乱高下するポンドは如何に[井口喜雄]

トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。

どうなるトランプ大統領の弾劾調査

ビックイベントを無事通過したことでドル円は、109円ミドルを中心にもみ合いに終始しています。チャートを見ると上値を攻めてはいますが、材料不足からか勢いはありません。今月の高値109.72円あたりを上抜けてくるとロスカットを巻き込んで110円の大台に乗せる展開は想定されますが、このまま年末年始モードに入って動かなくなることもあるでしょう。

売りの材料として挙げられるのはトランプ大統領の弾劾調査です。18日米下院本会議でトランプ大統領の弾劾訴追がほぼ確実とみられています。一方、上院では共和党が過半数議席を占めており、トランプ大統領が罷免されないことも既成事実となっています。ただし、短期的には下院での採決結果を受けてAIやアルゴリズムといったシステムが反応する可能性が高く、下髭が出る可能性があるのではないかと考えています。採決のタイミングで瞬間的な下落を狙ってみるのも戦略としては悪くはありません。

売られすぎ?乱高下するポンドは如何に

動きの鈍いドル円とは対照的に乱高下が続いているのがポンドです。乱高下の背景にはボリス・ジョンソン英首相の強気スタンスがあり、昨日も「EU離脱後の移行期間延長を回避する法改正を目指す」として2020年末までに離脱を完了させる強い意志を示しました。しかし、マーケットでは2020年末までにEUとの貿易協定を結ぶのは厳しいのではないかとの見方から、再び「合意なき離脱」が意識されており、ポンド円は英総選挙で上昇した4円が全戻しとなる荒い値動きとなっています。

しかし、合意なき離脱が再び意識されたとはいえ、全戻しはやや売られすぎにも思えます。短期トレード限定であれば対ドルで1.30ドル台、対円であれば142円台はリバウンド狙いの買いは可能だと思っています。そして下値余地の見極めがつけば再び買い場を探す戦略で臨む予定です。

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井口喜雄(いぐち・よしお)

トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、主に貴金属や石油製品のコモディティ市場を中心としたカバーディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、「米ドル/円」や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズから見た為替分析に精通している他、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。最近では、みんなのFXの無料オンラインセミナーにも登場し分かりやすい講義内容が好評を得ている。さらにTwitterでは、プロディーラーが相場についてリアルな意見を発信しているので要チェック。

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