飲食店のメニューは、当然ながらすべてにちゃんとしたレシピが存在します。なぜなら、常に同じ味を提供する必要があり、これが家庭の味との大きな違いです。
料理が得意な人なら、なにも考えずに適当に調理しても、美味しいものを作ることはできます。ですが、レシピが定められていなければ、毎回完璧に同じものを作ることはできません。
FXの手法も、飲食店と同じように明確にレシピが定められているべきです、お店が提供する料理同様、いつでも同じやり方を実行できなければいけないからです。
もちろんFXにおいて、特に方針を定めずにアバウトにトレードをしても、勝つことはもちろんあります。料理が美味しいのと同様、勝つことは良いことですが、そこにレシピがなければ、そのときだけの一時的なボーナスにすぎず、次回のトレードで同じ勝ち方をすることはできません。
トレード手法は再現性がなければ無意味
こういったトレードにおけるレシピを作っていく過程で大切なのは、「再現性」があることです。今日できたことを、明日にもできるのが、再現性のあるFXの手法といえます。
それでは再現性を確保するためにはどうすればいいのか。まず、トレードをする前からすべてのやり方が決まっており、それを相場にあわせて実行していくことが基本です。方針を明確にせず、相場に応じてやり方を見つけていくようなやり方だと、その手法は再現性を確保することが難しくなります。
そしてあらかじめ定めておいたレシピを、実際の相場で試してみて、通用しないところがあれば修正していくことになります。もちろんこの作業は、お金がかからないデモトレードで行うことは言うまでもありません。
FXの勉強、手法構築は再現性を意識してみてください。
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