井口喜雄

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    2020年9月9日
    再び合意なき離脱懸念!?ポンドは如何に[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ナスダック続落、リスクオフのマーケット 米主要3指数が続落しています。先週からソフトバンクグループが大量のコールオプションを取引するなど株式市場に警戒感が強まるなか、昨日はテスラがS&P500の構成銘柄に採用されなかったことで下げ幅を拡大させました。特にナスダックは4%以上の大幅下落で3日間合計では約10%も暴落しており、調整局面入りしたように感じます。コロナ相場で付けた3月の安値6,631ドルから9月の高値12,056ドルの38.2%まで押すようなことがあれば9,986ドルくらいまでの調整は考えておきたいところです。 為替ですが、株が崩れているため、クロス円はどうしてもダウンサイドを警戒しながらになります。ただ、ドル円は105円-107円のレンジを抜けられず方向感が出せないため、リスクに感度の高い豪ドル円売りを検討しています。また、米大統領選も残り2か月を切り、対中国への圧力は高まる可能性も追い風となりそうです。 再び合意なき離脱懸念!?ポンドは如何に 昨日、英ジョンソン首相はEUと昨年結んだ離脱合意を一方的…
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    2020年9月2日
    ユーロは調整局面?1.20ドルをバックに打診売り[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ドル円はレンジ内でうまく立ち回りたい 今週は安倍首相辞任のニュースから円主導でマーケットを動かす場面もありましたが、安倍首相にもっとも近い菅官房長官が大本命となったことでドル円は再び方向感を失っています。FRBが長期間のゼロ金利を容認しており、ドル安の地合いは変わらないものの、ゼロ金利は米株高にも繋がるため、リスクオンの円安にもなりやすく、ドル円の動きは鈍いままです。 そろそろ上下どちらかに振れてほしいところですが、膠着状況を抜け出す材料は見えていないので105円~107円のレンジ内で押し目や、戻りを叩いていくオペレーションになります。レンジの期間が長いのでブレイクした場合は瞬間的に買い(売り)込まれることはありそうですが、今週金曜日に発表される米雇用統計までは上昇(下落)し続けることはないように思います。 ユーロは調整局面?1.20ドルをバックに打診売り ドル円で膠着状態が続いている一方でユーロドルは1.20ドルの攻防となっています。昨日のNY時間には短期勢の仕掛け的な動きから一時1.20ドルをブレイクするな…
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    2020年8月26日
    ジャクソンホールで方向感を示せるか[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 注目のジャクソンホール ドル円は米株高を背景に106円台を回復しています。とはいえここ数か月のコアレンジ105円から107円付近での推移となっており、トレンドは作れていません。そうしたなか、明日はジャクソンホール会議が予定されており、過去には元FRB議長のバーナンキさんやイエレンさんが新しい金融政策を発表して大きなトレンドを作ってきただけにボラティリティの上昇を期待したいところです。取り急ぎ明日のジャクソンホール会議を控えて現時点では中立スタンスからポジションを縮小していきたいと考えています。 フォワードガイダンスについて言及があるか ジャクソンホールは毎年異なるテーマに基づいて各国中銀トップや金融財政当局トップがディスカッションや講演を行います。今年のテーマは「今後 10 年間の舵取り:金融政策の意義」です。新型コロナウイルスの影響で世界経済が荒れる中、今後10年先を見据えてどのように回復から成長への道筋を立てていくのか、その発言内容が注目されます。特に、パウエルFRB議長が金融政策の枠組み見直しのテーマで行…
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    トレイダーズ証券「みんなのFX」のツール紹介第1弾|市場心理指数を基に通貨強弱を点数化!最新のマーケット分析ツール「ヒートマップ」がリリース!
    2020年8月25日
    トレイダーズ証券「みんなのFX」のツール紹介第1弾|市場心理指数を基に通貨強弱を点数化!最新のマーケット分析ツール「ヒートマップ」がリリース!
    ※ ヒートマップはスマホアプリのみ利用可能 プロの分析ツールが個人でも使える時代に  トレイダーズ証券が2020年7月4日に「みんなのFX」に投資支援ツール「ヒートマップ」を新規導入した。このヒートマップはリフィニティブ・ジャパン社が提供している市場心理指数を基に、通貨ごとの強弱が一目で分かるよう可視化したツールとのこと。  この市場心理指数とは世界中のニュースや重要人物のSNSをテキストマイニングし、市場にどのような影響を与えるのかを予測する最新の分析プログラム。例えば「米国 感染者数 増加」というワードに対して、ドルがポジティブに動くか、ネガティブに動くかを分析するといった具合だ。  また、このリフィニティブ・ジャパン社の市場心理指数は約4000社もの機関投資家が利用している指標でもあるとのこと。要するに、このヒートマップとは、プロが使っている分析ツールを個人トレーダーがより使いやすくなるようカスタマイズしたものといっていいだろう。  仕組みとしては、市場心理指数を参考にスコア化。トレイダーズ証券市場部長の井口喜雄氏によれば「1から−1で指数化されており、バズワードがあると加点され…
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    2020年8月19日
    円、ユーロは節目を巡る攻防[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 円、ユーロは節目を巡る攻防 ドル安の流れに変化はありません。 米中対立を巡ってトランプ大統領は昨日、通商協議の延期は自らが決めたことを明らかにし、今は中国とは話したくないと語りました。トランプ大統領は11月の米大統領選挙を控え、対中国への強硬路線にかじを切っており、ファーウェイに対して半導体の供給を禁止したほか、中国のSNSアプリTikTokやWeChatの使用を禁止するなど中国IT企業に対する締め付けを強化しており、今後もその流れが続きそうです。 また、米追加経済対策を巡る米与野党協議が進展しないことで、法案成立が来月にずれ込む可能性が高まっており、こちらもドル安要因となっています。さらに安倍首相やバイデン大統領候補の健康不安報道もあってリスクオフのモメンタムとなっています。本日も仲値前にドル円は一時105.19円、ユーロドルは1.1952ドルまでドル安が進んでおり、いずれも105円、1.20ドルといった節目の攻防にも備えておきたいところです。 押し目待ちに押し目なし? マーケットにはネガティブな材料が増えて…
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    現役為替ディーラーが、話題のアノ人と語り尽くす Trader’s対談|ゲスト 山中康司 後編[トレイダーズ証券みんなのFX 井口喜雄]
    2020年8月14日
    現役為替ディーラーが、話題のアノ人と語り尽くす Trader’s対談|ゲスト 山中康司 後編[トレイダーズ証券みんなのFX 井口喜雄]
    【前編はこちら】 ・現役為替ディーラーが、話題のアノ人と語り尽くす Trader’s対談|ゲスト 山中康司 前編[トレイダーズ証券みんなのFX 井口喜雄] 大相場のときにはトレードを止める 井口 2020年3月19日現在、新型コロナウイルスの影響で相場が大荒れですが、このような大相場にはどのように対応したらよいのでしょうか? 山中 「休むも相場」という格言があるように、無理をしてはいけません。もし自分の思惑と違う方向に動いたら素直にあきらめることです。あきらめずにナンピンしてしまうのが最悪のパターンです。自分が間違ったらその間違いを素直に認めて止め、それは忘れて次に行きましょう。そして相場で何が起きているのか、なぜ動いているのかを把握しましょう。  今の相場状況は単純です。世界の工場と呼ばれる中国から新型コロナウイルスの感染拡大が始まったことで、中国を中心に世界中のサプライチェーンがおかしくなり、次に人の移動がおかしくなりました。物も人も動かなくなった状況というのは何をやってもダメなので、今は耐え忍ぶときです。各国も景気対策をしていますが、すぐには良くならないと思います。  今回の新型…
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    2020年8月5日
    ドル安トレンドは継続か[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ドル安トレンドは継続か 今週に入りドル円は一時106.46円まで上昇するなど反発を見せています。ドル売りと考えているプレイヤーが多いだけに局地的にはショートポジションをふるいにかける場面がありそうです。しかし、この動きを見てドル安の流れが止まったと判断することは早計かもしれません。 米国の実質金利はマイナス圏に低下しており、米ドルから株式・商品にシフトする動きが加速しつつあり、足元では、8月4日(火)にナスダック総合指数が再び最高値を更新したほか、金価格が史上初の1オンス2,000ドルを突破しています。圧倒的な米金融緩和から日米金利差は43年ぶりの低水準となっており、ドル円の売りが出やすい地合いであることは変わりないでしょう。ただし、104円台は本邦財務省も口先介入してきますし、GPIF(年金積立金管理運用)のドル買いも気になるところです。下値の深いところで捕まりたくはないので短期でショートポジションを攻落ちしていくイメージで臨みます。 トランプ大統領、米雇用統計の結果をリーク!? 今週金曜日に予定されている米…
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    2020年7月29日
    毎年恒例?夏にクラッシュはあるのか[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ドル円は105円をブレイク ドル安が加速したことで為替にもやっと動きが出てきました。ドル円は心理的な節目として意識された105円をブレイクして一時104.95円まで下値を拡大させています。ドル安の背景には米中対立、米感染拡大、FRBの異次元金融緩和などがありますが、どれもすぐに改善できる材料ではないので今後もジリジリとドルが売られる展開が続きそうです。また、あしもとの値動きを見ると「リスクオフのドル買い」はあまりワークしておらず、「リスクオフの円買い」といういつものマーケットに戻りつつあるようです。 FOMCで大きくドルが買われるイメージはつきにくい 本日の27:00はFOMCが予定されており、内容次第では上下に振らされる展開となります。しかし、前回のFOMCから米コロナ感染者数が拡大していることを考えると、米経済の見通しはネガティブで、異次元金融緩和継続となり、大きくドルが買われるイメージはつきにくいです。ドル円は105円ミドルから106円にかけて上昇局面があれば戻りを狙いたいと考えます。 毎年恒例?夏のクラ…
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    2020年7月22日
    ユーロドルは次のステージへ ドル円は…[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 ユーロドルは次のステージへ 昨日はEU復興基金案合意やコロナウイルスのワクチン開発進捗を受けてNYダウが上昇しました。リスクオンのモメンタムからドルが売られ一時ドル円は106.68円まで下落し、ユーロドルは1.1541ドルまで上昇する展開となっています。 ユーロドルは重かった1.145ドルを上抜けて1.150ドル台まで上昇しており、チャートを見ても勢いがつきそうな形となっています。テクニカル的にユーロドルの立ち位置は改善されており、中長期のコアポジションであれば、ロングキープでもよさそうです。ただし、短期であればここからロングとするには少し抵抗があります。IMMのユーロロングが積みあがっているほか、材料出尽くし感もあり、一旦ポジションはスクエアにして様子を見てみたいと思います。 英FTA交渉に注目 ユーロ同様にポンドも徐々にボラティリティが出てきており、英FTA交渉に注目です。 本日早朝に英メディアが英国・EU間のFTA交渉の合意が難しいとの観測記事を出しており、再び「合意なし」への警戒感が強まる可能性に注意し…
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    2020年7月15日
    ユーロは正念場 次のステージへ行くことができるか!?[井口喜雄]
    トレイダーズ証券の井口喜雄による【Dealer’sEYE】をお届けします。 リスク要因混在も株高は止まらず NYダウは引き続き堅調に推移しています。昨夜はこれから本格化する米主要企業の決算を前に業績期待から買いが入ったほか、米モデルナ社が新型コロナウイルスへのワクチン開発に前進とポジティブなヘッドラインが流れたこともNYダウの上昇に拍車をかけているようです。 一方で本日早朝にはトランプ大統領が香港国家安全維持法を巡る中国制裁法案に署名とのヘッドラインが流れているほか、南シナ海をめぐる米中対立、不透明な米大統領選、コロナ第二波など、リスク要因も混在しております。もちろん株高にはついていかなければなりませんが、局地的にやってくる急落リスクには常に備えておく必要がありそうです。 ドル円は再びレンジへ マーケットにはヘビー級の材料が混在しているものの、ドル円はなかなか方向感が出てくれません。106.60円~108.00円のレンジを意識しつつ、ブレイク時はそれなりのスピードがでそうなので、短期でついていくオペレーションを考えています。 ユーロは正念場 次のステージへ行くことができるか!? もっと…