FX力を鍛える有名人コラム

この上昇トレンドは本物?[井口喜雄]

トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。

日銀の出口戦略が一向に見えてこないなか、ECBは出口に向かいつつあり、FRBもバランスシート正常化へ向けて舵を切りクロス円の上昇トレンドが続いています。上昇の条件が整いつつあり、シンプルにこのトレンドに乗るべきなのでしょうか?

ドル円の上昇トレンドは本物なのか

直近では脆弱な米経済指標が続いていただけにGDPとISMという重要指標を良い結果で通過できたことはドルにとって非常に大きかったと思います。少しネガティブなシナリオも考えていたので、シンプルに日米の金融政策を背景にドル円を買っていくことも面白そうです。

とはいえ、トランプ政権の政策は具体案がいまだ聞こえてこないなか、北朝鮮の新型ロケットICBMもアメリカが設定しているというレッドラインを越えてきました。これまでのミサイル実験とは性質が少し違うかもしれません。また、中国は「北朝鮮のミサイル開発と米韓両国の大規模軍事演習の同時停止」を呼び掛けており、米中の連携がとれていないことも気になります。この状況下では瞬間的なリスクオフを警戒せざるを得ず、ドル円を買い進みづらいのも確かです。

ドルに関しては本日発表のFOMC議事要旨の公開や、今週のメインイベントとなる米雇用統計の数字を確認してからトレードをしても遅くはないと思います。

米雇用統計は雇用者数変化より平均時給に反応か

完全雇用に近づくアメリカにとって、もはやマーケットの関心は非農業部門雇用者数変化ではなさそうです。

むしろ、利上げに向けたインフレ指標として平均時給の結果がマーケットを動かす可能性の方が高いかもしれません。

今回の平均時給は前月比で+0.3%が予想値になっており、5月の+0.2%から伸びが拡大すると年内の利上げ観測が一層高まります。逆に市場予想を下回れば、年内の追加利上げ観測が後退し、ドル売り材料になります。

指標発表後、マーケットはまず雇用者数変化に反応するので、1つのシナリオとして雇用者数変化がポジティブで平均時給がネガティブだった場合、発表後の高値が絶好の売り場になる可能性もあります。複数のシナリオを用意して金曜日に臨むとトレードの幅が広がりそうです。

ユーロの上昇トレンドに乗るしかない!

先週のレポートで「ユーロは次のステージへ上がっており、下げようがないという状況」と言いましたが、今週もこのスタンスに変わりはありません。「買われすぎでは…」との声も聞こえますが、大きな流れは7月20日のECB理事会まで続くとみています。もちろん利益確定の売りや、ドラギ総裁をはじめとしたユーロ高を嫌う要人からの牽制発言もあるでしょうから一本調子とはいかないまでも、押し目があればしっかり拾っていき、このトレンドに乗るべきだと思います。

また、年初来高値を更新するなか、参加者の売買比率を見ても大きくショートポジション(逆張り)に偏っていることもあり、ロスカットを巻き込むことで上昇燃料も十分にあります。ユーロ円の日足チャートを見ても終値ベースで5日移動平均線がワークしていて、ボリンジャーバンドもバンドウォークをしています。短期的にはこのあたりを眺めながらになりそうです。

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