FX力を鍛える有名人コラム

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    2019年12月4日
    ダウンサイドを意識した戦略[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ハシゴを外されたマーケット 昨夜トランプ大統領は、米中貿易協議の合意について「中国との合意を来年の大統領選後まで待つのも良手」と発言したほか、ロス米商務長官も「何も変化がなければ15日に対中関税を発動する」と述べるなど急な手の平返しに追われる展開となりました。マーケットは今月15日の対中関税の延期を織り込んで上昇していたので思い切りハシゴを外された格好でNYダウは400ドル超の下落となり、ドル円も108円ミドルまで下押しをしています。 経済指標やヘッドラインにはいつも以上の警戒を 米中貿易協議は水面下でタフな交渉が続いています。ハシゴ外しはトランプ流でギリギリの駆け引きをしていると思われるものの、香港への内政干渉を考えると中国側もこのタイミングでの譲歩は難しく、早期合意の可能性はかなり低くなったと考えています。関税発動についてはまだ「延期」の可能性も残っており、本日も米中高官の発言に目を光らせる必要があります。 また、リスクオフのモメンタムが強まるなか、今夜はADP全国雇用者数やISM非製造業景況指数といった米…
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    2019年12月2日
    ドル円のダウンサイドリスクは小さいと考える理由[雨夜恒一郎]
    FX攻略.com ズバリ!今週の為替相場動向 2019年12月2日号 先週のドル円相場 米国感謝祭をはさんで市場は薄商いだったものの、米中貿易協議の進展期待が広がる中、リスクオンの円売りが優勢となり109円台を回復。米GDP改定値など景気指標が堅調だったこともあり、109円台半ばまで上昇した。金曜日には一時109.67円まで上昇し、5月31日以来の高値を示現した。 閑散に売りなし まさに「閑散に売りなし」の相場格言通りの展開となった。先週一週間の値幅は1円少々。動かない相場で高金利通貨(ドル)をショートしていてはスワップコストの払いでじわじわと損が積み上がってしまう。逆に低金利通貨(円)をショートしておけば、動かない相場で自動的に利益が積み上がっていく。膠着相場では高金利通貨買い・低金利通貨売りのキャリートレードが圧倒的に有利だ。 さらに言えば、感謝祭が終わり12月に入れば世間も市場もクリスマス休暇ムード。参加者は急激に減少し、年度末決算前に収益をブレさせたくない者は、大きな取引を控えるようになる。今週も相場が一段と膠着感を強める中で、先週と同じようにドルが底堅い動きを見せる公算が大き…
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    2019年11月27日
    米中協議は最終段階か[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 米中協議は合意に向けて最終段階か ドル円はじりじりと上値を切り上げています。その背景には米中貿易交渉への楽観論があり、昨夜もトランプ大統領が「米中は第1段階の合意に近づいている」と表明したことで追い風となっています。本日も米中協議に新しいヘッドラインが出るまではトランプ大統領のこの発言内容を追いかける形で大丈夫でしょう。米中協議に関しては引き続きヘッドラインに振らされますが、あしもとの米中高官発言を聞く限り、おそらくは合意に向けて最終段階に入っているものと推測しています。 また、米中協議以外でも今夜は、GDP改定値や個人消費、失業保険申請件数、PCEデフレーター、ベージュブックと米国の重要指標が多く発表されるため、指標結果には注目しておきたいところです。 テールリスクはダウンサイドに ドル円のチャートを見ると先週の108円ミドルを中心とした狭いレンジを上抜け、200日移動平均線も再度突破しており、テクニカル面での改善も確認できます。スイングトレードであれば買いホールド、短期でも昨日の高値ブレイクする局面や、押し…
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    2019年11月25日
    感謝祭で見送りムードだが…[雨夜恒一郎]
    FX攻略.com ズバリ!今週の為替相場動向 2019年11月25日号 先週のドル円相場 米中貿易協議をめぐる楽観と悲観が交錯する中、ドル円は引き続き狭いレンジでもみ合いに終始。トランプ大統領は「(第一弾)合意に近づいている」と発言しているものの、中国側からは新たな情報発信はなく、市場では年内合意は難しいとの見方も浮上している。 なお韓国政府がGSOMIA(日韓軍事情報包括保護協定)の破棄通告の効力停止(つまり延長)を決定したが、市場の反応は鈍かった。 先週一週間のドル円のレンジは108.28円~109.07円で値幅はわずか79銭。過去1か月では107.89円~109.49円で値幅は1円60銭だ。ドル円相場はあまり動かない。動かないから参加者が減り、さらに動意が乏しくなるという悪循環が続いている。市場では年内はこのまま107-109円で膠着するとの見方が多く、オプション市場のボラティリティ(予想変動率)は4~5%台と超低水準が続いている。 膠着が続く理由は二つ ここまで相場が動かなくなった理由は主に二つある。一つは不確実性に対する「慣れ」だ。米中貿易協議や英国のEU離脱といった不確実性…
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    2019年11月20日
    続・ヘッドライン相場!上がるも下がるも米中次第[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 続・ヘッドライン相場 ドル円は本日の朝から米上院が香港人権法案を可決したとの報道が入り一時108.39円まで下落しました。中国サイドもこの報道に対して「断固としてこの行動に反対する」と強い非難声明をだしており、リスクオフの様相です。ただ、一方で米中協議に対しては、ロス米商務長官が「米中貿易交渉は進展している」との見解を示すなどポジティブな情報もあり、ヘッドラインは強弱が入り混じる神経質な展開です。 レンジ内でどう立ち回るか ドル円は引続き米中協議や香港デモのヘッドラインに振らされる展開ですが、米中協議にて「合意」や「決裂」といったわかりやすい展開でもなければ108円から109円のレンジをブレイクしていく力はないでしょう。レンジと割り切り、オシレーター系のテクニカル指標を眺めながらでもパフォーマンスは出せそうです。ただ、米中協議にて合意か決裂かの2択であれば合意の可能性が高いほか、トランプ相場ではリスクオフの次の相場はリスクオン方向です。また、売り目線のプレイヤーも多く、108円ミドルを超えてくるとショートが積み…
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    2019年11月18日
    米国株高はバブルではない ドル円に上昇余地[雨夜恒一郎]
    FX攻略.com ズバリ!今週の為替相場動向 2019年11月18日号 先週のドル円相場 週前半は、香港のデモ激化に対する警戒感や米中貿易協議をめぐる不透明感を背景にいったん利益を確定する動きが広がり、ドル円は109円台割れ。米国債利回りが1.80%台まで低下すると、一時108.24円まで下落した。ただ週末にかけては、NEC(米国大統領国家経済会議)のクドロー委員長が「第一弾合意の取りまとめが近い」と発言したことから再び交渉進展への期待が広がり、108.86円まで回復した。 米中問題はゆっくりと前進 米中貿易協議は相変わらず期待と不安が相半ばする状態で、ドル円相場も協議の進捗に一喜一憂する展開が続いている。先週の当コラムでも述べたが、米中対立の本質は単なる貿易摩擦にとどまらず、今後数十年にわたる覇権を賭けた現代の冷戦である。簡単に合意して一件落着となるものではなく、まだまだ何年も続いていく公算が大きい。今後も報道や憶測に振り回される局面が続くだろう。 ただ米中双方はすでに戦略を「制裁・報復」から「対話」に切り替えており、部分合意を積み重ねることにより妥協点に向けてゆっくりと進展していく…
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    2019年11月13日
    本日はイベント多数!方向感を示せるか[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 米中貿易協議を巡る新材料はなし 昨夜はエコノミッククラブでトランプ大統領の講演があり、前回トランプラリーの再来となるような発言が期待されましたが方向感を示すことはできませんでした。講演ではいつものように米株高の宣伝とFRB批判があったほか、注目された米中貿易協議に関しては「米中貿易合意が近い」としつつも「交渉決裂なら関税引き上げ」とこれまでの主張に変わりはなく、新情報は得られませんでした。もう少し突っ込んだ内容もあるかと予想しておりましたが、おそらくは水面下でギリギリの交渉が続いているのだと思われます。 本日はイベント多数!方向感を示せるか ドル円は109円を中心に方向感がありませんが、本日は米消費者物価指数やパウエルFRB議長の発言といった重要指標のほか、トランプ大統領の弾劾審理に関する公聴会なども予定されており、内容次第ではレンジブレイクもあるでしょう。 しかし、マーケットのメインテーマが米中協議の行方となっているなか、方向感を示せるかは疑問が残ります。特にパウエルFRB議長は10月のFOMCから急に政策ス…
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    2019年11月11日
    米中協議で一喜一憂の必要なし ドル円は強気継続[雨夜恒一郎]
    FX攻略.com ズバリ!今週の為替相場動向 2019年11月11日号 先週のドル円相場 米中貿易協議の進展期待を背景に株高・米国債利回り上昇・ドル高の展開となった。ドル円は週初の108円台前半から力強く上値を拡大する動きとなり、「中国が米国と段階的な関税撤廃で合意」と報じられると、一時109.49円と5月30日以来の高値をつけた。ただ終盤はトランプ大統領の「米国は中国と関税撤廃で合意していない」との発言を受けて109.08円まで押し戻された。 今週も米中協議に振り回される展開 相変わらず米中貿易協議をめぐる報道に一喜一憂する展開が続いている。米中がいわゆるフェーズ1で合意できれば、双方が既存の関税を撤廃する方向で交渉が進んでいるようだが、トランプ大統領は米国内での調印を望んでいる一方中国は難色を示しており、事態はまだ流動的のようだ。今週も様々な報道や憶測が飛び交う可能性が高く、短期売買を主とするトレーダーは、スクリーンにしっかり目を凝らし波に乗り遅れないようにしなければならない。 木を見ず森を見よ しかしすべてのニュースや噂をチェックすることは不可能だし、報道に振り回されるばかりでは…
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    2019年11月6日
    ドル円、この上昇トレンドは本物?[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ファンダメンタル、テクニカルの両面で上昇モメンタム 昨日は米ISM非製造業景況指数が予想を上回ったほか、米中通商合意への期待からS&P、ナスダック、NYダウと米主要3指数は連日史上最高値付近で推移するなどマーケットはリスクオンです。ドル円も109円台を回復しており、チャートを見てもドル円は終値ベースで200日移動平均線の差し掛かる109.02円を上抜けるなどファンダメンタル、テクニカルの両面で上昇モメンタムとなっています。 米中貿易協議は合意間近? 米中貿易協議では幾度となく梯子は外されていますが、関連ヘッドラインを見る限り、進展していることは間違いなさそうです。米中貿易協議のバロメーターとなる人民元相場を見ても中国政府は米中の緊張が高まった8月には1ドル7元を超える元安誘導をしてきましたが、本日人民元のオフショアレートを見ると1ドル6元台まで元高が戻ってきており、人民元の値動きを見ても米中貿易協議が合意に近づいていると考えることができます。また、あしもとの米指標は好結果が続いていることもあってドル円のスイング…
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    2019年11月4日
    FOMCは当面利下げ打ち止め!ドル円は買い妙味[雨夜恒一郎]
    FX攻略.com ズバリ!今週の為替相場動向 2019年11月4日号 先週のドル円相場 週前半は、米中貿易協議の進展期待を背景に株高・円安の流れが続き、8月以来となる109円台に乗せる展開。FOMCが予想通り利下げを発表し、声明から利下げを意味する「適切に行動」との文言を削除したことを受けてドル買いが入り、一時109.29円まで上昇した。しかし中国が米国との包括的合意に懐疑的な見方を示したことをきっかけにドルを売り戻す動きが強まり、107.89円まで反落。金曜日には、米国10月の雇用統計が予想を上回ったことからドル買いが入ったが、上値は108.32円と限られた。 FOMC声明はハト派色残る 先週の当コラムでは、「今回FOMCが大方の予想通り0.25%の利下げを決定し、今後の追加緩和についてのフォワードガイダンスを後退させれば、ドルは材料出尽くし感と利下げ打ち止め観測で上昇する可能性が高い」と述べた。実際、FOMC声明(ロイターの日本語訳はこちら)は、「景気拡大を維持するために適切に行動する」とのフォワードガイダンスを削除し、利下げを当面停止する意向を示したものの、「見通しに対する不透明…
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