月光為替

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    2017年10月5日
    価格ベースのFXテクニカル分析|移動平均線とは?[月光為替]
    今回は、移動平均線を扱っていきたいと思います。 移動平均線はあまりにもメジャーですので、いまさらという感がありますが、今回はしっかりと移動平均線の計算方法から見直していくことで、より深いレベルでの理解を目指して行きたいと思います。 移動平均線とは? まず、そもそも移動平均線には、いくつか種類があります。何故多くの種類があるのかはさておき、まずはそれぞれの種類と計算法を見ていきたいと思います。 1.単純移動平均線(SMA) 最もよく使われる移動平均線です。t期の価格をPtとして、 SMAt = ( Pt-n + Pt-n+1 + ・・・ + Pt-1 ) / n で計算できます。 2.指数移動平均線(EMA) こちらもよく使われる移動平均線です。K = 2/(n+1)として、 EMAt = Pt-1×K + EMAt-1×(1-K) で計算できます。 3.平滑移動平均線(SMMA) こちらは、EMAを改良してつくられた、より移動平均線の傾きが平らになるように工夫された移動平均線です。 SMMAt = ( Pt-1 + (n-1)×SMMAt-1 ) / n で計算できます。 4.加重移動…
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    2017年9月28日
    価格ベースのFXテクニカル分析|プライスアクションとは?[月光為替]
    今回はプライスアクションと呼ばれるものの全般について、お話ししていきたいと思います。 プライスアクションとは? プライスアクションの定義は様々ですが、私は基本的に、「4本値が織りなす様々な幾何学的パターン」は全てプライスアクションと定義しています。 当然、どのようなプライスアクションも、それは全て価格からできたもの。そして価格とは、売買におけるコンセンサスであり、売買そのものから生まれたものです。 ですので、プライスアクションをテクニカル分析として用いる理由と目的は、「その裏にある売買の意図と、双方のポジションを持つ人たちの心理を類推する」ことにあると考えて頂ければと思います。 当然、あくまで“類推”にすぎません。そのような背景があってでき上がったプライスアクションなのか、それとも確かな演繹的な説明がつくプライスアクションなのかは一見しては区別不可能です。 ただ、それまでの相場付きや、他の分析手法と組み合わせることで、強力なツールとなることはお分かりいただけるかと思います。 プライスアクションというのは多岐にわたり、全てをこのスペースで紹介することは不可能です。より詳細に学んでいきたい…
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    2017年9月21日
    価格ベースのFXテクニカル分析|トレンドラインとは?[月光為替]
    今回は、これまたテクニカル分析における王道の一つ、トレンドラインについてお話ししていきたいと思います。 トレンドラインとは? トレンドラインはトレードをやっている方ならば一度は聞いたことがあると思います。 引き方、使い方は至極簡単で、直近の高値同士を結んで「上値抵抗線=レジスタンス」として使う、もしくは直近の安値同士を結んで「下値抵抗線=サポート」として使います。 また、この下降トレンドラインをブレイクしていけば上昇トレンドへ、そして上昇トレンドラインをブレイクしていけば下降トレンドへ、とトレンド転換の目安として用いる人もいます。 秘密のトレンドラインの引き方なんて存在しない さて、ここまではどんな入門書やブログにも載っていると思います。そして、皆が必死に「一番良いトレンドラインの引き方」だったり、「トレンドラインを用いた必勝法」を探します。 特に、ローソク足のみでトレードできるシンプルさと、シンプルを極めることがなんとなく達人っぽいということで、トレンドラインは人気です。 さて、では本当に、「秘密のトレンドラインの引き方」などというものがあるでしょうか? はっきり言いますが、そんなも…
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    2017年9月14日
    【例題】ダウ理論とサポート&レジスタンスを用いた簡単な売買ルールとその検証方法[月光為替]
    では今回は、テクニカル分析におけるちょっとした例題として、ダウ理論とサポート・レジスタンスを用いた簡単な売買ルールを見ていき、その上でどのような手順で裁量トレードの場合売買ルールを検証していくのか、そして検証における注意点を見ていきたいと思います。 売買ルールの提案 ダウ理論においてトレンドの定義は、 ・上昇トレンド:安値切り上げ、高値切り上げ ・下降トレンド:安値切り下げ、高値切り下げ  です。 では、ここで一つの売買ルールを提案します。 1.すでに上昇トレンドができている場合 エントリー:現在のトレンドにおける前回高値をブレイクしたら買い。 エグジット:現在のトレンドにおける前回安値をブレイクしたら手じまい。 2.すでに下降トレンドができている場合 エントリー:現在のトレンドにおける前回安値をブレイクしたら売り。 エグジット:現在のトレンドにおける前回高値をブレイクしたら手じまい。  3.現在トレンドができていない場合 なにもしない エントリーとエグジットをこのように決めることで、再現可能な売買ルールができあがります。 これは一つのトレンドフォロー型のルールであり、すでにできている…
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    2017年9月7日
    価格ベースのFXテクニカル分析|サポート&レジスタンスとは?[月光為替]
    今回はこれまたテクニカル分析の基本といえるサポート&レジスタンスについてお話していきたいと思います。 サポート&レジスタンスとは? サポートとレジスタンスとは、一言で言ってしまえば、「反対側の相場参加者が意識しているポイント」です。 サポートとレジスタンスは、ここに引くべきである、というような概念はありません。重要なのは、「そこで本当に不思議と値動きがひっくり返る」事実が存在するかどうかです。 例えば、よく心理的節目の一例とされる、キリのいい数字というものがあります。ドル円でいうと、100円、とか110円、とかです。 この100円などの数字の近辺では、確かに通常、そこにプライスが近づくと、一旦は跳ね返ります。これは、様々な理由によって、そこで需給がゆがむからです。 そして、重要なことは、このようなサポートとレジスタンスは、いずれ必ず破られてしまいます。 それは当然で、そのプライスで買ったり売ったりした人たちの逆指値注文が、その近くに張り巡らされているので、その節目で新規反対注文をする人が減ってくれば、何らかの理由でその逆指値に火が付き、そのままブレイクと呼ばれる勢いのいいプライスアクシ…
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    2017年8月31日
    価格ベースのFXテクニカル分析|ダウ理論とは?[月光為替]
    さて、今回はテクニカル分析の基本中の基本ともいえる、ダウ理論についてお話ししていきたいと思います。 ダウ理論とは? ダウ理論とは、19世紀チャールズ・ダウという方が株式市場における有効なトレンドの定義として考案したもので、100年以上にわたって時の試練を潜り抜けてきた、現在でも多くの投資家によって用いられる分析手法です。 ダウ理論に限らず、テクニカル分析において重要な点は、その原理原則といったものに過去においても、現在においてもあまり変化がみられないことです。当然ながら、細かなパラメータの調整の必要性はあっても、動きそのものの概念から変わってしまうようなテクニカル分析は学ぶ価値がありません。 その理由として、前回述べたように、テクニカル分析を学ぶことを有意としてくれる理論的背景に行動ファイナンス的な見地があります。 つまり、群集心理、群集行動の結果がチャートに現れるということですね。ここでいう群集心理みたいなもの、例えばプロスペクト理論でよく知られる、人間は損切りを遅くする傾向にあり、利確を早くする傾向にある、といったようなものは、100年前も、100年後も基本的には変化しないべきなの…
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    2017年8月24日
    テクニカル分析がFXトレードで重要な理由[月光為替]
    今回は「何故テクニカル分析がFXトレードで重要か」ということについてお話ししていきます。 伝統的なファンダメンタルズ分析をFXに適用させるのは不可能 まず、FXトレードにおいて、厳密なファンダメンタルズ分析というものはできません。ファンダメンタルズ分析というものは、「市場は必ず合理的な適正価格に収斂する」という哲学のもと、適正価格をファンダメンタルズの指標等で計算し、その理論値と現在のマーケットの価格との乖離度を用いてトレードを行っていく分析手法のことです。 FXは、そもそもこの合理的な適正価格というものを算出することができません。というのも、為替レートは通貨同士の交換比率であり、交換比率は需要と供給のバランスによって決まるものです。ですので、伝統的なファンダメンタルズ分析を、そもそもFXに適用させることは不可能なのです。  多くの投資家がFX取引において、ファンダメンタルズ分析を取り入れていますが、それは厳密には「ファンダメンタルズによる需給分析」と言った方が正しいでしょう。 テクニカル分析は、過去の値動きから需要と供給を読みに行く分析手法ですので、正しく言えば、FXトレードにおいて…
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    2017年8月17日
    FXに活かす日本の重要経済指標|機械受注とは?[月光為替]
    では、今回は日本独自の重要経済指標の一つである、機械受注について、お話ししていきます。 機械受注とは? 機械受注とは、内閣府が発表している主要機械メーカーに対して行っている受注調査です。ヘッドラインとして、船舶・電力を除いた民需ベースで、対前月比で発表されます。 設備投資の先行指標として代表的な指標であり、約半年の先行性があるといわれています。ただ、この指標は受注の単純合計で集計されていることから、季節要因・大口取引などで数値が振れやすく、四半期平均などグラフ化して傾向で見ておく必要があるといわれています。 発表次期は毎月10日前後、8:50の発表です。 機械受注との向き合い方 さて、こちらは紹介しておいて何なんだという話なのですが、どちらかというと株式市場において重要視される指標であり、為替がこの経済指標で大きく動くということはほぼないと考えて良いでしょう(現在の相場を動かす主要因の一つとなってしまえば話は別ですが……)。 一応有名どころで、経済指標カレンダーにも必ず記述される指標ですので紹介しましたが、まぁこんなもんかという程度の認識でいて頂ければ幸いです。 次回より「テクニカル分…
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    2017年8月3日
    FXに活かす日本の重要経済指標|日銀短観とは?[月光為替]
    前回まで米国独自の経済指標について語ってきましたが、今回は日本の重要経済指標についてお話ししていきたいと思います。第一回目は、最も注目度の高い日銀短観について。 日銀短観とは? 正式名称は、企業短期経済観測調査と呼び、日本の経済指標の中で一番注目度が高い経済指標です。 日銀(日本銀行)が、四半期ごとに企業活動の実態に関して調査を行い、発表している数値で、調査範囲は広く、対象企業は資本金をベースに大企業(資本金10億円以上)、中堅企業(同1億円以上10億円未満)、中小企業(同2000万円以上1億円以下)の3つの区分となっています。 調査項目としては、各企業の業況判断(「良い」「さほど良くない」「悪い」の3つの選択肢)の他、売り上げ・収益計画、設備投資計画など項目も広範囲となっています。 市場が注目しているのは、ヘッドラインの業況判断DIで、「0(ゼロ)」が景気の良し悪しの境目となります。 また、短観調査の項目に、各企業の想定為替レートも含まれていることから、市場では各企業の為替ヘッジ水準を推測する材料ともなります。 発表時期は、4月・7月・10月初旬及び12月中旬となります。 日銀短観と…
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    2017年7月27日
    FXに活かす米国独自の経済指標|中古住宅販売戸数とは?[月光為替]
    今回は、米国の住宅関連指標の一つである、中古住宅販売戸数についてお話ししていきます。 中古住宅販売戸数とは? 中古住宅販売戸数とは、月ごとに集計した中古住宅の販売成立件数のことで、米国の全米不動産協会(NAR)によって発表される経済指標です。 米国では、新築住宅よりも中古住宅市場の方が規模は大きいです。日本よりも持家信仰が弱い米国では、お金のかかる新築の家を購入するよりも、中古住宅を選ぶ人のほうが多いという事情があり、その割合は、なんと住宅売買のおよそ80%を占めます。 契約者への所有権移転完了ベースで集計されているため、所有権移転文書に関しての規制変更に伴い販売数と成約数で違いがみられますが、成約数でトレンドを見ていけば良いでしょう。 毎月25日、夏時間は日本時間午後11時発表で、冬時間は日本時間午後12時発表となります。 中古住宅販売戸数との向き合い方 さて、この指標とどのように向き合っていけばよいのでしょうか。 前回と同様考え方はシンプルで、中古住宅販売戸数が伸びていれば景気が回復しており、鈍化してれば景気が悪化してきていると考えられます。 ですので、ポジティブであればドル買い要…