楽天MT4新規口座開設
FX力を鍛える有名人コラム

上がるも下がるも原油次第[井口喜雄]

トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。

上がるも下がるも原油次第

昨日はコロナウイルスの感染者鈍化傾向から上昇したNYダウを背景にドル円も109円台で推移していました。しかし、引けにかけて、米エネルギー情報局(EIA)が「短期エネルギー見通し」で今年の価格予想を引き下げたことをきっかけに原油価格が下げに転じると、ドル円もつられて下落し109円を維持することをできずに取引を終えています。

明日はOPECとロシアなど非加盟国で構成する「OPECプラス」の緊急会合が予定されており、マーケットは今、原油価格に大きく振らされるだけに注目が集まっています。ただし、トランプ大統領はサウジアラビアとロシアに対し日量1000万バレル以上の減産を求めていますが、サウジアラビアは大幅減産には合意しないとの報道もあり、目が離せません。

FOMC議事録は材料視されない

本日はFOMC議事録公表が予定されており、3月に実施した臨時会合で大規模緩和決定に至った理由が明らかになります。しかし、すでにパウエルFRB議長が「経済活動の急停止で影響を受ける企業や国民の資金供給を支え、経済の早期回復を確実にするため」と発言しているように新規取引材料になる内容は乏しいと見ています。

OPECプラスで動いた後の第二波狙い

ドル円は方向感を掴みづらいですが、どちらかといえばダウンサイドを意識しています。マーケットはあしもとでコロナ相場にやや楽観的な気がするほか、大規模なFRBの金融緩和を考えるとドル円はあまり強気になれません。109円付近は打診売りしつつ、今月の高値109.38円を抜けるようなら切っていくようなオペレーションを考えています。

また、安全にいくのであれば原油価格の影響を受けやすいマーケットなので本日のOPECプラスで大幅減産があるのか結果をみてからでも良さそうです。引き続きボラティリティが高く、デイトレードするには十分なトレンドが発生しており、OPECプラスで動いた後の第二波を取りに行っても十分間に合うとみています。

【ご注意】
※記載の内容は投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではございません。
※投資に関する最終判断は、お客様ご自身の判断でなさるようお願い致します。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性、完全性を保証するものではございません。
※当サービスに基づいて被ったいかなる損害についても、トレイダーズ証券及び情報提供元、関連会社は一切の責任を負いかねます。
※いかなる目的を問わず本情報の複製、転送及び販売を固く禁じます。

↓↓ 【FX攻略.com限定】新規口座開設(無料)&1lot取引で月刊FX攻略.com3か月分もらえる!! ↓↓

【関連記事】
トレイダーズ証券 [みんなのFX]※当サイト限定の特典あり
川崎ドルえもんさんと同じ取引ができる!みんなのシストレ[トレイダーズ証券]
現役為替ディーラーが、話題のアノ人と語り尽くす Trader’s対談|ゲスト Sai 前編[トレイダーズ証券みんなのFX 井口喜雄]
現役為替ディーラーが、話題のアノ人と語り尽くす Trader’s対談|ゲスト 蜂屋すばる 前編[トレイダーズ証券みんなのFX 井口喜雄]

ABOUT ME
FX攻略.com編集部
日本で唯一の月刊FX情報誌『月刊FX攻略.com』を2008年から10年以上発行してきた編集部です。
トレイダーズ証券 みんなのFX
あなたに最適なFX会社・取引口座を見つけよう!!
【FX会社比較】10年以上FX専門誌を発行してきたFX攻略.com編集部が調査しました

「これからFXを始めよう」と思ったとき、意外と悩んでしまうのがFX会社、取引口座選びではないでしょうか? でも大丈夫。ご安心ください。先輩トレーダー達も最初は初心者。みんなが同じ悩みを通ってきているんです。

10年以上にわたってFX月刊誌を出版してきた老舗FXメディア「FX攻略.com」編集部が、FX用語を知らない人でもわかるようにFX会社、取引口座のポイントを解説しました!

取り上げているFX会社は、金融商品取引業の登録をしている国内FX業者です。口座開設は基本的に無料ですので、まずは気になったところで2〜3つ口座開設してみて、実際に比べてみてはいかがでしょうか

\FX会社によって違うところをチェック/

スプレッドFX取引における取引コスト。狭いほうが望ましい。
約定力狙った価格で注文が通りやすいかどうか。
スワップポイント高水準かどうか。高金利通貨の取り扱いの数。
取引単位少額取引ができるかどうか。運用資金が少ないなら要チェック。
取引ツール提供されるPC・スマホ取引ツールの使いやすさ。MT4ができるかどうか。オリジナルの分析ツールの有無。
シストレ・自動売買裁量取引とは別に自動売買のサービスがあるかどうか。
サポート体制サポート内容や対応可能時間の違いをチェック。
教育コンテンツ配信されるマーケット情報や投資家向けコンテンツの有無。
キャンペーン新規口座開設時や口座利用者向け各種キャンペーンの内容。

FX会社を比較・検討
したい方はこちら >>
FX会社を一社ごとに
見たい方はこちら >>

あわせて読みたい