FX力を鍛える有名人コラム

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    2019年11月6日
    ドル円、この上昇トレンドは本物?[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ファンダメンタル、テクニカルの両面で上昇モメンタム 昨日は米ISM非製造業景況指数が予想を上回ったほか、米中通商合意への期待からS&P、ナスダック、NYダウと米主要3指数は連日史上最高値付近で推移するなどマーケットはリスクオンです。ドル円も109円台を回復しており、チャートを見てもドル円は終値ベースで200日移動平均線の差し掛かる109.02円を上抜けるなどファンダメンタル、テクニカルの両面で上昇モメンタムとなっています。 米中貿易協議は合意間近? 米中貿易協議では幾度となく梯子は外されていますが、関連ヘッドラインを見る限り、進展していることは間違いなさそうです。米中貿易協議のバロメーターとなる人民元相場を見ても中国政府は米中の緊張が高まった8月には1ドル7元を超える元安誘導をしてきましたが、本日人民元のオフショアレートを見ると1ドル6元台まで元高が戻ってきており、人民元の値動きを見ても米中貿易協議が合意に近づいていると考えることができます。また、あしもとの米指標は好結果が続いていることもあってドル円のスイング…
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    2019年11月4日
    FOMCは当面利下げ打ち止め!ドル円は買い妙味[雨夜恒一郎]
    FX攻略.com ズバリ!今週の為替相場動向 2019年11月4日号 先週のドル円相場 週前半は、米中貿易協議の進展期待を背景に株高・円安の流れが続き、8月以来となる109円台に乗せる展開。FOMCが予想通り利下げを発表し、声明から利下げを意味する「適切に行動」との文言を削除したことを受けてドル買いが入り、一時109.29円まで上昇した。しかし中国が米国との包括的合意に懐疑的な見方を示したことをきっかけにドルを売り戻す動きが強まり、107.89円まで反落。金曜日には、米国10月の雇用統計が予想を上回ったことからドル買いが入ったが、上値は108.32円と限られた。 FOMC声明はハト派色残る 先週の当コラムでは、「今回FOMCが大方の予想通り0.25%の利下げを決定し、今後の追加緩和についてのフォワードガイダンスを後退させれば、ドルは材料出尽くし感と利下げ打ち止め観測で上昇する可能性が高い」と述べた。実際、FOMC声明(ロイターの日本語訳はこちら)は、「景気拡大を維持するために適切に行動する」とのフォワードガイダンスを削除し、利下げを当面停止する意向を示したものの、「見通しに対する不透明…
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    2019年10月30日
    109円が見えてきた!今夜のFOMCで方向性を示せるか[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 3会合連続となる利下げは織り込み済み マーケットは本日27:00に発表されるFOMC待ちです。これまでのFOMCでは予防的利下げということで2会合連続利下げを実施してきましたが、今回も3会合連続となる0.25%の利下げが織り込まれています。保守的なパウエルFRB議長がマーケットの利下げ期待を裏切るとは思えないので今回の利下げは確実とみていいでしょう。そこで焦点となるのは声明発表やパウエル議長の会見で次回12月のFOMCで利下げ継続姿勢を示すのか、示さないのかになります。 FOMCで方向性を示せるか マーケットの声を聞いてみるとFRBは今回こそ利下げするものの、次回以降の利下げは様子見といった見方が多いようです。多分に漏れず私も同じ考え方を持っています。理由として、あしもとFOMCメンバーの発言では連続利下げに対する警戒感が出ているほか、前回会合以降に発表された米指標に追加緩和を必要とするレベルの弱い米指標はなかったことがあげられます。さらには部分的とはいえ米中通商合意への期待感が高まるなか、予防的利下げの正当性…
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    2019年10月28日
    FOMC利下げは織り込み済み 注目は今後のスタンス[雨夜恒一郎]
    FX攻略.com ズバリ!今週の為替相場動向 2019年10月28日号 先週のドル円相場 米中貿易協議の前進を受けて株式市場が堅調に推移する中、ドル円は108円台で底堅い動きとなった。日経平均は一時22800円台に達し1年ぶりの高値を示現。NYダウも一時27000ドル台を回復した。ただ英国のEU離脱交渉の難航など不透明感もあり、上値を追う動きは見られなかった。 ブレグジットは一段と不透明に 英EU離脱は暗礁に乗り上げており、見通しはますます不透明になっている。英政府はEUに対して離脱延期を要請し、EUはこれに同意したが、新しい離脱期限は現時点で未定という。今月末までにEUを離脱できないなら「溝で野垂れ死んだ方がまし」と発言していたジョンソン英首相は、EUが1月31日までの延期を認めるなら、12月12日に総選挙を実施したい意向を示している。英国では首相に解散権はなく、選挙実施には下院で3分の2以上の賛成が必要となるが、どうやらブレグジットは3か月の延期と解散総選挙までありうる不確実性を抱える情勢となってきた。 ブレグジット混乱はニューノーマル ただし先週も述べた通り、ブレグジットをめぐる…
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    2019年10月23日
    ヘッドラインに振り回されるが最終的には…[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ヘッドラインに振り回されるが最終的には… ポンド主導のマーケットが続いています。昨日もEU離脱協定法案を第2読会で可決したことでポンドは一時対ドルで1.30、対円で141円迄上昇する局面もありましたが、その後EU離脱協定法案の審議日程が否決されると一転対ドルで1.28台、対円も139円台に急落するなど荒い値動きが続いています。 ここからのポンドですが、EU離脱協定法案の審議日程が否決されたことで、10月31日の期限前にEU離脱をすることがほぼ不可能となり、ネガティブな状況ではあります。ただし、英政府は「短期の離脱延期を排除しない」としており、数週間の延期で議会審議を通過できる可能性はまだ残っています。また、現段階で「合意なき離脱」の可能性はかなり低下しており、時期こそ不透明ではありますが、着実に合意に向かっていることは間違いありません。ヘッドラインに振らされる展開なので、瞬間的にポンドが売り込まれることはありますが、これまでと違って沈み続けることはなさそうです。下落局面では押し目買いが有効と考えます。 ペンス米…
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    2019年10月21日
    ブレグジット見通し立たず!しかしポンドもドル円も上昇する理由は?[雨夜恒一郎]
    FX攻略.com ズバリ!今週の為替相場動向 2019年10月21日号 先週のドル円相場 米中貿易協議の進展期待や英欧首脳のEU離脱協議合意を受けてリスク選好ムードが高まり、一時108.94円と8月1日以来の高値をつけた。ただ19日土曜日のEU離脱案に関する英議会採決を前にやや警戒感が強まり、108.39円まで押し戻された。 ブレグジットは見通し立たず 19日に行われたEU離脱案に関する英議会採決では、「採決の先送りが可決される」というややこしい結果となった。採決が行われれば、閣外与党・民主統一党(DUP)の反対で否決となり、「合意なき離脱」が決定的になるリスクがあったためだ。与党の多数派工作により今週にも新離脱案が採決され、10月末の「秩序ある離脱」が実現する望みもある一方、離脱期限の再々延期の可能性や、EU側の拒否による「合意なき離脱」のリスクも残る。現時点で見通しは全くつかなくなった。 出所:日本経済新聞 悪材料出尽くしの先取り ただしこれまで当コラムで述べてきた通り、ブレグジットの様々なシナリオやリスクは、国民投票でEU離脱が決まった2016年6月以来足掛け3年以上にわたって市…
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    2019年10月16日
    引き続きヘッドラインに振らされる展開[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ブラックアウト前の要人発言は如何に マーケットは米中通商協議の部分合意を好感してリスクオンとなっており、昨日はドル円も108.90円付近まで上値を拡大しています。しかし、米中通商協議も米国側では中国が米国産農産品を500億ドル相当購入するとの報道をしていますが、中国側では米国に対する報復関税を維持する限り、年間500億ドル相当の米国産農産物の購入は難しいとの報道もあり、引き続きヘッドラインに振らされる展開となりそうです。 そうしたなか、10月30日のFOMCを控えて本日は米小売売上高の発表が予定されています。月末のFOMCまでに発表される米重要指標は少なく、米小売売上高の結果は利下げの有無を決める材料として注目度は高いと言えるでしょう。また、本日は複数のFOMCメンバー発言も予定されており、ブラックアウト期間(政策決定に関与する者の発言を禁じる期間)を来週に控えて利下げをめぐるヒントを探ることになります。CMEのFedwatchが示す次回FOMCでの政策金利に対する市場の期待度は0.25%引き下げが約77%、据…
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    2019年10月14日
    ポンドはドル円の先行指標?[雨夜恒一郎]
    FX攻略.com ズバリ!今週の為替相場動向 2019年10月14日号 先週のドル円相場 米中貿易協議に対する期待感と警戒感が交錯するなかで、部分合意に向けた期待のほうが次第に優勢となり、下値を切り上げる展開となった。木曜日から閣僚級協議がスタート。金曜日にトランプ大統領と劉・中国副首相の会談がセットされると、ドル円は108円台を回復し、一時108.63円と8月1日以来の高値をつけた。 先週の当コラムでは、「米国のリセッション回避を前提とすれば、米国経済の相対的優位は揺るがず、ドルは売られてもまた戻ってくる可能性が高い」と述べたが、おおむねそのような展開であった。 米中貿易協議に楽観シナリオ 米中貿易協議は特定分野で部分的に暫定合意し、市場の期待通りの進展を見せた。中国が米農産品の輸入を400~500億ドル増やし、通貨政策で透明性を高めることで、米国は15日に予定していた中国製品への制裁関税の引き上げを先送りする。トランプ政権は、包括合意以外は視野にないと強硬姿勢を見せていたが、とりあえず「第1段階」と称して部分合意したのは、国内向けに手柄をアピールしたかったからだろう。中国も貿易戦争…
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    2019年10月9日
    交渉決裂か!?米中通商協議の行方は如何に[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 交渉決裂か!?米中通商協議の行方は如何に 現在のマーケットは米中通商協議の行方と、月末に行われるFOMCでの利下げがテーマになっています。まず、前者に関して当初こそ合意期待もありましたが、昨日トランプ政権が「ウイグル人弾圧に関与した中国当局者へのビザ発行を停止する」と発表したことで明日から行われる通商協議を前に米中の雰囲気は悪化しています。 トランプ大統領もツイッターで早期の合意の可能性は低いと述べたほか、中国サイドも今回は合意に向けた進展は困難とのことで、11日中に代表団が帰国するとの報道があり、合意へのハードルはかなり高くなってしまったと言えるでしょう。 米中通商協議関連のヘッドラインに振り回される覚悟が必要になりますが、マーケットがリスクオフに傾いているだけにドル円は基本的にダウンサイドを意識したトレードになります。下値のターゲットは今月に入り2回反発している106.50円付近です。 利下げ確率は80%超!連続利下げがメインシナリオか 一方、今月末に行われるFOMCの焦点は連続利下げがあるのかないのかです…
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    2019年10月7日
    米国景気指標下振れでもドルがあまり下がらない理由は?[雨夜恒一郎]
    FX攻略.com ズバリ!今週の為替相場動向 2019年10月07日号 先週のドル円相場 米中貿易摩擦の緩和期待などを背景に週初は108.18円と上値を試す場面もあったが、その後は9月のISM製造業景気指数を皮切りに米国景気指標が次々と予想を下回ったことから、米国債利回りの低下とともに106.48円まで売り込まれた。ただ追加利下げ期待を背景に米国株が反発すると、ドル円も幾分持ち直した。 確かに先週の米国景気指標は全体に下振れした。 10/1(火)ISM製造業景況指数 前回49.1、予想50.2、結果47.8 10/2(水)ADP雇用統計 前回+19.5万人、予想+14.0万人、結果+13.5万人 10/3(木)ISM非製造業景況指数 前回56.4、予想55.0、結果52.6 10/4(金)非農業部門雇用者数 前回+13.0万人(修正+16.8万人)、予想+14.5万人、結果+13.6万人/平均時給 前回+3.2%、予想+3.2%、結果+2.9%/失業率 前回3.7%、予想3.7%、結果3.5% 先週の当コラムでは、「経済指標が全般にまずまずの結果となれば米国景気に対する悲観論は後退し『…