ファンダメンタルズ分析手法

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    外為オンライン・佐藤正和の実戦取引術|3大通貨の未来を予測するテクノ&ファンダ分析【今月のテーマ|いよいよ米大統領選!基本トレンドの復習と年末年始に向けた戦略】
    2021年1月13日
    外為オンライン・佐藤正和の実戦取引術|3大通貨の未来を予測するテクノ&ファンダ分析【今月のテーマ|いよいよ米大統領選!基本トレンドの復習と年末年始に向けた戦略】
    11月3日に投票が行われる米国大統領選挙。為替相場にとっても重大な転換点になります。そこで、今回は米国大統領選前の各通貨ペアの基本トレンドを復習して、大統領選に備えましょう。現状の為替市場は「ドル安、ユーロ高、豪ドル高。ドル円に関してはゆるやかな円高」が基本トレンド。そのトレンドが大統領選で加速・転換するかどうかを注視しましょう。 ドル円は現状「ゆるやかな円高」トレンド。大統領選後の三つのシナリオを意識する  11月3日の米国大統領選は民主党バイデン候補が有利といわれる中、トランプ大統領の巻き返しも期待され、いよいよ結果が判明します。接戦状態では「トランプ氏が敗北を認めず、米国が内乱状態になる」といった非常事態も考えられます。その場合は新型コロナウイルスに続く第2の「ブラックスワン」となり、急激なドル安円高や株価の大暴落も考えられます。  為替をはじめ、金融市場に多大な影響を与える米国大統領選前は保有ポジションを減らし、1週間程度、値動きを観察したうえでトレンドの出た方向に順張りで乗るのが賢明でしょう。  トランプ大統領再選なら前回の当選に続き、ご祝儀相場的な短期のドル高、株高が続く可…
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    2021年1月10日
    素材価格から見るコロナ禍[佐藤りゅうじ]
    銅と木材をクローズアップ  新型コロナウイルスの影響を受けて、今年3月、米連邦準備制度理事会(FRB)をはじめ主要国の中央銀行は超緩和政策にかじを切りました。FRBのバランスシートを見ると、今年3月の4兆ドルから7兆ドルにまで急拡大しています。  今回は、日常生活ではあまり注目されることのない素材価格、特に銅と木材にスポットを当て、コロナ禍の中、両商品に何が起きているか見ていきたいと思います。 景気のバロメーター銅  まずは銅から見ていきましょう。銅は耐腐食性、導電性、熱伝導性、殺菌性、加工性などに優れているため、電線・電子機器のパーツをはじめ、さまざまな用途で使われ、多くの産業を支える存在です。そのため銅需要は、住宅、公共インフラ、製造業の実態を映し出します。  一方、供給は安定しており、需要の増減が比較的素直に価格に反映されることから、銅価格は「景気のバロメーター」と呼ばれます。現在、銅需要の半分以上が中国であり、銅の国際指標価格となるのはロンドン金属取引所(LME)に上場されている銅3か月物です。  価格推移(チャート①)を見ると、今年1月に6346ドルの高値をつけましたが、その…
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    2021年1月9日
    必殺技「旗つつみ」[森晃]
     体力づくりのために川に沿って4マイルから5マイルのジョギングをするが、家に引きこもりパソコンとにらめっこする日々がもっぱらである。  散歩コースの一つにゴルフ場をまわるコースがある。風になびかない旗を見ながら、藤子不二雄Ⓐによる『プロゴルファー猿』という日本のゴルフ漫画を思い出した。その主人公の必殺技が「旗つつみ」である。カップの上で風にはためく旗にゴルフボールを命中させ、ボールが旗に包み込まれ、そのまま落下しカップインする必殺技である。 金融・財政・経済政策の確認 ①FEDの金融政策の柱  通常、連邦準備制度(FED)による信用緩和が可能なセクターは銀行のみである。しかし、今回のパンデミック危機に対して「異例かつ緊急を要する場合」に相当するとして、連邦準備法13条第3項を適用した。この適用により、FEDは銀行以外のセクターにも資金を供給することが可能となった。  FEDは、これまで行われた金融緩和に加え、3月23日に企業の資金繰りを支援するために社債を引き受けるべくプライマリーマーケット・コーポレート・クレジット・ファシリティ(PMCCF)の運用を開始した。また、流通市場から社債を…
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    金融リテラシーが身につく YEN蔵の投資大学(アカデミア)|第11回[YEN蔵]
    2021年1月6日
    金融リテラシーが身につく YEN蔵の投資大学(アカデミア)|第11回[YEN蔵]
    米大統領選をめぐる戦い  執筆現在では米大統領選の真っただ中で、大変なニュースが飛び込んできました。トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染していたというのです。これでますますイレギュラーな米大統領選になりそうですが、今回は米大統領選と相場について書いてみたいと思います。今後のイレギュラーな展開はさて置くとして、まずは米国の大統領選挙がどういう制度なのかをおさらいしてみましょう。  大統領に立候補できるのはどんな人でしょうか? 立候補するための資格を、投票できる権利である選挙権に対して「被選挙権」といいます。米国大統領の被選挙権は35歳以上の米国で生まれた合衆国市民で、14年以上合衆国内に住んでいることが条件になります。  米大統領選は、4年に一度の夏季オリンピックと同じ年に行われます。一般投票日は11月の第1月曜日の翌日です。事前に選挙人登録をした18歳以上の米国人によって投票が行われ、州ごとの勝者を決定します。  米大統領選は、直接選挙ではなくて間接選挙になっています。全米の各州と首都ワシントンにはそれぞれ人口に応じた選挙人が割り当てられています。選挙人の数は全米で538人となって…
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    2020年12月13日
    ゴム相場急回復 景気回復と供給不安[佐藤りゅうじ]
    12年ぶりの安値からの急回復  2020年8月号で天然ゴム相場について書かせていただいたとき、ゴム相場は新型コロナウイルスの影響から、2009年3月以来となる約12年ぶりの安値まで急落し、その後の戻りも鈍く、新型コロナウイルスの感染がさらに拡大すれば、もう一段安も危惧される状況でした。しかし、その後30%以上の上昇を見せています。  今回は、コロナ禍が続く中、素材である天然ゴムに何が起こっているか、見ていきたいと思います。  まず、今年のゴム相場を東京ゴム先限(呼び値1キログラム)のチャートを見ながら簡単に振り返りましょう(チャート①参照)。  昨年10月からの米連邦準備制度理事会(FRB)のステルス緩和を受けて、世界的に株価が上昇すると、これに追随し天然ゴム価格も上昇。1月17日には、208.7円まで水準を引き上げました。ただ、1月の上昇場面は当先の順ザヤが32円超まで拡大(現物価格は上昇が鈍い)し、実態がついてこず、人気先行の上昇でした。  そして、新型コロナウイルスが中国の武漢で発生すると急落を開始し、1月21日に大節の200円を下抜くと、2月4日には165.6円まで下落しました…
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    2020年12月11日
    欧州ファンダメンタルズ入門|第14回 ブレグジット交渉延長戦[松崎美子]
    追加交渉では歩み寄り見えず  6月末に英国が移行期間の延長はやらないと決定したため、泣いても笑っても今年いっぱいで、欧州連合(EU)との離脱交渉は打ち切りとなります。それまでに合意できれば問題ありませんが、EUも英国も歩み寄りを見せず、厳しい状況が続いています。  例年であれば夏休みのバカンス真っ最中の8月中旬。新型コロナウイルスのパンデミックによる移動制限もあり、今年はEUと英国それぞれの交渉関係者がブリュッセルに集まり、7回目の交渉を行いました(図①)。結果は、双方が主張を曲げず、合意ならずでした。 EUと英国、譲れないところ  いったいどんな問題が、合意を妨げているのでしょう? それについて調べてみると、四つありました。 LPF  日本人にとってなじみのない言葉ですが、LPFは「Level Playing Field」の略であり、EUの環境規制や公正競争規約を順守し、英国は離脱後もEUとは対等で平等な競争環境を築きあげるべきであると、EU側は主張しています。  例えば、英国がEUとの貿易で、できる限り関税をゼロにしたいのであれば、ギブアンドテイクで何らかのEU規制は受け入れるべき…
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    金融リテラシーが身につく YEN蔵の投資大学(アカデミア)|第10回[YEN蔵]
    2020年12月9日
    金融リテラシーが身につく YEN蔵の投資大学(アカデミア)|第10回[YEN蔵]
    ドルの強さが試されるマーケット  日本人投資家の中では、ドル円やクロス円といった円絡みの通貨ペアの取引が人気を集めています。しかし、為替取引の中の王様はやはりドルです。ドルの動きが為替全体に大きな影響を与えますから、普段は円絡みの通貨ペアの取引しか行わない投資家の皆さんも、ドルの動きにはぜひとも注目しておいてください。今回からしばらくは、ドルについていろいろなことを書いてみたいと思います。  最近はドル安の流れが続いています。ドルの強さを示す指標にドルインデックス(DXY)という指数があります(チャート①)。先進国の主要通貨バスケットに対するドルの強弱を示すもので、特定の通貨に対する強弱を示すものではありません。先進国の通貨に対するドルの価値を算出するため、1973年に米連邦準備制度理事会(FRB)によって開発されました。 出所:TradingViewによるドルインデックスチャート  DXYを構成する各通貨のウェイトは、ユーロ57.6%、円13.6%、ポンド11.9%、カナダドル9.1%、スウェーデンクローナ4.2%、スイスフラン3.6%となっています。ユーロのウェイトが大きいため、ユ…
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    2020年12月1日
    忠ならんと欲すれば孝ならず孝ならんと欲すれば忠ならず[森晃]
     秋になると食べたくなる食材の一つが秋刀魚である。日本にいたときは9月になれば、家内が家の裏庭の七輪で焼いた秋刀魚を、キリンビールの「秋味」をくいっとしながらいただいた。  ここで、秋刀魚のちょっとした豆知識を紹介しよう。江戸時代に、秋刀魚を食べると馬力が出るという意味で、秋刀魚ではなく「三馬」の字を当てていた。確かに、「秋刀魚が出ると按摩が引っ込む」ということわざがあるように、栄養豊富な秋刀魚を食べた人は元気になり病気がなくなる。  さて、米国で秋刀魚を食べる機会がないのは残念である。しかし、脂の乗ったおいしいサーモンを年中いただけるので不自由はない。フライパンで焼いたサーモンに塩とネギで味つけし、カリフォルニアのワイン・シャルドネをいただくのは美味である。もしよろしければお試しあれ。 香港国家安全維持法  6月30日に中国の全国人民代表大会は、「香港国家安全維持法案 ※」を可決した。そして、翌日7月1日にこの法律は施行された。  この香港国家安全維持法は、「一国二制度」の原則を損ない、「香港人の自由」を狭めるとして欧米諸国は批判している。香港国家安全維持法によって、①分離独立行為(…
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    外為オンライン・佐藤正和の実戦取引術|3大通貨の未来を予測するテクノ&ファンダ分析【今月のテーマ|過去の4年サイクルから1か月先に迫った米国大統領選を読む!】
    2020年11月29日
    外為オンライン・佐藤正和の実戦取引術|3大通貨の未来を予測するテクノ&ファンダ分析【今月のテーマ|過去の4年サイクルから1か月先に迫った米国大統領選を読む!】
    2020年11月3日に迫った第46代米国大統領選挙。2008年のリーマンショック、2012年のアベノミクス始動、2016年のトランプ相場など、選挙後には急激なトレンド転換や加速が起こりやすくなっています。今回は新型コロナウイルスのワクチン開発成功も視野に入り、バイデン氏当選なら米中の緊張緩和期待で「株高、円安、ドル安、ユーロ高」のバブルが起こる可能性もあります。 ボリンジャーバンドの収縮から見ても大統領選後は乱高下が濃厚なドル円  11月3日の米国大統領選まで1か月半を切り、トランプ大統領に振り回された為替相場は転機を迎えつつあります。振り返るまでもなく、2020年は新型コロナウイルス感染症の蔓延と、それにともなう記録的な経済の落ち込みに世界中が苦しんだ年として歴史の教科書に載るのは間違いないでしょう。  米国の2020年4-6月の国内総生産(GDP)は前期比・年率換算で「-32.9%」という、四半期ベースの公表を開始した1947年以降で最も急激な落ち込みになりました。米国GDPの7割を占める個人消費の落ち込みが34.6%(年率換算)も減少した影響が大きく、コロナによる相手国の景気悪化…
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    金融リテラシーが身につく YEN蔵の投資大学(アカデミア)|第9回[YEN蔵]
    2020年11月24日
    金融リテラシーが身につく YEN蔵の投資大学(アカデミア)|第9回[YEN蔵]
    日本はどうやって外貨を稼いでいるか  私のようなおじさん世代は、社会科の授業で「日本は貿易立国で、原材料を輸入し製品を作って海外に輸出して外貨を稼いでいます」と習いました。たぶん今の教科書はそういうふうには書かれていないと思います。日本の貿易の体系は昔とはだいぶ変わってしまったようです。それでは、日本はどのようにして海外から外貨を稼いでいるのでしょうか。今月はその辺りを研究していきましょう。  外国との取引を行うマクロ経済では国際収支という概念があり、これは企業の財務諸表と同じように複式簿記の方法で一国が海外と行った結果の収支を計算するものです。国際収支統計は2014年1月から改定されて経常収支、金融収支、資本移転等収支の3本立てから成り立っています。 経常収支って何?  経常収支は一番有名なので、ご存じの方も多いかもしれません。日本と海外との取引を語る場合は、この経常収支が真っ先に出てくることが多いです。経常収支は貿易・サービス収支、第一次所得収支、第二次所得収支の三つの項目からなっています。この中で割合が大きいのは、貿易・サービス収支と第一次所得収支です。物の輸出と輸入の差が貿易収…
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