トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。
トランプ大統領弾劾? マーケットはリスクオフへ
昨日トランプ大統領が国連総会の演説でイラクや中国を批判したことで中東地政学リスクが拡大し、米中通商協議の進展期待は剥落しました。また、トランプ大統領はウクライナ大統領にバイデン元副大統領の息子の疑惑調査をするように圧力をかけ、さらには軍事協力をするとの見返りを与えた疑惑でバイデン前副大統領は「トランプ大統領が文書請求に応じなければ弾劾を支持する」との考えを表明しました。さらにペロシ米下院議長も大統領弾劾調査を開始するとの報道が入るとドル売り、円買いが加速してドル円は一時107円を割れるなど今月9日以来の安値を更新しています。
ドル円は戻り狙い
今回のウクライナ疑惑でトランプ大統領の弾劾調査がどのように進展していくかは不透明ですが、記憶に新しいロシア疑惑の捜査ではトランプとロシアの共謀は認定されなかった前例があり、過度に反応するのは危険かもしれません。しかし、ドルを積極的に買っていける材料でもありませんので、米議会で大統領の弾劾が意識されれば局地的にドルは売られる可能性が高く、戦略としてドル円は戻りを狙っていくことになります。なお、今回の疑惑で問題となっているウクライナ大統領との電話会談の記録をトランプ大統領は本日公表するとしており、ニューヨーク時間はヘッドラインに注視しておきましょう。
ユーロドルも戻り狙い
ドルが売られたことでユーロドルは1.10ドルを回復する展開となっていますが、今週月曜日に発表されたドイツの製造業PMIが10年ぶりの低水準となっていることからわかるようにユーロの地合いも決して良くはありません。ユーロドルも戻りがあれば売っていきたい局面です。テクニカル面でも6月25日からの下落トレンドは健在で徐々に上値を切り下げており、1.10ドルのミドル付近まで跳ねるようであれば積極的に狙っていきたいと考えています。
ポンドは荒れた展開か
一方、ポンドは引き続きヘッドラインリスクが高まっています。昨日に英最高裁判所がジョンソン首相による議会閉会を違法と判断したことで、議会は本日から再開される見込みです。最高裁判決を受けて多くの下院議員からジョンソン首相の辞任を求める声が上がるなか、ジョンソン首相は引き続き10月末までにブレグジットを実現すると表明しており、ブレグジットを巡る英政局のさらなる混迷がポンド相場を大きく揺さぶる可能性もありそうです。
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