楽天MT4新規口座開設
FX力を鍛える有名人コラム

年末年始にフラッシュクラッシュは起こるのか[井口喜雄]

トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。

クリスマスで閑散取引の中、北朝鮮リスクには警戒を

本日はクリスマスで欧米参加者がいない中、流動性は低下しており、特別材料もありませんので膠着状態を予想しています。しかし、マーケットが薄いため、突発的な値動きには注意が必要で、ヘッドラインリスクとしては北朝鮮があげられます。米朝非核化交渉の期限である年末が迫る中、非核化交渉が決裂した場合、北朝鮮は「アメリカへのクリスマスプレゼント」として大陸間弾道ミサイル発射や核実験再開の可能性を警告しています。

仮にミサイル発射があれば瞬間的に円高へ振らされることとなります。無理に取引をする環境ではありませんが、ヘッドラインにAIやアルゴが反応した場合の対策として、クロス円は深めに買い指値を入れてリバウンドを狙うという戦略も閑散相場では悪くないように思います。

年末年始にフラッシュクラッシュは起こるのか

今年もあと数日ばかりになりましたが、思い出されるのは、今年1月3日のフラッシュクラッシュです。記憶に新しいこともあってマーケット関係者はクラッシュに向けて警戒感を強めていますが、前回と比較した場合、今回はだいぶコンディションが違っています。

前回はドル円がジリジリと下値を更新しておりましたが、今回は全く動いていません。ドル円が年末にかけて107円位まで崩れる展開になるのであれば、改めて警戒が必要ですが、109円の値位置で年末年始を迎えるようだとフラッシュクラッシュの可能性は極めて低いと考えています。また、マーケットがクラッシュに対しての経験値を積んでおり、参加者が警戒感を強めていることもクラッシュを防ぐ要因として挙げられるでしょう。

しいて言えば新興国通貨でしょうか。特にトルコリラ円はあしもとで下値を切り下げていますので参加者のロングポジションが捕まっています。トレイダーズ証券みんなのFXのポジション分布(下図)をみても19円付近のポジションが溜まっていることがわかります。

ここからもう一段下押しすると一気に崩れてくる可能性もあるので再びトルコショックなどが起こった場合、可能性は低いとは言え、トルコ初のフラッシュクラッシュも頭の片隅には入れておきたいと思います。

【ご注意】
※記載の内容は投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではございません。
※投資に関する最終判断は、お客様ご自身の判断でなさるようお願い致します。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性、完全性を保証するものではございません。
※当サービスに基づいて被ったいかなる損害についても、トレイダーズ証券及び情報提供元、関連会社は一切の責任を負いかねます。
※いかなる目的を問わず本情報の複製、転送及び販売を固く禁じます。

↓↓ 【FX攻略.com限定】新規口座開設(無料)&1lot取引で月刊FX攻略.com3か月分もらえる!! ↓↓

【関連記事】
トレイダーズ証券 [みんなのFX]※当サイト限定の特典あり
川崎ドルえもんさんと同じ取引ができる!みんなのシストレ[トレイダーズ証券]

ABOUT ME
FX攻略.com編集部
日本で唯一の月刊FX情報誌『月刊FX攻略.com』を2008年から10年以上発行してきた編集部です。
トレイダーズ証券 みんなのFX
あなたに最適なFX会社・取引口座を見つけよう!!
【FX会社比較】10年以上FX専門誌を発行してきたFX攻略.com編集部が調査しました

「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。

10年以上にわたってFX月刊誌を出版してきた老舗FXメディア「FX攻略.com」編集部が、FX用語を知らない人でもわかるようにFX会社、取引口座のポイントを解説しました!

取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか

\FX会社によって違うところをチェック/

スプレッドFX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。
約定力狙った価格で注文が通りやすいかどうか。
スワップポイント高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。
取引単位少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。
取引ツール提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。
シストレ・自動売買裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。
サポート体制サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。
教育コンテンツ配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。
キャンペーン新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。

FX会社を比較・検討
したい方はこちら >>
FX会社を一社ごとに
見たい方はこちら >>

あわせて読みたい