める必要もあるのです。これについてはまた次回以降に。
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\FX会社によって違うところをチェック/
スプレッド | FX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。 |
---|---|
約定力 | 狙った価格で注文が通りやすいかどうか。 |
スワップポイント | 高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。 |
取引単位 | 少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。 |
取引ツール | 提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。 |
シストレ・自動売買 | 裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。 |
サポート体制 | サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。 |
教育コンテンツ | 配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。 |
キャンペーン | 新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。 |