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トラリピ向上委員会|第4回~日経225証拠金取引によるトラリピの魅力

同じトラリピでも投資する商品が違う

マネースクエアでは、すでに日経225証拠金取引によるトラリピ口座を作ることができますが、みなさんはもう開設しましたか?

今月のトラリピ向上委員会では、FX投資家のみなさんに、この日経225トラリピがどういったものかを知るためのポイントを解説していきます。

相場の値動きを、点と点をつなぐ線ではなく面としてとらえ、設定範囲内の総推移から利益を生み出すトラリピの戦略は変わりませんが、対象となる商品に違いがあります。

FXは通貨と通貨の交換比率に投資するものですから、本質的に二つの通貨間には優劣はなく、上がるか下がるかの目指すべき方向はありません。

それに対し日経225は、主要な株式の平均価格に投資するもの。経済は成長を目指しますから、当然上がる時期もあれば下がる時期もあるものの、超長期的に見て買い戦略にメリットがあるといえます。

またFXとくらべて値動きがダイナミックなため、うまく相場に乗れたときには大きなリターンも期待できます。

買い取引なら配当を受け取れるのも、日経225証拠金のメリットです。FXのスワップと違い、こちらは株主配当が基準になっています。ただし、売りと買いが逆転すれば、支払が受け取りを上回ることを忘れてはいけません。

長く運用するコツは徹底的なリスク管理

このように、日経225証拠金取引によるトラリピは、非常に魅力的な金融商品といえますが、だからこそ万全のリスク管理を心がける必要があります。

まず値動きのダイナミックさは、相場が売買方向と逆行したときに、大きく資産が減るリスクであるともいえます。

またポジションを保有するための証拠金がFXよりずっと多いため、想定する変動幅をできるだけ広く取り、長く運用を続けられる資金管理を徹底しましょう。

ただし、こういった資金管理やリスクマネージメントの考え方は、FXのトラリピとも共通するもの。すでにトラリピを運用をしている方なら、商品の違いさえ把握できれば、日経225のトラリピデビューまで時間はかからないでしょう。

日経平均株価に関するニュースは、毎日必ずニュース番組などで流れています。まずはその動きに注目し、情報を集めるのも良いでしょう。

トラリピは範囲を狙って稼ぐ

マネースクエアの特許コンテンツであるトラリピは、トラップ・リピート・イフダンの3概念を組み合わせた注文方式。トレンドよりレンジが得意、上げ下げではなく値動き範囲を予測するなど、一般的な裁量トレードとまったく異なる性質を持ちます。上の図のように、設定した範囲内で価格が上下動するたびに設定した新規・決済注文を繰り返してくれます。

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日経225証拠金取引はここに注目!

超長期的に見て上昇傾向にある

日経225は主要な株式の平均価格ですが、戦後すぐの時代と比べて大幅に上昇していることが分かります。通貨と通貨の交換率を表す為替と違い、株価はきわめて長い目で見れば社会の進歩、経済の発展とともに上昇していく期待が持てます。そのため、超長期的な買い戦略は、人類そのものの発展に投資している側面があります。

かなり多めの資金が必要に

現状では1000通貨取引ができるFXに対し、日経225証拠金取引のトラリピでは1枚につき10万円前後の証拠金が必要となります。トラリピは複数のポジションを同時保有するものですから、日経225でそのポテンシャルを活かすためには、十分な資金が必要となります。

ダイナミックに値動きする!

上の表は、いわゆるアベノミクス相場における値上がり率の比較です。8,000円台から20,000円台まで約2.3倍になった日経225に対し、「米ドル/円」は70円台から125円台と1.6倍程度の上昇です。強いトレンドが発生すれば、株価は為替以上に上昇するため、このような結果となっています。

買いポジションで配当が発生

買いの保有で、毎日発生する金利相当額を差し引いた配当相当額を受け取れます。FXのスワップポイントに似ていますが、こちらは企業が株主に払う配当が基準。なお売りなら、逆に金利相当額の受け取り、配当相当額の支払いになります。

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リリース記念セミナーは大盛況!

2月11日に開催された「M2J-日経225証拠金取引リリース記念セミナー」は、資産運用を真剣に学ばんとする個人投資家が多数来場し、満員御礼状態でした。

FXしか経験のないユーザーでも分かるように、日経225でのトラリピ活用術が詳しく解説されました。

様々な材料を加味しながら、2016年の相場展望が座談会形式で大いに語られました。

※この記事は、FX攻略.com2016年5月号を転載したものです

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【トラリピ向上委員会】
第1回~FX初心者がやりがちなミスをトラリピが救う
第2回~高金利スワップ狙いのポイント
第3回~既存の手法とセット運用する効果
第4回~日経225証拠金取引によるトラリピの魅力

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