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川崎ドルえもん流 為替天気予報|第12回 月足予測12月編[川崎ドルえもん]

川崎ドルえもん流 為替天気予報|第12回 月足予測12月編[川崎ドルえもん]

FXにおいて時間的要素を重要視している川崎ドルえもんさんの当連載。「為替天気予報」として、統計的アプローチからの具体的なトレード戦略を教えていただきます。

※この記事は、FX攻略.com2021年1月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。

12月はNZドルが買われやすい

 今回は12月の為替傾向を紹介していきましょう。なお、今回からNZドルやスイスフランに関する通貨ペアを増やし、検証する通貨ペアを20通貨ペアから30通貨ペアに拡充しました。

 最初に月足の為替天気予報を見ていきましょう。

表① 月足の為替天気予報

表①はNZドルに関する通貨ペアの月足の陰線と陽線の数を2000年から数えたものになります。見てみると、NZドル円とNZドルカナダドルの陽線回数が17回、NZドル米ドルが14回、豪ドルNZドルは陰線になった回数が15回となっており、ほとんどの通貨ペアがNZドル買いの方向に動いた回数が多くなっています。特に17回というのは全30通貨ペアの月足データの中で4回しかなく、そのうち2回が12月のNZドルに関する通貨ペアに集中しています。このことから12月はNZドル買いの強いアノマリーがあることが分かります。

NZドルは月初めに買われやすい?

 次は週足のデータを見ていきましょう。表②と表③は週足データのうち、傾向のある通貨ペアを抽出したものです。表示している確率は過去20年間のうち、直近10年間を重要視した陽線確率です。

表② NZドル関連通貨ペアの週足為替天気予報 表③ ポンド関連通貨ペアの週足為替天気予報

 見てみると、表②の第1週ではNZドル円の陽線確率が72%、NZドル米ドルは71%と高く、NZドルが決済通貨のユーロNZドルと豪ドルNZドルは22%と低くなっています。このことから、月足データでNZドルが買われやすいと紹介しましたが、第1週から買われやすい傾向があるということが分かります。

 次に表③の21日からのポンド関連通貨ペアにおける週足天気予報を見てみると、ポンドスイスフランの陽線確率が24%、ポンド豪ドルとポンドNZドルが26%、ポンドカナダドルが28%と低くなっています。これらは陽線になった確率を表していますので、確率が低いということは陰線になりやすい傾向があるということです。このことから第4週はポンドがわずかに売られやすい傾向があるということが分かります。

表④ 年末年始(12月28日~1月1日)の週足為替天気予報

 続いて、表④は12月28日から年始までの週足データになります。見てみると、ユーロ豪ドルの陽線確率が14%、ユーロNZドルが20%と、ユーロ関連通貨ペアが低くなっています。また、ポンド関連通貨ペアもポンド豪ドルが12%、ポンドNZドルが13%と低くなっています。一方で、豪ドル米ドルの陽線確率が80%、豪ドルカナダドルが76%、NZドルスイスフランが85%と高くなっています。

 このことから、年末年始はユーロやポンドなどの欧州圏の通貨が売られやすく、豪ドルやNZドルなどのオセアニア通貨は買われやすい傾向があることが分かります。ここでも12月のNZドル買いアノマリーが数値として出ていますね。これは、一番取引高の多いロンドン市場から年末の休暇に向けて資金を戻す動きがあるからでしょう。

ドル安にも注目!

 最後にドルストレートの為替天気予報を見ていきましょう。表⑤は日足の統計データになります。過去20年間でその日に陽線になった確率を表しています。

表⑤ ドルストレートの日足為替天気予報

 12月1日の欄を見ると、NZドル米ドルの陽線確率が84%、ドルスイスフランが21%と、全ての通貨ペアでドル売りの傾向が出ています。

 3日も同様にユーロドルが81%、ポンドドルが76%、ドルスイスフランが24%と、ドル売りの方向に動きやすい傾向がデータから見てとれます。また、30日はユーロドルが89%、NZドル米ドルが81%、ドルスイスフランが6%と、かなりその傾向が強くなっています。為替天気予報では90%以上や10%以下はなかなか出ない確率です。さらに31日もポンドドルが81%、米ドルカナダドルが29%となっています。

 このことから、12月の月初めと月末(年末)はドル安になりやすい傾向があることが分かります。単日で見ても12月は80%以上や20%以下など強い傾向になっている通貨ペアが多くある月です。これを読んでくれているあなたも表を見て傾向がある日を探してみましょう!

 年末というのは1年間の業績清算をする時期です。金融関係企業も年末年始はポジションを一度清算するので、毎年似たような動きをしがちです。ただ注意点として、相場参加者が少ないのを狙って投機筋が仕掛けを行う時期でもあります。直近でいうと、2019年1月3日の年始に発生したフラッシュクラッシュは記憶に新しいところです。12月は年をまたぐポジションは持たずに、大みそか前に決済して年始は様子を見るのが定石です。

※この記事は、FX攻略.com2021年1月号の記事を転載・再編集したものです。本文で書かれている相場情報は現在の相場とは異なりますのでご注意ください。

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かわさきどるえもん。裁量トレードに限界を感じたことから、できるだけ精神的負担なく、楽して儲けられるシステムトレードの手法を模索。さまざまなシミュレーションを経て、グルグルトレインを完成。 ・電子書籍:底辺高校卒業生が教えるFXトレード新手法【グルグルトレイン】
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