トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。
当面はドル円売りの好機
去年の10月からドル円はほとんど動きませんでしたが、年が変わってからマーケットは一変しており、ファンド勢を中心に下値攻めが続いております。下値攻めの背景は日銀が国債購入の買い入れ額を減額したことですが、よく見れば今回の国債購入の買い入れ額減額はテーパリングという意図がないことはわかります。しかし、ドル円売りの流れは継続しています。材料という材料はなく、決め手こそありませんがプロの作った流れに乗るという感じです。もしくは理由はよくわからないが、トレンドに乗るしかない、今はそんな状況でしょうか。
あえて理由を探すのであれば売られすぎたからこそ下落が続いているのかもしれません。確かにここ数か月の値動きから見れば割安感もあるのでドル円の買いポジションが増えています。買いポジションが増えれば増えるほど下がったときの「投げ売り」の土台として利用されてしまいます。長い間レンジになれた参加者が多いのでこのような地合いは続くのかもしれません。
テクニカル的にも110円を目指す展開か
チャートを見てもドル円は112.00円を割れて一段下のレンジに入りました。上値は重く心理的な節目となる110.00円を試しに行く展開を想定しており、戦略としては戻り売りで臨みます。110.00付近は非常に強いサポートになりますので短期であれば何度か買えるかもしれませんが、最終的には下抜けを想定しています。昨年9月15日安値の109.55円(赤線)がターゲットです。さすがにこの辺りではサポートされる可能性がたかいので、110円割れの低いレベルでのショートは少し考えます。
ユーロロングは継続
昨日は「SPDメルケル首相との連立拒否」とのヘッドラインからユーロが急落する場面があり、ユーロドルで1.22近くまで下押ししました。しかし、終値ベースでは長い下髭で引けており、影響は限定的と考えることができます。このような政局で下落する展開はあるものの、継続的なユーロ売りには直結しないと考えています。ユーロ上昇の基本はECBの政策転換です。この基本シナリオが崩れない限りユーロのコアポジションはロングの継続です。下押しする局面があれば押し目を拾っていきたいところです。
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