トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。
米中が貿易戦争回避で合意したことで政治リスクが後退しています。ここまでドル円は米中貿易戦争を織り込む形で下げていただけに適正価格に戻ったと言えるでしょうか。今夜はFOMC議事要旨が予定されています。利上げペースに変化が見られるかが焦点となりますので今一度戦略を練っていきましょう。
貿易戦争は本当に回避された?
ムニューシン米財務長官「われわれは貿易戦争を保留する」と発言、劉鶴副首相も「米中間の貿易戦争は回避された」と述べました。しかし、中国当局が年間の対米貿易黒字を2000億ドル削減することを提案したというクドロー米国家経済会議委員長の発言にも言及していません。具体的な数字は一切なしです。
これで米中貿易戦争が本当に回避されたのかという疑問は残り、意見が分かれるところだとは思いますが、短期的には一旦終了と考えてもよさそうです。なぜならトランプ政権は既に次のテーマとして米朝首脳会談を成功させることにシフトしているからです。米朝首脳会談の成功には中国の協力が欠かせないということもあり、現段階で中国とやり合うのは得策ではないと考えるでしょう。
ムニューシン財務長官も「強いドルは長期的に米国には良いことだ」などと、ここにきていつもの決め台詞を言うあたり、米中貿易戦争はもう少し先の話となりそうです。政治的なリスクがなくなったことで市場の関心はFOMC議事要旨へ移っています。
FOMC議事要旨で利上げペースに変化が見られるか
今夜予定されているFOMC議事要旨ですが、6月の利上げは100%織り込まれておりますので焦点はそれ以降の金融政策についてです。現在は年内利上げ回数の確率が3回(48.8%)、4回(51.2%)で拮抗しており上下に振れやすい地合いとなっています。足元の米経済指標を見ると堅調なだけにインフレに関する見解が示される可能性があるとみており、ややタカ派的な内容を予想しています。そうなれば5/21高値111.39円が再び視野に入ってきそうです。
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ドル円上昇トレンドは継続か
本日東京時間に110.40円付近迄下落する場面も見られましたが、3/26からの上昇トレンドのサポートラインや200日移動平均線の差し掛かる110.20円を明確に下回らないかぎり、まだ上昇トレンド継続と考える事できます。上昇が急だっただけに調整は入りますが押し目があれば丁寧に拾っていくというのがメインシナリオとなりそうです。
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