FX力を鍛える有名人コラム

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    2019年10月23日
    ヘッドラインに振り回されるが最終的には…[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ヘッドラインに振り回されるが最終的には… ポンド主導のマーケットが続いています。昨日もEU離脱協定法案を第2読会で可決したことでポンドは一時対ドルで1.30、対円で141円迄上昇する局面もありましたが、その後EU離脱協定法案の審議日程が否決されると一転対ドルで1.28台、対円も139円台に急落するなど荒い値動きが続いています。 ここからのポンドですが、EU離脱協定法案の審議日程が否決されたことで、10月31日の期限前にEU離脱をすることがほぼ不可能となり、ネガティブな状況ではあります。ただし、英政府は「短期の離脱延期を排除しない」としており、数週間の延期で議会審議を通過できる可能性はまだ残っています。また、現段階で「合意なき離脱」の可能性はかなり低下しており、時期こそ不透明ではありますが、着実に合意に向かっていることは間違いありません。ヘッドラインに振らされる展開なので、瞬間的にポンドが売り込まれることはありますが、これまでと違って沈み続けることはなさそうです。下落局面では押し目買いが有効と考えます。 ペンス米…
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    2019年10月21日
    ブレグジット見通し立たず!しかしポンドもドル円も上昇する理由は?[雨夜恒一郎]
    FX攻略.com ズバリ!今週の為替相場動向 2019年10月21日号 先週のドル円相場 米中貿易協議の進展期待や英欧首脳のEU離脱協議合意を受けてリスク選好ムードが高まり、一時108.94円と8月1日以来の高値をつけた。ただ19日土曜日のEU離脱案に関する英議会採決を前にやや警戒感が強まり、108.39円まで押し戻された。 ブレグジットは見通し立たず 19日に行われたEU離脱案に関する英議会採決では、「採決の先送りが可決される」というややこしい結果となった。採決が行われれば、閣外与党・民主統一党(DUP)の反対で否決となり、「合意なき離脱」が決定的になるリスクがあったためだ。与党の多数派工作により今週にも新離脱案が採決され、10月末の「秩序ある離脱」が実現する望みもある一方、離脱期限の再々延期の可能性や、EU側の拒否による「合意なき離脱」のリスクも残る。現時点で見通しは全くつかなくなった。 出所:日本経済新聞 悪材料出尽くしの先取り ただしこれまで当コラムで述べてきた通り、ブレグジットの様々なシナリオやリスクは、国民投票でEU離脱が決まった2016年6月以来足掛け3年以上にわたって市…
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    2019年10月16日
    引き続きヘッドラインに振らされる展開[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ブラックアウト前の要人発言は如何に マーケットは米中通商協議の部分合意を好感してリスクオンとなっており、昨日はドル円も108.90円付近まで上値を拡大しています。しかし、米中通商協議も米国側では中国が米国産農産品を500億ドル相当購入するとの報道をしていますが、中国側では米国に対する報復関税を維持する限り、年間500億ドル相当の米国産農産物の購入は難しいとの報道もあり、引き続きヘッドラインに振らされる展開となりそうです。 そうしたなか、10月30日のFOMCを控えて本日は米小売売上高の発表が予定されています。月末のFOMCまでに発表される米重要指標は少なく、米小売売上高の結果は利下げの有無を決める材料として注目度は高いと言えるでしょう。また、本日は複数のFOMCメンバー発言も予定されており、ブラックアウト期間(政策決定に関与する者の発言を禁じる期間)を来週に控えて利下げをめぐるヒントを探ることになります。CMEのFedwatchが示す次回FOMCでの政策金利に対する市場の期待度は0.25%引き下げが約77%、据…
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    2019年10月14日
    ポンドはドル円の先行指標?[雨夜恒一郎]
    FX攻略.com ズバリ!今週の為替相場動向 2019年10月14日号 先週のドル円相場 米中貿易協議に対する期待感と警戒感が交錯するなかで、部分合意に向けた期待のほうが次第に優勢となり、下値を切り上げる展開となった。木曜日から閣僚級協議がスタート。金曜日にトランプ大統領と劉・中国副首相の会談がセットされると、ドル円は108円台を回復し、一時108.63円と8月1日以来の高値をつけた。 先週の当コラムでは、「米国のリセッション回避を前提とすれば、米国経済の相対的優位は揺るがず、ドルは売られてもまた戻ってくる可能性が高い」と述べたが、おおむねそのような展開であった。 米中貿易協議に楽観シナリオ 米中貿易協議は特定分野で部分的に暫定合意し、市場の期待通りの進展を見せた。中国が米農産品の輸入を400~500億ドル増やし、通貨政策で透明性を高めることで、米国は15日に予定していた中国製品への制裁関税の引き上げを先送りする。トランプ政権は、包括合意以外は視野にないと強硬姿勢を見せていたが、とりあえず「第1段階」と称して部分合意したのは、国内向けに手柄をアピールしたかったからだろう。中国も貿易戦争…
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    2019年10月9日
    交渉決裂か!?米中通商協議の行方は如何に[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 交渉決裂か!?米中通商協議の行方は如何に 現在のマーケットは米中通商協議の行方と、月末に行われるFOMCでの利下げがテーマになっています。まず、前者に関して当初こそ合意期待もありましたが、昨日トランプ政権が「ウイグル人弾圧に関与した中国当局者へのビザ発行を停止する」と発表したことで明日から行われる通商協議を前に米中の雰囲気は悪化しています。 トランプ大統領もツイッターで早期の合意の可能性は低いと述べたほか、中国サイドも今回は合意に向けた進展は困難とのことで、11日中に代表団が帰国するとの報道があり、合意へのハードルはかなり高くなってしまったと言えるでしょう。 米中通商協議関連のヘッドラインに振り回される覚悟が必要になりますが、マーケットがリスクオフに傾いているだけにドル円は基本的にダウンサイドを意識したトレードになります。下値のターゲットは今月に入り2回反発している106.50円付近です。 利下げ確率は80%超!連続利下げがメインシナリオか 一方、今月末に行われるFOMCの焦点は連続利下げがあるのかないのかです…
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    2019年10月7日
    米国景気指標下振れでもドルがあまり下がらない理由は?[雨夜恒一郎]
    FX攻略.com ズバリ!今週の為替相場動向 2019年10月07日号 先週のドル円相場 米中貿易摩擦の緩和期待などを背景に週初は108.18円と上値を試す場面もあったが、その後は9月のISM製造業景気指数を皮切りに米国景気指標が次々と予想を下回ったことから、米国債利回りの低下とともに106.48円まで売り込まれた。ただ追加利下げ期待を背景に米国株が反発すると、ドル円も幾分持ち直した。 確かに先週の米国景気指標は全体に下振れした。 10/1(火)ISM製造業景況指数 前回49.1、予想50.2、結果47.8 10/2(水)ADP雇用統計 前回+19.5万人、予想+14.0万人、結果+13.5万人 10/3(木)ISM非製造業景況指数 前回56.4、予想55.0、結果52.6 10/4(金)非農業部門雇用者数 前回+13.0万人(修正+16.8万人)、予想+14.5万人、結果+13.6万人/平均時給 前回+3.2%、予想+3.2%、結果+2.9%/失業率 前回3.7%、予想3.7%、結果3.5% 先週の当コラムでは、「経済指標が全般にまずまずの結果となれば米国景気に対する悲観論は後退し『…
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    2019年10月2日
    米景気に疑心暗鬼!リスクオフ再燃[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 米ISM製造業景気指数は2009年以来の低水準へ 昨日発表された米ISM製造業景気指数は47.8と前月の49.1からさらに悪化し2009年以来の低水準となり、市場予想の50.1からも大幅に悪化したことでドル円は108.40円付近から107.70円付近まで急落しています。一瞬目を疑うほど悪化したISMによって、今月末のFOMCでは現状維持(利下げなし)を予想していましたが、これでわからなくなってきました。また、トランプ大統領がISMの結果を追随するようにFRBに対してツイッターで連続利下げを要求していることも利下げ期待を後押ししています。これで催促相場が始まり、マーケットが今月の利下げ確率をある程度まで織り込んでしまうと、FRBとして本意ではないにしても利下げせざるを得ないといった展開もありそうです。 積極的に売り進むにはややリスクが高いか 利下げ期待が高まったことでドル円は下値警戒姿勢を幾分強めておく必要はありそうですが、週末に米雇用統計を控えていることもあり、現段階では積極的に売り進むにはややリスクがあります…
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    2019年9月30日
    米国景気は順調 利下げ打ち止めならドルは買い[雨夜恒一郎]
    FX攻略.com ズバリ!今週の為替相場動向 2019年9月30日号 先週のドル円相場 ドル円は底堅い動きを見せた。ウクライナ疑惑をめぐって民主党からトランプ大統領の弾劾を求める声が浮上したことから、107円割れをうかがう場面もあったが、弾劾の可能性は低いとの見方からその後は下値を切り上げる展開となり、一時108.18円まで回復した。 ウクライナ疑惑とは 果たしてトランプ大統領の弾劾はあるのか。その前に「弾劾」とは何か。弾劾とは、「行政部の高官や特別の身分保障を受ける裁判官などの公務員が重大な法律上の義務違反や反社会的な行為を犯したとき、議会がこれを訴追し、処罰する制度」(ブリタニカ国際大百科事典)である。ウクライナ疑惑が重大な法律違反や反社会的行為と考えられるかどうかがポイントとなる。 ウクライナ疑惑とは、トランプ大統領が、政敵である民主党のバイデン前副大統領に関する捜査をウクライナ大統領に対して要請していたとされる問題だ。これがウクライナに対する米国の軍事支援4億ドルと引き換えで要求したのであれば、重大な倫理違反・違法行為となる。真相は不明だが、トランプ氏の日頃の言動からすればあり…
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    2019年9月25日
    トランプ大統領弾劾? マーケットはリスクオフへ[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 トランプ大統領弾劾? マーケットはリスクオフへ 昨日トランプ大統領が国連総会の演説でイラクや中国を批判したことで中東地政学リスクが拡大し、米中通商協議の進展期待は剥落しました。また、トランプ大統領はウクライナ大統領にバイデン元副大統領の息子の疑惑調査をするように圧力をかけ、さらには軍事協力をするとの見返りを与えた疑惑でバイデン前副大統領は「トランプ大統領が文書請求に応じなければ弾劾を支持する」との考えを表明しました。さらにペロシ米下院議長も大統領弾劾調査を開始するとの報道が入るとドル売り、円買いが加速してドル円は一時107円を割れるなど今月9日以来の安値を更新しています。 ドル円は戻り狙い 今回のウクライナ疑惑でトランプ大統領の弾劾調査がどのように進展していくかは不透明ですが、記憶に新しいロシア疑惑の捜査ではトランプとロシアの共謀は認定されなかった前例があり、過度に反応するのは危険かもしれません。しかし、ドルを積極的に買っていける材料でもありませんので、米議会で大統領の弾劾が意識されれば局地的にドルは売られる可…
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    2019年9月23日
    王道は米国ファンダメンタルズ ドル円下落余地小さい[雨夜恒一郎]
    FX攻略.com ズバリ!今週の為替相場動向 2019年9月23日号 先週のドル円相場 サウジ石油施設がドローンによる攻撃を受け、週明けの原油相場が61ドル台へ急騰してスタートしたことから、ドル円もリスク回避の円買いで一時107.43円まで下落した。原油相場が63ドル台を付けたあと上昇一服すると、ドル円も108円台へ回復。FOMCが予想通り0.25%の利下げを決定したものの、声明などが予想ほどハト派的でなかったことから、一時108.48円まで上昇した。しかし日銀金融政策決定会合で金融緩和が見送られたことをきっかけに再び円買いが強まり、107.53円まで下押しした。トランプ大統領が米中協議について強硬姿勢を見せたことも影響した。 米中協議合意期待は後退 トランプ大統領が米中通商協議について、あくまで知的財産権などを含めた完全合意を目指す姿勢を示したことで、早期合意期待が後退し、交渉長期化の懸念が再燃しつつある。トランプ大統領は一時、農産物の輸入拡大など譲歩が可能な部分に絞った暫定合意の可能性を示唆していたが、これを撤回した形だ。この報道を受けて先週金曜日のNYダウは27000ドル台を割り…
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