井口喜雄

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    2018年7月11日
    どうなる米中貿易戦争[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ドル円は昨日111.35円付近まで上昇する場面がありましたが、今朝伝わった「米当局の2000億ドルの対中関税リストを公表」との報道で急落しました。しかし、その後は下値を試すというよりは、しっかりとした値動きとなっており111円台を回復しています。米中貿易戦争に関しては一時的にはドル売りに傾くものの、終わってみれば下落したところは買い場だったということが多く、大きくドル円相場が崩れるのはまだ先になりそうです。 マーケットのテーマは引き続き米中貿易戦争 トランプ政権対中関税制裁は現在このようなステータスとなっています。 第一弾340億ドル (発動済) 第二弾160億ドル (8月発動予定) 第三弾2000億ドル(9月発動見通し) 第四弾2000億ドル(発動時期未定) マーケットは第四弾まで織り込んでいると思われますのでここからどう展開していくかが焦点となります。ここにきて米中貿易戦争に関して楽観論も聞こえてきますが、トランプ政権は貿易不均衡是正を盾にドル安誘導政策をとり、それに対抗して中国は米国債売却といった最悪のシ…
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    2018年7月4日
    米貿易戦争VS米ファンダメンタル[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 マーケットはいま「米貿易戦争VS米ファンダメンタル」このような構図が描けます。ドル円は好調な米ファンダメンタルを背景に上値をうかがうものの、不透明な米貿易戦争が足かせとなっている展開です。週末にはFOMC議事要旨、米雇用統計、米国による対中関税発動などビックイベントを控えており、この戦いでどちらが優勢となるのか注目です。 FOMC議事要旨、米雇用統計で今年4回の利上げを正当化できるか FOMC議事要旨ですが、前回のFOMCではタカ派となった各メンバーの発言を確認したいところです。年内4回の利上げ確率は未だに50%前後のため、4回の利上げを正当化できるか注目です。一方、米雇用統計ですが、コンセンサスは雇用者数変化が+19.8万人、失業率が3.8%、平均時給0.3%となっており、申し分ない数値に見えます。あしもとの米経済指標は引き続き堅調なので今回の米雇用統計もポジティブな結果になる可能性は高いとみています。しかし、マーケットは米国の良い指標に慣れてきているので上昇トレンドを形成していくまでのイメージは持っていませ…
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    2018年6月28日
    トランプ劇場継続[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 昨日はトランプ政権の中国に対する貿易政策に対して発言が二転三転したことでマーケットは方向性を見失いました。ドル円も110円を中心に「往って来い」となり、米貿易問題が為替を主導する展開が続いています。 トランプ劇場継続 トランプ大統領が中国の対米投資制限について、最も厳しい措置を取らないとの方針を示したものの、クドロー米国家経済会議委員長が、「トランプ大統領は中国への姿勢を緩めていない」とすぐに方向転換しており、マーケット参加者はトランプ政権に振り回される日々が続いております。発言は二転三転するものの、昨日クドロー米国家経済会議委員長がすぐに火消しに走ったということを考えると、トランプ政権は、もう少し強気スタンスは維持したいのだと思われます。中国側も一歩も引かないことが想定されるため、引き続き突発的なリスクオフには注視する必要がありそうです。 チャートをみるとドル円は200日移動平均線を中心に動意はなく、レンジの中でもみ合う展開が続いております。 動意づくには109円-111円を上下どちらかにブレイクしてこないと…
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    2018年6月23日
    現役為替ディーラーが何でも答えます!「みんなのQ&A」第13回 高金利で話題のトルコリラ円は本当に勝てるんですか?[井口喜雄]
    疑問をぶつける相手はいないし、調べてもよく分からない…。そんな悩みがあったら、この企画にお任せください。トレイダーズ証券の井口さんが、あなたの質問を解決します! ■「みんなのQ&A」質問リスト ・Q1. 経済指標の線引き ・Q2. ニュースとの付き合い方 ・Q3. プロトレーダーの取引環境 ・Q4. スマホやタブレットでも勝てる? ・Q5. コツコツドカンの克服方法 ・Q6. 相場を一瞬のうちに大きく動かしているのは誰? ・Q7. FXでお勧めの情報源(ニュースサイトやTwitterなど) ・Q8. FXのプロが気にする相場のアノマリーは? ・Q9. ヘッジファンドとは何者ですか? ・Q10. 経済心理学って市場と関係あるの? ・Q11. お小遣い稼ぎに適したトレード手法を知りたい ・Q12. 新人ディーラーはどうやって一人前になるの? ・Q13. 中国経済の好調不調を判断する方法とは? ・Q14. NYオプションカットはFX取引する上で注目すべき? ・Q15. 債券市場は為替相場と関係あるの? ・Q16. 金や原油など商品市場はFXと関係性あるの? ※この記事は、FX攻略.c…
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    2018年6月20日
    トルコ大統領選に向けて警戒レベルを最大に[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 米中の貿易摩擦が過熱しています。トランプ大統領は中国が報復措置を取れば2000億ドル相当の中国製品に関税をつけるとし、さらに中国側も報復措置を取ればさらなる対抗措置をとると発言したことでマーケットはリスクオフ一色の展開となっています。また、6月24日(日)にトルコの大統領選を控えてトルコリラ関連でマーケットは警戒態勢を強めています。不透明要素が強いため、警戒レベルを最大にしておきましょう。 米中貿易摩擦は限定的? 米中貿易摩擦が加熱しています。しかし、マーケットも慣れたもので極端なリスクオフにはなっていません。何度か経験してきたトランプ流のやり方で、無理難題を突き付けて落としどころを探していく手法です。 その都度リスクオフで反応しますので軽視はできませんが、今のところ下落トレンドにまで発展するようには思えません。 短期勢も売り込む理由がなくなったころショートカバーしてくるほか、日米の金融政策格差が再び意識され緩やかに上昇というシナリオがきれいです。とはいえ米中貿易摩擦がある以上、上値を積極的に攻めることもできな…
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    2018年6月15日
    現役為替ディーラーが何でも答えます!「みんなのQ&A」第12回 金や原油など商品市場はFXと関係性あるの?[井口喜雄]
    疑問をぶつける相手はいないし、調べてもよく分からない…。そんな悩みがあったら、この企画にお任せください。トレイダーズ証券の井口さんが、あなたの質問を解決します! ■「みんなのQ&A」質問リスト ・Q1. 経済指標の線引き ・Q2. ニュースとの付き合い方 ・Q3. プロトレーダーの取引環境 ・Q4. スマホやタブレットでも勝てる? ・Q5. コツコツドカンの克服方法 ・Q6. 相場を一瞬のうちに大きく動かしているのは誰? ・Q7. FXでお勧めの情報源(ニュースサイトやTwitterなど) ・Q8. FXのプロが気にする相場のアノマリーは? ・Q9. ヘッジファンドとは何者ですか? ・Q10. 経済心理学って市場と関係あるの? ・Q11. お小遣い稼ぎに適したトレード手法を知りたい ・Q12. 新人ディーラーはどうやって一人前になるの? ・Q13. 中国経済の好調不調を判断する方法とは? ・Q14. NYオプションカットはFX取引する上で注目すべき? ・Q15. 債券市場は為替相場と関係あるの? ※この記事は、FX攻略.com2018年3月号の記事を転載・再編集したものです Q…
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    2018年6月13日
    マーケットはリスクオン!乗らざるを得ない[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 米朝首脳会談が無事に終わり、マーケットはリスクオンです。ドル円は鬼門だった200日移動平均を明確に上抜けるなど111円台も視野には入る展開です。さて今週の大きなイベントの一つを無事通過したことで次は日米欧の金融政策に話題が移ります。まず今夜は27:00からFOMC、翌14日にはECBが定例理事会を行うほか、週末15日には日銀が金融政策決定会合を開催するなど、材料が満載となっており、その度に荒い値動きとなる可能性が高くなります。事前準備をしっかりしておきましょう。 米朝会談はリスクオン!この流れには素直に乗るべきか 注目度の高かった米朝首脳会談は、取り敢えず無事に終了しました。 合意文書の中身に目を向けると非核化へのスケジュールはなく、具体的な内容に踏み込むことまではできませんでした。過去に北朝鮮は非核化に関する合意を94年、05年、12年に行ったものの、全て合意を破棄した経緯があります。そのため、どこまで北朝鮮が非核化に向けて取り組むかといった点で今後も注視する必要があります。 ただ、米朝両国の首脳が初めて会談…
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    2018年6月8日
    現役為替ディーラーが何でも答えます!「みんなのQ&A」第11回 債券市場は為替相場と関係あるの?[井口喜雄]
    疑問をぶつける相手はいないし、調べてもよく分からない…。そんな悩みがあったら、この企画にお任せください。トレイダーズ証券の井口さんが、あなたの質問を解決します! ■「みんなのQ&A」質問リスト ・Q1. 経済指標の線引き ・Q2. ニュースとの付き合い方 ・Q3. プロトレーダーの取引環境 ・Q4. スマホやタブレットでも勝てる? ・Q5. コツコツドカンの克服方法 ・Q6. 相場を一瞬のうちに大きく動かしているのは誰? ・Q7. FXでお勧めの情報源(ニュースサイトやTwitterなど) ・Q8. FXのプロが気にする相場のアノマリーは? ・Q9. ヘッジファンドとは何者ですか? ・Q10. 経済心理学って市場と関係あるの? ・Q11. お小遣い稼ぎに適したトレード手法を知りたい ・Q12. 新人ディーラーはどうやって一人前になるの? ・Q13. 中国経済の好調不調を判断する方法とは? ・Q14. NYオプションカットはFX取引する上で注目すべき? ※この記事は、FX攻略.com2018年2月号の記事を転載・再編集したものです Q15. 債券市場は為替相場と関係あるの? Q1…
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    2018年6月6日
    好調な米ファンダメンタルVSリスクイベント[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 先週行われた米雇用統計のほか、直近の米経済指標結果を見てもわかるように米経済は盤石です。NYダウも堅調で年内4回の利上げ確率も40%近くまで戻りました。とはいえドル円はなかなか上昇できない展開です。上値が重い要因として週末に予定されているG7や日米首脳会談を見極めたいとの思惑があるようです。また、来週には米朝首脳会談、FOMC、ECBとリスクイベントが多く、現段階でなかなか買い一辺倒ともいきません。ビックイベントを前にしっかりと準備をしておきましょう。 好調な米ファンダメンタルVSリスクイベント 現在のドル円は「好調な米ファンダメンタルVSリスクイベント」の構図です。 好調な米ファンダメンタルを背景にロング攻めをしたいところですが、不透明なリスクイベントを通過しないことには思い切ったポジションはとれません。週末から来週にかけてのイベントを整理していきたいと思います。 週末から来週にかけてのイベント 7日(木) 日米首脳会談 午前中 8日(金) G7首脳会議 1日目 9日(土) G7首脳会議 2日目 12日(火)…
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    2018年6月1日
    現役為替ディーラーが何でも答えます!「みんなのQ&A」第10回 NYオプションカットはFX取引する上で注目すべき?[井口喜雄]
    疑問をぶつける相手はいないし、調べてもよく分からない…。そんな悩みがあったら、この企画にお任せください。トレイダーズ証券の井口さんが、あなたの質問を解決します! ■「みんなのQ&A」質問リスト ・Q1. 経済指標の線引き ・Q2. ニュースとの付き合い方 ・Q3. プロトレーダーの取引環境 ・Q4. スマホやタブレットでも勝てる? ・Q5. コツコツドカンの克服方法 ・Q6. 相場を一瞬のうちに大きく動かしているのは誰? ・Q7. FXでお勧めの情報源(ニュースサイトやTwitterなど) ・Q8. FXのプロが気にする相場のアノマリーは? ・Q9. ヘッジファンドとは何者ですか? ・Q10. 経済心理学って市場と関係あるの? ・Q11. お小遣い稼ぎに適したトレード手法を知りたい ・Q12. 新人ディーラーはどうやって一人前になるの? ・Q13. 中国経済の好調不調を判断する方法とは? ※この記事は、FX攻略.com2018年1月号の記事を転載・再編集したものです Q14. NYオプションカットはFX取引する上で注目すべき? Q14. NYオプションカット、防戦とかバリアって…