トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。
昨夜は月末リバランスによるドル買いや、NYダウの大幅反発を受けてドル円は113円台を回復しました。東京時間も月末最終日ということでドル不足から仲値にかけて113.32円まで上値を拡大しています。今夜25:00のロンドンフィックスまではこのような月末のフローが散見する展開になりそうです。今後の予定に目を向けると11/2が米雇用統計、11/6が米議会中間選挙とビックイベントが続きますのでしっかりと準備をしておきたいところです。
2大イベントをどう考えるか
今週末の金曜日には米雇用統計、来週火曜日には米議会中間選挙とビックイベントが続きます。
まず、米雇用統計ですが、現時点の予想は失業率3.7%、非農業部門雇用者数+19万人、平均時給は、前年比+3.2%となっており、文句のつけようがない数値が予想されています。特に平均時給の前年比+3.2%は2009年以来の高い伸びとなります。仮にこれらの数値が予想通りであれば12月の利上げ確率は上がっていくと思われます。
一方、米議会中間選挙ですが、上院を共和党、下院を民主党との予想が有力です。ただし、報道をみると予想が割れているところもあり、まだまだ予断を許さない状況です。こうなると選挙に向けてトランプ大統領が、強気な通商政策や保護主義的な発言をしてくる可能性もあり、警戒が必要になります。トランプ大統領のツイート一つで流れは変わりますので積極的に買い進むにはリスクが伴います。
ロング攻めが難しい
ドル円はチャートを見ると先週から上値を抑えつけていた21日移動平均線を上抜け、一目均衡表の雲上限を沿うように上昇しており、テクニカル的な立ち位置は改善しています。113円を上抜けてトレンドに乗っていきたいところではありますが、やはりここからのロング攻めはどうしても躊躇してしまいます。短期的な上値目途として10/4高値114.54円と10/26安値111.37円の61.8%戻しである113.33円付近をターゲットしておきます。もし113.33円を明確に上抜けしてくれる展開があるならついて行きますが、ロングであればそれ以外は待ちます。
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